コスパがいい感じ。ALLDOCUBE「iWORK GT」はCore i5-1135G7搭載の高性能11インチタブレットPC

PC

2022年1月、ALLDOCUBEは第11世代Core CPU(コードネーム:Tiger Lake)を搭載した11インチのタブレットPC「iWORK GT」を発表。国内では5月1日よりAmazonで販売開始しました。

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スペック

■ iWORK GT
CPUCore i5-1135G7
メモリ8GB LPDDR4x-4266
ストレージ256GB M.2 NVMe SSD(Gen3)
画面10.95インチ IPS 2000×1200
インターフェースUSB Type-C(Gen1?)×2
USB 3.0×1
microHDMI 1.4
microSD
オーディオジャック
カメラ前:1600万画素
後:1600万画素
wi-fi802.11ax+BT5.0
バッテリー29.64WHr
サイズ259×163×10.58mm
重さ610g
ALLDOCUBE iWORK GT 2in1 タブレットPC Core i5-1135G7/8GB RAM/256GB SSD/11インチ2000×1200/タッチスクリーン (キーボードなし)
ALLDOCUBE
ALLDOCUBE iWORK GT 2in1 ノートPC タッチスクリーン/タブレット 11インチ/Windows 11 /11st-Gen i5-1135G7/4コア8スレッド/4.2GHz/16GB RAM/512GB SSD/FHD IPSディスプレイ 2000×1200/7800mah/急速充電/WiFi6+Bluetooth 5.2/2xType C/HDMI搭載/オプションの通常およびフローティングキーボード
ALLDOCUBE
ALLDOCUBE iWORK GTワイヤレス キーボード 対応IWORK GT通常のキーボードタッチパッド付きキーボードケース タブレットPCケース付き一体型
ALLDOCUBE
ALLDOCUBE iWORK GT ワイヤレスキーボード磁気インターフェース付き フローティングキーボード 浮遊キーボードカバー IWORK GT対応
ALLDOCUBE

特徴

タブレット型PCははるか昔から存在していて、元祖はアラン・ケイが1977年に構想したDynabookと言われています(この時は構想のみでしたが)。
本格的に登場し始めたのはWindows XP Tablet Edition(2001年)の頃からでしょうか。

本格的に普及し始めたのはスマホの普及で画面タッチが一般化してから。
2010年の「iPad」や2012年の「Nexus 7」でタブレット端末が一般にも認識されるようになり、Bay Trail(Atom Z3750/Z3770)搭載機が艦これ用タブレットとしてブレイクしたあたりでしょう。

現在ではタブレットと言えばiPadとAndroidタブレットが主流ですが、「Surface」シリーズを中心にWindows機も各社から発売されています。

とはいえ現在のWindowsタブレットは10万円以下はだいたいがCeleronかPentium、時々Core i3があるかなといったところです。
そこに殴り込んできたのがCore i5で7万円台な本機「iWORK GT」です。

ALLDOCUBEではCeleron N4020搭載の「iWork 20」およびCeleron N4120搭載の「iWork 20 Pro」というタブレットPCを販売していましたが、一気にパワーアップとなります。

CPU

「iWORK GT」のCPUは第11世代Tiger Lakeで、国内販売モデルはCore i5-1135G7が搭載されています。
AliExpressだとCore i3-1115G4モデルも販売されていて、公式スペックにはCore i7-1165G7もラインナップされていますが、今のところはCore i7モデルの販売は確認できません。

新要素多いね! Intelの第11世代Core CPU「Tiger Lake」が登場。Ryzenを追い越した?

