2022年3月1日、TourBox TechはクラウドファンディングサイトのCAMPFIREでクリエイター向け左手コントローラー「TourBox」シリーズの最新モデル「TourBox Elite」のファンディングを開始しました。
TourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラー:CAMPFIRE
スペック
■ TourBox Elite | |
ボタン数 | 14 |
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ボタン | スクロール ダイヤル ノブ サイド、トップ トール、ショート 上下左右、C1、C2 |
接続 | Bluetooth 5.1 有線USB Type-C |
サイズ | 116×101×44mm |
重さ | 376g バッテリー重量48g |
特徴
「TourBox」シリーズは2018年に初代がKickstarterで登場しました。
参考 TourBox – The Game Changer for Photoshop and Lightroom:Kickstarter
この時点では初物ということで出資者は約1800人と少な目。様子見が多い感じでしたが購入者の評判が良く、2020年にmakuakeで国内向けファンディングを実施したときには約2,800人の出資がありました。
2021年3月にはノブやダイアル系ボタンに押し込み(クリック)機能の付いた「TourBox Neo」が登場、こちらもレビューなどで絶賛されました。
現在はAmazonなど国内ECサイトでも販売されています。
ただ、初代「TourBox」および「TourBox Neo」はUSBによる有線接続であり、そこがネックでもありました。
本体そのものはほぼ完成型と言ってもいいわけで、「TourBox Neo」をBluetooth対応させてワイヤレス化、細かな改良を加えたものが「TourBox Elite」となります。
外観
全体は角のない丸みを帯びたデザインです。
手とのサイズ感はこんな感じ。
116×101×44mmなので手のひらから少しはみ出す程度ですね。
ボタン
「TourBox Elite」は合計14の入力を持っています。
ボタンはそれぞれ(C1,C2以外は)形が違い、誤操作が起きにくいように工夫されています。
またボタンはそれぞれ異なる触感(ハプティクス)が得られるよう、4タイプのスイッチが使われています。
触感フィードバックは近年研究や実装が盛んな分野で、iPhoneの「Haptic Touch」やPS5のDualSenseコントローラにも触覚フィードバック技術が使われています。
「TourBox Elite」の場合はノブやダイアルは広帯域モーターによる振動で目盛りを刻む感覚が指先に伝わるようになっています。
さらにこのモーターの強度もカスタマイズでき、2段階+オフの3パターンに設定できます。
ボタンは自由にカスタマイズでき、アプリに合わせた多数のプリセットリストも用意されています。
TourBoxコミュニティでユーザーが公開しているプリセットをダウンロードすることもできます。
その他
面白い機能としてはショートカットの補助にHUDを表示させておくこともできます。
割り当てできる機能は膨大なので、これは結構便利そうです。
パッケージは本体と紙類、電池です。
「TourBox Elite」は電池2本で最長約2カ月動作するとのこと。
まとめ
写真編集から動画編集、音楽制作以外にもオフィス分野やブラウザのショートカットを割り当てるなどもできる「TourBox Elite」は、記事執筆時点では超早割(36%オフ)で20,980円、送料無料となっています。
一般価格は32,980円です。
カラーはアイボリーホワイトとクラシックブラック、モダンスモークブラック(スケルトン)の3色があり、スケルトンのみ定価が36,980円でファンディング価格もちょっと高くなっています。
「TourBox」シリーズは国内でも評判がいいですし、ペンタブなどと併用すればぐっと効率が上がります。
角がないというのも握るように使えるのでいいですね。
記事を執筆している間にも割引率の高いコースはどんどん売れています。
気になった場合は様子見をせずさっさと出資してしまうが吉でしょう。
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