こんな流用あり? One-Netbook「ONEXPLAYER M1」は見た目がGPU Boxと同じなCore Ultra 9搭載ミニPC

PC

2024年8月下旬、ミニノートで有名なOne-Netbook社がCore Ultra 9 185Hを搭載したミニPC「ONEXPLAYER M1」を発売しました。

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スペック

■ ONEXPLAYER M1
CPUCore Ultra 9 185H
メモリ32GB DDR5-5600
ストレージ1~2TB M.2 Gen4 SSD
インターフェースUSB Type-C(USB4)×2
USB3.2×1
USB2.0×1
HDMI×2
DisplayPort×1
OCuLink×1
1GbE 有線LAN×2
microSDXC
オーディオジャック
wi-fiWi-fi 6E+BT5.2
電源100W PD
サイズ196×120×32mm
重さ599g

特徴

「ONEXPLAYER M1」は、One-Netbook初となるミニPCで、Radeon RX 7600M XTを搭載した同社のポータブルeGPU「ONEXGPU」の筐体をベースとしています。

CPU

「ONEXPLAYER M1」のCPUはCore Ultra(コードネーム:Meteor Lake)からCore Ultra 9 185Hを搭載。

40年に一度の大変革! IntelのCore Ultra Processor Series 1 「Meteor Lake」はCPUもGPUも名称も劇的に変化

Core UltraはCPUコアを4nm相当のIntel 4、それ以外を5nm/6nmのTSMC N5/N6で製造する、タイル(チップレット)構造となっています。
ハイブリッドアーキテクチャはP+E+LPEの3層になり、グラフィックアーキテクチャがIntel ArcベースのXe-LPGに、さらにNPUも内蔵しました。

CPUPassMark(Multi)
Core i9-14900HX(24C/32T)45859
Core i9-13900HX(24C/32T)44672
Core i7-14650HX(16C/24T)37392
Core i9-13900H(14C/20T)29399
Ryzen 7 7840HS(8C/16T)28992
Ryzen 7 8845HS(8C/16T)28680
Core Ultra 9 185H(16C/22T)28670
Core i9-12900H(14C/20T)28344
Core i7-13700H(14C/20T)27600
Core i7-12700H(14C/20T)26850
Ryzen 7 7840U(8C/16T)25100
Ryzen 7 7735HS(8C/16T)24279
Core Ultra 7 155H(16C/22T)24372
Ryzen 7 6800H(8C/16T)23593
Core i9-11980HK(8C/16T)22894
Core i5-13500H(12C/16T)22840
Ryzen 9 5900HX(8C/16T)22635
M2 Pro(10C/10T)21541
Ryzen 7 5800H(8C/16T)21110
Core Ultra 5 125H(14C/18T)21031
Ryzen 7 6800U(8C/16T)20644
Ryzen 7 7730U(8C/16T)18833
Core Ultra 5 125U(12C/14T)18752
Ryzen 7 5825U(8C/16T)18423
Ryzen 5 6600U(6C/12T)16846
Ryzen 5 7530U(6C/12T)16419
Core i5-1335U(10C/12T)16296
Core Ultra 7 155U(12C/14T)16140
Ryzen 5 5625U(6C/12T)15029
Core 3 100U(6C/8T)14116
Core i3-1315U(6C/8T)12715
Core i7-11370H(4C/8T)11729
Core i3-1215U(6C/8T)10889
Core i7-1165G7(4C/8T)10327
GPUFireStrike(Graphics)
RTX 4070 Mobile29674
RTX 3080 Mobile29083
RTX 4060 Desktop28581
RTX 3070 Mobile26795
RTX 4060 Mobile26461
Radeon RX 7600M XT23620
RTX 3060 Desktop22307
GTX 1660Ti Max-Q13346
RTX 3050 Mobile12437
GTX 1060 Max-Q10765
VR Readyの壁
Intel Arc(185H)8979
Intel Arc(155H)8876
AMD 780M(8845HS)8500
AMD 780M(7940HS)8175
GTX 1650 Max-Q7828
AMD 780M(7840U)7824
Intel Arc(125H)7806
GTX 1050 Max-Q7285
AMD 680M(6800U)6890
GeForce MX5506199
Core i7-12700H5641
GeForce MX450(30.5W)5369
Core i7-1355U5200
Core i7-1165G75102
Ryzen 5 6600U4832
Core i7-1255U4383
Intel Arc(155U)4470
Ryzen 7 5800U3933
Core i5-1135G73800
Core i5-1235U3745
Ryzen 5 5625U3453
Core i3-1215U3378
Core i3-1115G42340

PassMark3DMarkの集計値に基づいています

PassMarkのCPUスコアは、飛び抜けているCore i9 HXシリーズを除けば、モバイル向けCPUの中では最高クラスと言えます。

グラフィックはCPU内蔵グラフィックとしては最高クラス。
といっても実ゲームでは先行するRyzenほど最適化がなされていないようで、フレームレートなどは多少見劣りする模様。今後の最適化次第ですが、その前に次のCPUが出そう…

メモリとストレージ

メモリは32GB DDR5-5600
ストレージは1TBまたは2TBのGen4 SSD

その他

無線LANはWi-Fi 6E(802.11ax)対応。Bluetoothはv5.2でチップは不明。
有線LANは1GbE。こちらもチップは不明です。

電源はUSBPDで最大100W入力。

外観

本体です。
見た目は「ONEXGPU」そっくりです。インターフェースを見なければわからないレベル。

インターフェース。
サイドと背面に集中していて、Thunderbolt×2とOCuLinkの組み合わせは他にないかも
HDMIが背面とサイドに分かれているのもポイント。セカンドorサードディスプレイの取り外しがしやすそうです。
サイドにはCPUパワーを45W/60Wで切り替えるターボボタンがあります。

ちなみにこれが「ONEXGPU」のインターフェース。
USB4でもOCuLinkでも接続できますが…「ONEXPLAYER M1」と並べて置いてあると、かなり目を引きそう。

ライティングはオンオフ可能。
ちょっとだけ見えてますが、底面にはマグネット蓋があり、SSDが換装可能
ちなみにこの構造は「ONEXGPU」にもあります(「ONEXGPU」はGen3 SSD)。

冷却構造。
ヒートパイプ2本に大型のフィンで、かなり強力そう。

まとめ

「ONEXPLAYER M1」の価格は1TBモデルが149,800円2TBモデルは163,800円
同じCore Ultra 9 185Hを搭載する「AtomMan X7 Ti」とほぼ同価格です。

要素盛り過ぎ。MINISFORUM「AtomMan X7 Ti」は4インチLCDやWebカメラ、Oculinkを持つCore Ultra 9搭載ミニPC

「ONEXGPU」とのデザインの相性もいいですし、四角いminiPCに飽きたという人にも向いているかと。

関連リンク

公式製品ページ:onexplayer

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