先日も記事にしましたが、2021年9月10日まで、いわゆる越境ECの一つであるBanggoodで「15周年セール」が開催されています。
節目のセールということもあって結構気合が入っています。
セールについて
中国系ECでは結構見かけるのですが、セールは前哨戦が結構長かったりします。Banggoodもその例に漏れず、3段階の前哨戦を経て本番に突入となります。
ウォームアップ期(セール予告):8月25日17時00分~31日17時00分
ピック期(一部クーポン登場):8月31日17時00分~9月1日17時00分
ストレージ期(特集セール):9月1日17時00分~8日17時00分
爆発期(本番):9月8日17時00分~10日17時00分
本日から最後の爆発期、つまりは本番に突入しました。
セール会場
セールそのものはジャンルごとに複数の会場に分かれています。
ジャンルが被るものは重複して掲載されることもあります。
なお、今回のセールでは会場でクーポンをゲットしないとセール価格にならないものが多いです。
日本向け会場
メイン会場
大還元セール会場
瞬殺セール会場
スマホ会場
デポジットセール会場
ブランドセール会場
Money BOX
[VIP DAY]先行購入会場
会場は複数ありますが、ざっと見た限りでは日本向け会場のクーポンを使うのが一番安くなるようです。
おすすめ
タイトルにもあるように、とにかくタブレットが安いです。
スペック下にリンクは貼っていますが、先に日本向け会場でクーポンを取得しないとこの価格にはなりません。
また、クーポンは自動適用されないので、購入時に適用する必要があります。
※価格は記事執筆時の為替レートで計算されています。為替レートは日々変化します。
BMAX MaxPad I10:13,958円
CPU | UNISOC T610 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
画面 | 10.1インチ FHD |
インターフェース | USB Type-C×1 microSD オーディオジャック |
カメラ | 前面:200万画素 背面:500万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
wi-fi | 802.11ac+BT5.0 |
サイズ | 245×164×8.8mm |
重さ | 550g |
価格:13,958円(送料別)
Banggoodで見る
ややスペックを抑えながらもUNISOC T610を搭載したタブレットが13,958円となっています。先行セール時より10ドル安くなっていますね。
この手の製品はメモリ6/8GB、ストレージ128GBというのが増えていますが、あえてメモリ4GB、ストレージ64GBとすることで価格を抑えています。
UNISOC T610は採用製品の多いT618の廉価版という位置づけですが、Antutu(v8)は20万点、GPUスコアは3.1万点と普段使いや軽いゲームには十分な性能を持っています。
具体的な性能は同SoCを搭載したTECLAST「M40SE」をレビューしていますので、そちらを参照してください。

廉価版SoCでスペックも抑えめとはいえ、普段の製品価格は160ドル前後となるので、約120ドルは相当安いですよ。
↓Amazonだと19,999円(+4,000円オフクーポン)で実質15,999円です。
Teclast M40:16,526円
CPU | UNISOC T618 |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
画面 | 10.1インチ IPS WUXGA |
インターフェース | USB Type-C×1 microSD オーディオジャック |
カメラ | 前面:500万画素 背面:800万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
wi-fi | 802.11ac+BT5.0 |
サイズ | 243×163×9.3mm |
重さ | 529g |
価格:16,526円(送料別)
Banggoodで見る
UNISOC T618は、T610に比べてグラフィック能力が高く、Antutu(v8)スコアは22万点、GPUスコアが4.1万点と、T610とはGPUスコアに1万点の差があります。
メモリは6GB、ストレージは128GBで、ミドルクラスのタブレットとしては標準的です。
T618搭載タブレットは、普段は安くても160ドル(約18,000円)を下回らないので、1.6万円台というのは買って損はないと思います。
↓Amazonだと24,999円(+4,000円オフクーポン)で実質20,999円です。
XiaoXin Pad Pro:41,875円
