この中身で7万円スタート!DELL「Inspiron 14 5410」はワンランク上のTigerLake-Hノート

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2021年4月13日、DELLはIntel第11世代Core H CPU(コードネーム:Tiger Lake H35)を搭載した14インチノート「Inspiron 14 5410」を発売いたしました。

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スペック

■Inspiron 14 5410
CPUCore i7-11730H
Core i5-11300H
メモリ8~16GB DDR4-3200
ストレージ256GB~1TB NVMe SSD
画面14.0インチ IPS FHD
インターフェースUSB Type-C(Gen2/TB4)×1
USB 3.0×2
HDMI
microSDXC
オーディオジャック
wi-fi802.11ax+BT5.0
サイズ321.27×212.8×17.99mm
重さ1.461kg
詳細スペックを見る
メーカーDELL
名称Inspitron 14 (5410)
発売日2021/04
定価90,882円~
実売価格71,176円~
価格条件税抜・配送料込
1万円&20%off
CPUCore i7-11370H
Core i5-11300H
グラフィックIris Xe
メモリ8 / 16GB
メモリ規格DDR4-3200
メモリ増設最大32GB
2.5inch×
M.2256GB〜1TB(NVMe)
画面14.0インチ
解像度1920×1080
ベゼル幅
表面ノングレア
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.0
USB3.02(Gen1)
USB3 Type-C1(TB4)(i7モデル)
1(Gen2)(i5モデル)
USB PD
HDMI1.4b
LANポート
wi-fi802.11ax
Bluetooth5
office
カードリーダーmicroSDXC
Webカメラ720p
シャッター付き
赤外線カメラ
NFC
指紋センサー
Windows Hello
オーディオジャック
マイクステレオ
スピーカー2W
スピーカー位置底面手前
サウンド
キーピッチ19.05mm
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー54WHr
稼働時間
ACアダプタ65W
充電時間4.0Hr
急速充電60分80%
321.27mm
奥行き212.8mm
高さ17.99mm
重量1.461mm
開口角度135°程度
カラープラチナシルバー
ピーチダスト
その他特徴リフトヒンジ

特徴

「Inspiron 14」はDELLの主力シリーズの一つで、H35でないTiger Lakeで360度回転ディスプレイな「5410 2-in-1」、AMD Ryzen 5000シリーズを搭載した「5415」、Ryzen 5000シリーズかつ360度回転ディスプレイな「7415 2-in-1」が同時に発売されています。

「Inspiron 14 5410」の前世代にあたるのは「Inspiron 14 5402」で、ボードからして変更されており、だいぶ中身が変わっています。

CPUはTiger Lake H35

「Inspiron 14 5410」に搭載されるCPUは、TDP35W(cTDP28~35W)なゲーミングノート向けCPU、Core i7-11370HまたはCore i5-11300Hです。スペックシート上では下位にCore i3-1125G4の名前が見えますが、ラインナップには用意されていません。

CPUPassMark
Ryzen 7 5700U(8C/16T)161532483
Ryzen 7 4700U(8C/8T)138072576
Ryzen 5 5500U(6C/12T)138022515
Core i7-11730H(4C/8T)129013210
Core i7-10750H(6C/12T)125762738
Core i7-1165G7(4C/8T)116123090
Ryzen 5 4500U(6C/6T)112782474
Core i5-11300H(4C/8T)110952807
Core i5-1135G7(4C/8T)99022750
Core i5-10300H(4C/8T)90272653
Core i3-1125G4(4C/8T)89962563
Core i7-1065G7(4C/8T)89922504
Core i5-1035G1(4C/8T)79642390

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

PassMarkスコアでは同じ4コア8スレッドということもありCore i7-1165G7、Core i5-1135G7より1割程度高いスコアにとどまっていますが、それでもCorei5-11300HはRyzen 5 4500Uと肩を並べる性能となっています。
劇的な性能アップこそしていませんが、着実に性能を向上させています。

メモリとストレージ

「Inspiron 14 5410」のメモリは8GBまたは16GBのDDR4-3200で、2スロットタイプなので増設可能です。

ストレージは256GBから1TBのM.2 SSDで、上の画像でも見て取れますが、シングルストレージです。
前世代の「Inspiron 14 5402」ではバッテリー容量が少し少ない(といっても53Whrありましたが)代わりにSSDスペースがあり、デュアルストレージができただけにこの点はちょっと残念です。

その他

Wi-fiは802.11ax(Wi-fi 6)対応のIntel AX201、バッテリーは4セルの54WHrです。ExpressChargeに対応し、60分で最大80%の急速充電が可能です。

キーボードは少しだけ大型化してキーピッチが19.05mm(前世代は18.7mm)となり、打鍵のしやすさが向上しています。

Webカメラは変わらず720p。毎回言及している気がしますが、いつになったら1080pが標準になるんでしょうね…

筐体

「Inspiron 14 5410」は前世代の「Inspiron 14 5402」に似ているようで、地味に設計が変更されています。

▲フロントです。

設計の変更により、「Inspiron 14 5402」比で奥行きが4mm短くなっています。左右幅は変わりません。
ディスプレイはIPS相当のWVA(Wide View Angle)液晶。

IPSはジャパンディスプレイ(日立製作所から引き継ぎ)が商標を所有し、日立やLGフィリップスなどを中心とする「IPSグループ」でクロスライセンスを結んだ範囲でしか使用できないため、このような表記となっています。

▲設計の変更が一番わかるのはヒンジ部でしょう。

左が「Inspiron 14 5410」、右が「Inspiron 14 5402」です。接地部分全体がプラスチックで覆われていたのが、2か所のゴムになっています。おそらくは劣化しやすいプラスチック部品の比率を下げたのだと思います。

■左
Micro SDカード リーダー
USB 3.2 Gen1 Type-A
オーディオジャック
■右
電源ジャック
HDMI 1.4
USB 3.2 Gen1 Type-A
USB 3.2 Gen2 Type-C/Thunderbolt 4

インターフェースは並び自体は「Inspiron 14 5402」と変わりませんが、Core i7モデルのみType-C端子がThunderbolt4になります。
Core i5モデルではUSB 3.2 Gen2となりますが、PD給電及びDisplayPort出力には対応しています。

カラーは伝統のフロストシルバーに加え、ピーチダストが用意されています。
フロストシルバーもキーボード面はタイタン グレーで、色合いがだいぶ違っています。

まとめ

「Inspiron 14 5410」はTigerLake H35を搭載しながらも記事執筆時点で71,176円(税込・送料込)からと、DELL製品としては安価なスタートとなっています。
Core i7モデルでも最安で85,576円(同)です。Thunderbolt 4搭載機としてはかなりお安いです。

ディスプレイはここ最近の16:10移行の流れに乗らずに16:9のままですし、デュアルストレージもできませんが、プラスではないというだけでマイナス要素とは言えません。

ストレージは大容量SSDモデルが用意されていますし、メモリは引き続き2スロットですし、グラフィックだってノートとしては十分なIris Xeです。
さすが、DELL製品の主流を張る製品だけあって文句のつけようがないですし、これで7万円台スタートなのだから素晴らしいとしか言えないですね。

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