レビューでは中量級タイトルのゲームくらいまでは設定次第で動く模様。
ログインボーナスを取得するとか、最低限こなしておきたいプレイをするくらいならなんとかなりそうです。

メモリとストレージ

メモリは8GB LPDDR4x-4266、ストレージは256GB M.2 SSDで固定です。
グローバル(中国語の公式スペック)では16GB/512GBがラインナップされていて、どうも国内展開も考えている模様。

Amazonの製品ページの一番最後にちっちゃく「16GB+512GBバージョンがまもなく発売されます」と書かれています。
まぁこのまもなくが3カ月先とか半年先とか、場合によってはなかったことになるのが中国クオリティなわけですが。

※2022年7月29日追記:16GB/512GBモデルも7月中旬にAmazonで販売開始しました。

その他

無線LANは802.11ax(Wi-fi 6)対応。チップは不明です。

バッテリーは7.6V/3900mAhということで、一般的な表記だと29.64WHrとなります。
11インチサイズなのでこのくらいしか搭載できません。

充電は45W PDアダプタが付属します。

筐体サイズは259×163×10.58mm。
同じ11インチなXiaomi「Pad 5」が254.69×166.25×6.85mmなので、縦横はほぼ同じで厚さが1.5倍といったところですね。

本体重量は610g。いくつかのレビューを見た感じだと600~610gの間になるようです。
厚さもありますし、さすがにAndroidタブレットよりは重めですが、10.5インチの「Surface Go 3」が544gなので、Windowsタブレット的には妥当なところと言えそうです。

外観

本体はまんまタブレットです。
「iWork 20」シリーズにはあったU字スタンドはなくなり、完全にタブレットとなっています。

画面サイズは10.95インチ2000×1200。…UNISOC T618搭載のAndroidタブレット「iPlay40」シリーズが10.35インチ2000×1200なので、半回り大きいですね。

フロントカメラは100万画素、背面カメラは500万画素です。
画像ではカメラ部が出っ張っているように表現されていますが、レビューで見る実機はフラットです。

タブレットなので10点マルチタッチに対応していますが、スタイラスは非対応とのこと。
タブレットPCに求められるものの一つがスタイラスを使ったお絵描きPCだと思うのですが、中国ではそっち方向の需要は少ないんでしょうか…?

インターフェースはType-Cが2ポート、TypeーAが1ポート、それにmicroHDMIとオーディオジャックがあります。下半分はスピーカーと吸気口です。
このサイズでUSBが計3ポートあるのは素晴らしいですね。

microHDMIもあるので外部出力もしやすいです。
といってもType-Cで映像出力できるのですが。

背面にはキーボード接続用のピンが付いています。

TigerLakeだとさすがにファンレスとはいかず、ファンを内蔵しています。
レビューでも発熱については必ずと言っていいほど言及されていますね。

まぁ、「Surface」シリーズも発熱はするようなので、ここはハイパワーと引き換えだと納得するしかないようです。

キーボードは2種類。
よくあるカバーキーボードと、タブレット本体が浮いた状態になるフローティングキーボードです。

カバーキーボードはタブレットを置く溝が2つあり、角度が2段階に変更できます。

フローティングキーボードはiPad用の「Magic Keyboard」と同じようなものと思えばいいです。
角度は90度から120度くらいの範囲で調整できるようです。
そしてキーボード部だけで浮いた本体を支える関係上、キーボードも600g超と重くなっています。カバーキーボードは470g程度と若干軽いようです。

どちらも背面のピンで接続することになります。無線接続ではないので反応は良好のようです。

まとめ

「iWORK GT」の価格は79,999円。記事執筆時点では7,000円オフクーポンが発行されていて、72,999円です。
タブレットPCは割高になる傾向があるのに、普通のCore i5ノートと変わらない価格ですね。

カバーキーボードは5,999円、フローティングキーボードは7,999円と、こちらも良心的な価格です。
というか、今ならカバーキーボードと合わせても8万円を切ります。

タブレットPCに性能と軽さを求めればきりがありませんが(例えば「FMV LOOX」は13.3インチで本体599g、キーボード込みで742g)、価格との兼ね合いも入れると本機はバランスのいい一台と言えます。

あとは16GB/512GBモデルが本当に来るのかが気になるところです。

※2022年7月29日追記:上でも書きましたが7月中旬に16GBモデルも発売しました。価格は99,999円、追記時点では14,000円オフクーポンが発行されています。

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ALLDOCUBE iWORK GT ワイヤレスキーボード磁気インターフェース付き フローティングキーボード 浮遊キーボードカバー IWORK GT対応
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製品ページ:ALLDOCUBE

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