2018年9月7日、PCショップの「FRONTIER」を運営するインバースネットが、狭ベゼルの14インチノート「NSM」シリーズを発売しました。
スペック
メーカー | Frontier |
名称 | NSMシリーズ |
発売日 | 2018/09 |
定価 | 99,800円〜 |
実売価格 | |
価格条件 | |
CPU | core i5 8250U core i7 8550U |
メモリ | 8GB/16GB |
メモリ規格 | DDR4-2400 |
メモリ増設 | × |
2.5inch | – |
M.2 | 256〜512GB(SATA) |
画面 | 14.0インチ |
解像度 | 1920*1080 |
ベゼル幅 | 細 |
表面 | |
タッチ対応 | × |
グラフィック | Intel UHD620 |
光学ドライブ | |
USB2.0 | – |
USB3.0 | 2 |
USB3 Type-C | 2(3.0) |
USB PD | – |
HDMI | 1 |
LANポート | – |
wi-fi | 812.11ac(1×1) Intel AC3168NGW |
Bluetooth | 4.1 |
office | △ |
カードリーダー | SDXC |
Webカメラ | 92万画素 |
赤外線カメラ | × |
NFC | × |
指紋センサー | ○(タッチパッド左上) |
Windows Hello | ○ |
オーディオジャック | ○ |
マイク | ステレオ |
スピーカー | 2W+2W |
スピーカー位置 | |
サウンド | |
キーピッチ | 19.2mm |
キーストローク | 1.15mm |
キーボードバックライト | ○ |
バッテリー | 50WHr |
稼働時間 | 10.0Hr |
ACアダプタ | 65W / 19V |
充電時間 | 3.0Hr |
急速充電 | |
幅 | 322mm |
奥行き | 222mm |
高さ | 15.95mm |
重量 | 1.2kg |
開口角度 | 180° |
カラー | |
その他特徴 |
特徴
「NSM」シリーズはやや物足りない仕様の第8世代Core CPU搭載モバイルノートです。
ディスプレイは狭ベゼルの14インチです。筐体幅322mmに対して14インチディスプレイの幅は310mmなので、ベゼル幅は6mmということになります。
インターフェースです。
右側はケンジントンロック、SDXCカードリーダー、USB Type-C、USB Type-A×2となっています。
左側は電源、HDMI、USB Type-C、オーディオジャックの並びです。
USBは残念ながらすべて3.0です。
USBとかのアイコンプリントは色飛びしていて、画像では確認しづらくなっています。
ディスプレイは180度まで開きます。180度というか…183度くらいな気もしますが。
カメラ部はディスプレイ下部となり、ステレオマイクを内蔵しています。赤外線カメラはなく、指紋リーダーで”Windows Hello”に対応しています。
キーボード部です。
ここまでの説明でも薄々気づいていましたが…これ、MSI「PS42」ですね。
これを前提としてみると、インターフェースも全く同じであることがわかります。
違うのは”GeForce MX150″搭載の有無くらいです。
日本語キーボードはグローバル版と共通の金型を使っているのか、キー配置がかなり独特です。
慣れれば気にもならなくなりそうですが、左寄りのタッチパッドは人によっては気に入らないかもしれません。
背面です。右側の排気口が塞がれていることがわかります。また、天板には何のロゴもなくまっさらとなっています。これは好きな人多そう。
下の画像はMSI「PS42」のものですが、画像左側(後ろから見ると右側)のヒートパイプが2本ある方が”GeForce MX150″のチップ及び冷却装置であるので、そちらが塞がれていることになります。
MSIはゲーミングノートを製造している関係から冷却には自身を持っており、「PS42」シリーズの冷却システムも「Cooler Boost 3」と名付けています。
「NSM」シリーズの場合はいうなれば「Cooler Boost 3(簡易版)」といったところでしょうか。
まとめ
MSIのノートPCってOEMしてたんですね…
でも考えてみるとMSIはもともとOEM供給の多い会社なので、ノートPCが例外ということもないでしょう。
特に国内ではノートPCブランドとしてのMSIは知名度もシェアも低いので、OEM提供の方向に向かうのはおかしくはないです。
実のところ先にこちらの記事を書き始めていたのですが、途中で「あれ?」と感じて調べたらドンピシャで、慌てて「PS42」の記事を書いたので、続けての記事となっているという経緯があったりします。
「NSM」シリーズの価格は99,800円からと10万円を切っています。「PS42」シリーズがほぼ12万円からということを考えると、2万円ほど安いです。
前述の通り、違いは”GeForce MX150″搭載の有無くらいなので、2万円差をどう見るかですが、4Kディスプレイをつなぐ予定がなければ”GeForce MX150″がなくても問題ないと思います。
4K表示は内蔵の”Intel UHD 620″だとかなり辛いです。マウスカーソルが飛びます。
もう一点、保証やサポート面も抑えておく必要があります。
「NSM」シリーズはFRONTIER直販で、標準で1年保証と電話サポートがついてきます。オプションで3年保証(プラス1万円)、月額(480〜1780円)でトラブル診断、工賃無料、代替機貸出などの安心サービスがあります。
グラフィック性能かサポートか、必要としているものが何かを考えて選ぶといいと思います。
コメント
海外だとMX150なしのPS42が用意されてるので、それの流用でしょうか。(PS42 8M-064)
天板のドラゴンのロゴが嫌な人にも良さそうです。
ただ、PS42はamazonのセールで99800円になることがあるので、時期によっては価格的な優位点は小さくなりそうかなと思います。
コメントありがとうございます。
大手並みの販売量があるならともかく、一社の為に追加設計するとは思えないので、海外版の流用だと思います。
タイムセール価格までは見ていませんでした。情報ありがとうございます。
また、他メディアのため記事内では取り上げませんでしたが、AKIBA PC Watchの宣伝記事にMX150有効/無効を含めたわかりやすいベンチマークなどが掲載されています。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1133765.html