2020年2月7日、ASUSはDVDスーパーマルチを内蔵した15.6インチのスタンダードノート「X545FA」を発売いたしました。
スペック
CPU | Core i7-10510U Core i3-10110U |
---|---|
メモリ | 8 GB |
ストレージ | 512GB(M.2 NVMe) |
wi-fi | 802.11ac+BT5.0 (Intel AX200) |
画面 | 15.6インチ FHD ノングレア |
サイズ | 360.2×234.8×23mm |
重さ | 1.9kg |
ラインナップ
スペック | 価格 |
---|---|
99,818円 | |
78,000円 |
特徴
「X545FA」を一言で言うと、「6〜7年前のスタンダードと現在のスタンダードをちゃんぽんにしたリビングノート」でしょうか。
ここ最近のASUSは2画面な「ZenBook Pro Duo」だったり、液晶タッチパッドな「ZenBook 13/14」だったり、ナンバーパッドな「ZenBook 13」だったりと目を引くような特徴を持った製品を多く発表していました。
ASUSでのスタンダード系は「VivoBook」シリーズです。
がじぇっとりっぷはスタンダードにも持ち歩き可能なモバイルスタンダードと据え置きメインなリビングスタンダードがあると思っていて、昔で言えば東芝の「Qosmio」シリーズなどがリビングノートにあたります。AVノートなんて言い方もありましたね。
対して薄型化の進んだ「VivoBook」はがじぇっとりっぷの勝手分類ではモバイルスタンダードになりますが、光学ドライブを内蔵した「X545FA」はAVノート的な位置づけのリビングスタンダードになり、これはASUSとしては久しぶりじゃないかと思います。
CPUは第10世代Comet LakeのCore i3-10110U、またはCore i7-10510Uです。
Core i3かCore i7かという極端な選択肢も昔のリビングノートっぽいですね。
メモリは8GB固定です。内部的に増設できるかは不明です。
ストレージは512GB M.2 SSDですが、PCIe3.0 x2接続なので片方向2GB/sが上限です。
まぁ、SATA接続よりは十分早いですが…
こちらも換装は可能でしょうが、PCIe3.0 x4接続にできるかは不明です。
実機レビューを見ると、2.5インチストレージも搭載できるようです。
フロント画像です。
ベゼル幅は7.2mmと、最近のモバイルノート(約5mm)よりは太いですが、十分に狭額ベゼルの範囲です。
カメラもスタンダードなのでIRカメラはなく、さらに言うと30万画素と一世代前の性能です。
インターフェースは6〜7年前のノートを彷彿とさせる並びになっています。
USBは3ポートありますがType-Cはなく、右側(光学ドライブ側)はUSB2.0です。これは有線マウス用ですね。
光学ドライブは最近では使うことも少なくなりましたが、お子様がいる家庭だと結構現役かと思います。
テレビ本体で録画できるようになって、DVD/ブルーレイレコーダーも置かなくなったという家では重宝するかもしれません。
キーボードは一枚板の上にアイソレートキーが並んでいます。
画像は英語配列ですが、スペック表には102キー日本語キーボードと書かれているので、開けてみたら英語配列キーボードだったということはないでしょう。
ちなみに排気は最近多い”ディスプレイに沿って排気”ではなく、昔ながらの”ディスプレイの後ろに排気”タイプです。
カラーはスレートグレーとトランスペアレントシルバーの2色があります。
それぞれCore i3とCore i7があるのでバリエーションは4モデルになります。
販売店舗
まとめ
「X545FA」はリビングスタンダードのどまんなかとも言えるスペックのモデルです。
キャッチコピーは「家でも外でも、毎日に丁度いい」ですが、重量約1.9kgは外には向かないと思います。
価格は税抜き78,000円からと安く、Core i7モデルでも税別10万円以下です。
ブルーレイではなくDVDマルチという点がちょっとマイナスですが、リビングにポンと置いて共有PCとするにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
なお、公式サイトからの注文では2月28日(金)15:00注文分まで、保証期間を無料で1年追加するキャンペーンを実施しています。
関連リンク
ASUS X545FA:ASUS Store
コメント