CPU | Snapdragon 730G |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
画面 | 11.5インチ 有機EL WQHD+ |
インターフェース | USB Type-C(3.1)×1 microSD |
wi-fi | 802.11ac+BT5.0 |
カメラ | 前面:800万画素 背面:1300万画素 |
バッテリー | 8600mAh |
サイズ | 264.28×171.4×5.8mm |
重さ | 485g |
価格:41,875円(送料別)
Banggoodで見る
XiaoXinとはLenovoの中国ブランド名で、中身はLenovo「Tab P11 Pro」です。
「Tab P11 Pro」は6.5万円なので、「XiaoXin Pad Pro」がどれだけ安いか(というか国内モデルがどれだけぼったくられているか)が分かりますね。
一番の特徴は11.5インチの有機ELディスプレイでしょう。解像度はWQHD+(2560×1600)です。
SoCはAntutu(v8)が26万点のSnapdragon 730G。GPUスコアは約7万点と高く、ゲームプレイにも向いています。
先日、アップデートモデルの「XiaoXin Pad Pro 2021」が発売されました。こちらもセール対象で、セール価格は50,809円です。クーポンは日本向け会場にあります。
大きな違いはWi-fi(802.11ac→802.11ax)とSoCで、「XiaoXin Pad Pro 2021」はSnapdragon 870を搭載しています。
Snapdragon 870はAntutu(v8)が65~70万点、GPUスコアが20~27万点というハイエンドSoCなので、重量級ゲームもこなせます。
2021年9月9日追記:Snapdragon 870のところ、860と記載していました。申し訳ありません。
もともとタブレットとしては高額な部類ではありますが、9千円差で性能が2倍以上というのは結構悩ましいですね。
XiaoXin Pad Pro
XiaoXin Pad Pro 2021
XIAOMI Pad 5:40,200円
CPU | Snapdragon 860 |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
画面 | 11インチ IPS WQHD+ |
インターフェース | USB Type-C×1 microSD |
カメラ | 前面:800万画素 背面:1300万画素 |
バッテリー | 8720mAh |
wi-fi | 802.11ac+BT5.0 |
サイズ | 254.69×166.25×6.85mm |
重さ | 511g |
価格:40,200円(送料別)
Banggoodで見る
「XiaoXin Pad Pro 2021」よりちょっと下のSnapdragon 860を搭載して4万円と安価なのが、発売されたばかりの「XIAOMI Pad 5」です。
Snapdragon 860はAntutu(v8)が45~55万点、GPUスコアが17~20万点というハイエンド下位のSoCで、Snapdragon 870ほどではありませんが十分に重量級ゲームもこなせます。
Android 11をベースとした独自UIのMIUI 12.5で、CN VersionなのでGoogle Play Storeがインストールされていません。Play Storeインストール済みのグローバルバージョンはまだ取り扱っていないようです。
ディスプレイは11インチWQHD+(2560×1600)で、「XiaoXin Pad Pro」と違って液晶ですが120Hz駆動となっています。
「XIAOMI Pad 5」には上位のSnapdragon 870を搭載する「XIAOMI Pad 5 Pro」(セール対象外)も販売されており、こちらはメモリと容量の違いで3モデルが用意されており最安は53,630円から、最上位の8GB/256GBモデルは5Gに対応しています。
あと、技適を取得しているようなので、日本での発売は確実と言われています。XIAOMIはハードウェアでの利益率を5%以下と宣言しているので国内モデルも相応に安くなると思われますが、さすがにこの値段はないでしょう。
4096段階のスタイラスペンやキーボードもあるのですが、Banggoodでは取り扱っていないんですよね…
XIAOMI Pad 5
XIAOMI Pad 5 Pro(6GB/128GB)
XIAOMI Pad 5 Pro(6GB/256GB)
XIAOMI Pad 5 Pro(8GB/256GB)
XIAOMI Pad 5 Stylus Pen:AliExpress
コメント
シャオシン 2021は870ですよ!
Xiaomi pad5 proの方と競合かと
ご指摘ありがとうございます。確認したらその通りで…
修正いたしました。