2021年8月6日、ASUSは「AMD Advantage」に準拠した、世界初のRyzen 9 5900HX+Radeon RX 6800Mを搭載した、15.6型ゲーミングノートパソコン「ROG Strix G15 Advantage Edition」を発表、販売開始いたしました。
スペック
■ROG Strix G15 Advantage Edition G513 | |
CPU | Ryzen 9 5900HX |
---|---|
GPU | Radeon RX 6800M (12GB) |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
画面 | 15.6インチ IPS WQHD |
インターフェース | USB Type-C(Gen2)×1 USB 3.0×3 HDMI 1GbE 有線LAN オーディオジャック |
wi-fi | 802.11ax+BT5.1 |
電源 | 280W |
サイズ | 354.9mm×259.9mm×27.2mm |
重さ | 2.4kg |
メーカー | ASUS |
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名称 | ROG Strix G15 Advantage Edition |
発売日 | 2021/08 |
定価 | 229,800円 |
実売価格 | |
価格条件 | 税込 |
CPU | Ryzen 9 5900HX |
グラフィック | Radeon RX 6800M(12GB) |
チップセット | |
メモリ | 16GB |
メモリ規格 | DDR4-3200 |
メモリ増設 | 最大32GB |
2.5inch | |
M.2 | 1TB(NVMe) |
画面 | 15.6インチ 165Hz |
解像度 | 2560×1440 |
ベゼル幅 | |
表面 | ノングレア |
タッチ対応 | × |
光学ドライブ | × |
USB2.0 | – |
USB3.0 | 3(Gen1) |
USB3 Type-C | 1(Gen2) |
USB PD | ○ |
HDMI | ○ |
DisplayPort | – |
LANポート | 1GbE |
wi-fi | 802.11ax |
Bluetooth | 5.1 |
office | |
カードリーダー | – |
Webカメラ | – |
赤外線カメラ | – |
NFC | – |
指紋センサー | – |
Windows Hello | – |
オーディオジャック | ○ |
マイク | アレイ |
スピーカー | 1W+1W |
スピーカー位置 | 底面左右 |
サウンド | |
キーピッチ | |
キーストローク | |
キーボードバックライト | 4ゾーンRGB |
バッテリー | 4セル 90WHr |
稼働時間 | 11.8Hr |
ACアダプタ | 280W |
充電時間 | 1.8Hr |
急速充電 | 30分50% |
幅 | 354.9mm |
奥行き | 259.9mm |
高さ | 27.2mm |
重量 | 2.4kg |
開口角度 | |
カラー | |
その他特徴 | セカンドM.2スロット |
特徴
「ROG Strix G15 Advantage Edition」は2021年6月1日にCOMPUTEX 2021内で発表された「Radeon RX 6000M」の資料に掲載されたのが初披露となるゲーミングノートです。
CPU(APU)もGPUもAMD製な、オールAMDノートとしては最高クラスの性能を誇るゲーミングノートで、AMDが提唱する「AMD Advantage」に準拠しています。
AMD Advantageロゴが付くノートでは以下が保証される
・1080pで100FPS以上
・144Hz以上のディスプレイ
・高速なNVMe SSDを搭載
・バッテリー駆動で10時間以上の動画視聴
参考 AMD Advantage:AMD
CPU・GPU
CPU(APU)にはRyzen 9 5900HX、GPUにはGDDR6 12GBのRadeon RX 6800Mを搭載しています。
Radeon RX 6800Mは1440p解像度(2560×1440)をターゲットとしたGPUで、人気のタイトルはだいたい1440p×120fpsで動かすことができるとのこと(としていますが、下の画像は平均FPSではなく最大FPSなあたり、割り引いて考える必要があります)。
さらに電力の割り振りを流動的にするAMD Smart Shiftテクノロジー、GPUメモリへのフルアクセスを可能とするAMD Smart Access Memoryテクノロジーに対応することで、ボトルネックを解消してパフォーマンスを最大限に引き出せるようになっています。
メモリ・ストレージ
メモリは16GB(8GB×2)のDDR4-3200を搭載。保証外となりますが、最大32GBまで増設が可能です。
ストレージは1TBのM.2 SSD。
ASUSのストレージはPCIe3.0 x2接続であることが多いのですが、「AMD Advantage」の要件を満たすため、PCIe3.0 x4接続となっています。
その他
Wi-fiは802.11ax(Wi-fi 6)対応です。
バッテリーは4セル90WHrと大容量で、最大11.8時間の稼働時間を確保しています。
電源アダプタは280Wで、30分で50%の急速充電に対応、満充電までの時間も1.8時間と短いです。
USB PDにも対応していて、高負荷なゲーム以外の場面ではUSB給電で済ませることもできるようになっています。
筐体
「ROG Strix G15 Advantage Edition」はWebカメラを搭載せず、3辺を狭額縁としていて、画面占有率は84%です。
15.6インチで解像度はWQHD(2560×1440)、165Hz/3msの高速駆動液晶で、まさにRadeon RX 6800Mがターゲットとする1440pとなっています。
また、輝度は不明ですが色域はDCI-P3 100%(sRGB比だと140~150%くらい)の超広色域で、映像制作にもそのまま使えるレベルです。
そしてどんなこだわりか、パームレストの下が光ります。
Webカメラはありませんが、この光るラインの上にマイク穴が開いています。
インターフェースはUSBが4ポートにHDMI、有線LANとオーディオジャックです。ゲーミングとは関係の薄いカードリーダーは削除されていますね。
しかし、Type-C端子は側面でもよかったんじゃないかなぁと。
ASUSこだわりなのがこのキーボード。
何万台という単位で売れるものではないので共通金型を使っている(=変則キーがある)のは残念なところですが、ファンクションキーは隙間を開けて誤打鍵を減らしたり、ファンクションキーの上に専用ホットキーを用意したりしています。キーボードバックライトは4ゾーンRGBです。
打鍵に関してはオーバーストローク技術でストロークの早い段階で打鍵が記録されるようにしています。
また、IRセンサーでキーボード温度を監視することで指先が熱くなることを防ぐほか、WASDキーの周辺に小さな通気口を設けることでキーボードの冷却を強化しています。
冷却にも力を入れています。
CPUにはThermal Grizzlyの液体金属グリスを使用、サーマルプレートは電源調整回路までも覆い、安定性を高めています。
ただ、冷却に力を入れている割に底面の吸気口はあまり広くないんですよね。
まとめ
「AMD Advantage」でこだわりの詰まった「ROG Strix G15 Advantage Edition」ですが、価格は税込229,800円(送料770円)と、ハイエンドゲーミングとしてはお手頃です。
…価格的にはRTX 3070搭載機と同じ価格帯と言ったところでしょうか。
実際のところはRTX 3070以上、部分的にRTX 3080も超えるがレイトレーシング性能は低いといった感じなようで、コストパフォーマンスはかなり高いようです。
大きな欠点もなく、値段も安いので、AMDファンならずとも注目しておきたい一台と言えます、
関連リンク
ニュースリリース:ASUS
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