中国では11月11日に大規模なセールを行っています。
もともとは中国の「独身の日」という記念日で、中国語では「双十一(W11)」と呼ばれていました。
そこに目を付けたのがアリババ(阿里巴巴)で、独身者が買い物を楽しめるようにと2009年にセールを始めたのが最初でした。
今では中国EC業界の一大イベントにまで成長し、2019年にはアリババグループの売上(流通総額)が2680億元(約4兆1000億円)と、楽天の2019年度の流通総額(3兆9000億円)をわずか1日で上回るほどの規模になっています。
当然、セールも盛大なわけで、この記事ではAliExpressでいい感じのものをピックアップしたいと思います。
AliExpressのセールは2020年11月11日17:00~11月13日04:59の日程で行われます。
AliExpressのアカウント登録から住所・カード登録、購入までの流れは下の記事を参照ください。

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ガジェット系が関係しそうなのはこのあたりでしょうか。
ピックアップ
AliExpressはドル建てのため、レートの変動によって価格が多少上下します。
また、クレジットカード会社によってはドル両替手数料を取られることもある点、ご注意ください。
GPD Win MAX
トップバッターはがじぇっとりっぷでもレビューしたGPD「Win MAX」です。
国内ではいまだ値下がりはしておらず、108,000円(税込)で販売されています。
ノートPCの場合は関税はかかりませんが、消費税を取られる場合があります。それでも1万円くらいは安いですね(その代わり特典セットはありませんが)。
…そういえばがじぇっとりっぷのレビューした奴は消費税は特に取られなかったような…
なお、他のGPD製品もセール価格です。
GPD P2 MAX: 84,920円 → 73,597円
GPD MicroPC: 44,289円 → 38,384円
GPD Pocket2: 57,769円 → 50,708円
CHUWI Gemibook
CHUWI「Gemibook」はCeleron J4125に16GBメモリ+512GB SSDで4万円切りという、なかなかなスペックのノートPCです。
Celeron J4125はPassMarkのCPUマルチスレッドスコアではCore m3-8100Yを上回っています。
ディスプレイもまた変わっていて、14インチで2160×1440という、アスペクト比が3:2なディスプレイをしています。
セール価格は379.99ドルですが、ストアクーポン(10ドルオフ)が使えるので、369.99ドルで購入することができます。
他にも以下のような製品もあります。
CHUWI HiPad X: 26,744円 → 20,860円
CHUWI LarkBox: 25,674円 → 18,555円
BlackView BV9900 Pro
がじぇっとりっぷが割と本気で気になっていたサーマルカメラ付きスマホもセール対象になっています。
発売特価でも439.99ドルだったので、だいぶ安くなっていますね。
NanoPi R2S
がじぇっとりっぷはSBC(シングルボードコンピューター)もメインの一つなので、SBCも紹介します。
「NanoPi R2S」はRockchip RK3288に1GB RAMで、実測941Mbpsの1GbEを2ポート持った小型SBCです。
本家ではベアボード(ケースもヒートシンクもなし)で22ドル、プラケース3ドル、メタルケース6ドルですが、送料が最低でも10ドルかかります。
上のリンクから行くとプラケース付きで30.23ドル(3,234円)かつ送料無料なので、本家で買うより2割ほど安くなります。
また、画像のメタルヒートシンクケースは本家にはないオリジナルのようで、熱がこもりやすいプラケースより安定した動作が見込めます。
Khadas VIM3L
なぜかここ最近妙にPVの増えているKhadas「VIM3L」もオフィシャルストアがセールをしています。
「VIM3L」はAmlogic S905D3を搭載し、1.2TOPSのNPUが付いた、AI開発に使える安価なSBCです。
ケースとヒートシンク、リモコンの付いた「VIM3L HTPCキット」は8,183円です。
よりハイパワーな5.0TOPS NPU内蔵のAmlogic A311Dを搭載した「VIM3」は14,976円 → 12,729円です。
Dual 2.5″ SATA Shield for Pi 4B
割引率は低いのですが、がじぇっとりっぷ的にヒットしたので紹介。
ラズパイ用の2.5インチストレージ×2増設キットです。
さらにオプションを追加していけばケースが付いたりバッテリーが付いたりと、階層を重ねていくのが画像を眺めているだけでも面白いです。
Teclast P80X
「Teclast P80X」は「Fire HD 8」に近い機種で、8コアCPU(SC9863A)に2GB RAM、16GB ROM、ディスプレイは8インチ1280×800と、「Fire HD 8」と比べても優れたところのないスペックです。
ただ一点だけ、4G LTEに対応している点が「Fire HD 8」に対する優位点です。
なお、実質日本では使えない3G対応な「Teclast P80h」は2GB RAM/32GB ROMで64.97ドルなので、4G LTEは使わないよという人はこちらの方がいいかもしれません。
UGREEN HiTune T1
最後は、日本ではHDDケースなどでおなじみUGREENのワイヤレスイヤホンです。割引率がなかなかえぐいです。
UGREENのワイヤレスイヤホンはもう一種類あるのですが、Amazonで1500円オフクーポンが付いていて、そっちの方が安いんですよね…
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