NUCは一台欲しいけれど使いどころが思いつきません、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
マザーボードからグラフィックカードまで、PCのメインパーツを主に手がけているGIGABYTEから第8世代Intel CPU(Kaby Lake Refresh)を搭載したNUCが発表されました。
スペック
メーカー | GIGABYTE | GIGABYTE | GIGABYTE | GIGABYTE |
型番 | GB-BRi5-8250 | GB-BRi5H-8250 | GB-BRi7-8550 | GB-BRi7H-8550 |
価格 | ||||
発売日 | ||||
幅 | 112.6mm | |||
奥行き | 119.4mm | |||
高さ | 34.4mm | 46.8mm | 34.4mm | 46.8mm |
容量 | 0.46L | 0.63L | 0.46L | 0.63L |
CPU | Intel Core i5-8250U | Intel Core i7-8550U | ||
CPU世代 | 第8世代 | |||
ベース周波数 | 1.6GHz | 1.8GHz | ||
バースト周波数 | 3.4GHz | 3.7GHz | ||
グラフィックチップ | UHD 620 | |||
コア/スレッド数 | 4/8 | |||
TDP | 15W | |||
チップセット | ||||
メモリインターフェイス | SO-DIMM DDR4-2400 | |||
メモリスロット | 2 | |||
メモリ最大 | 64GB | |||
ECC対応 | × | |||
ストレージ | × | |||
SATAポート数 | × | 1(<9.5mm) | × | 1(<9.5mm) |
M.2 | Key M(2280) Key E | |||
mSATA | × | |||
USB2.0(内部) | × | |||
USB2.0(外部) | × | |||
USB3.0(内部) | × | |||
USB3.0(外部) | Front x 1(Gen2) Rear x 2(3.0) | |||
USB type-C | Front x 1(Gen2) | |||
SDカード | × | |||
LAN | 1Gb x 1(Intel i219V) | |||
Wi-fi | 802.11ac | |||
Bluetooth | 4.2 | |||
D-Sub | × | |||
DVI | × | |||
HDMI | Rear x 1(2.0) | |||
4K対応 | 4K/60Hz | |||
DisplayPort | Rear x 1(miniDP 1.2a) | |||
シリアルポート | × | |||
S/PDIF | × | |||
オーディオジャック | Front x 1 | |||
サウンドチップ | Realtek ALC255 | |||
光学ドライブ | × | |||
PCI-Eスロット | × | |||
eSATA | × | |||
赤外線 | × | |||
Optaneメモリ対応 | × | |||
最大消費電力 | ||||
電源 | 65W / 19V | |||
ノイズレベル | ||||
VESA | 75×75,100×100 | |||
付属品 | ||||
その他 | デュアルアレイマイク |
特徴
今回発表された「BRIX」4モデルは、Intelが提唱するNUCフォームファクタ(10.16cm四方のマザーボード)に類するミニPCの中で(BRIXのマザーボードは105mm×110mm)、第8世代Intel CPU(Kaby Lake Refresh)を搭載したものとしては、先日紹介したIntelの「NUC7i7DNKE/NUC7i7DNHE」に続いて2例目となります。
一番の特徴はKabyLake-R世代となったことで、CPUが4コアになったことでしょう。
というか、それ以外は前世代とほぼ変わりありません。
インターフェース類です。画像は2.5インチ無し版ですが、2.5インチ版も同じです。
2.5インチ有り版では、2.5インチトレーは底面に設置します。インターフェースの位置から底面側に厚くなっているのが分かります。
ストレージ及びメモリは底面からアクセスできます。
が、2.5インチ有り版だと底面には2.5インチトレーがくるので、上の画像はフェイクですね。
公式ページに掲載されているものなんですけど、気付いてないんでしょうか…
まとめ
GIGABYTEの「BRIX」はちょっとした差異でモデルがいくつも存在します。
例えば第7世代のCore i7で言えば
・GB-BKi7A-7500
・GB-BKi7HA-7500
・GB-BKi7T-7500(Thunderbolt3搭載)
・GB-BKi7HT-7500
・GB-BKi7T2-7500(USBの一部がType-Cに)
・GB-BKi7HT2-7500
の計6モデルがあります。内3モデルは2.5インチスロットモデルなので実質的には3種類ですが、新モデルが発表されるたびに改良が加えられています。
今回発表された4モデルは一番最初の標準モデルとでも呼ぶべきものになるので、第7世代の前例を見るに、今後Thunderbolt3搭載版が出てくるものと思われます。
Thunddrbolt3はUSB3.1 Gen2の10Gbpsの4倍となる40Gbpsでのデータ転送が可能です。最近流行りつつ(?)ある外付けGPU BOXなどは、ほぼThunderbolt3となっています。
拡張インターフェースのドッキングステーションなども、Thunderbolt3対応のものが増えてきています。
実際のところ、日常用途ではそこまでの帯域が必須となることは少ないのですが、それでもあるにこしたことはありません。
前回のGB-BKi5A-7200からGB-BKi5T-7200へのモデルチェンジのタイミングを見ると5ヶ月でしたので、Thunderbolt3搭載版の登場は夏頃じゃないかなぁと。
紹介しておきながら言うのも何ですが、今すぐに欲しいというわけでないのなら、もうしばらく待ってみるのも手かと思います。
なお、Thunderolt3についてはIntelが2017年5月に、2018年にコントローラーをCPU内蔵にしてロイヤリティフリー及び技術仕様を公開することを宣言していますが、記事公開時点(2018年3月4日)ではいずれも実施されていません。
関連リンク
GB-BRi5-8250(rev.1.0)※英語サイト
GB-BRi5H-8250(rev.1.0)※英語サイト
GB-BRi7-8550(rev.1.0)※英語サイト
GB-BRi7H-8550(rev.1.0)※英語サイト
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