2024年も年の瀬となったので、久しぶりの比較表企画。
今回は、スマホです。なんでスマホかって、単にメインスマホ(Xperia 1 II)の買い替えを考えていて、調べていたからですね。
そもそもこのブログ自体、ノートPC買い替えの時に調べて作っていた比較表をせっかくだから公開しようって立てたものなので、ある意味初心に戻った企画となります。
というわけで、第一弾は5万円以下から7機種をピックアップしました。
一覧
名称 | Xiaomi Redmi 12 5G | OPPO A79 5G | motorola g64 5G | motorola edge 40 neo | OPPO Reno11 A | Xiaomi POCO X6 PRO | Nothing Phone(2a) |
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発売日 | 2023年10月6日 | 2024年2月15日 | 2024年6月28日 | 2024年5月14日 | 2024年6月27日 | 2024年1月20日 | 2024年4月22日 |
価格 | 34,800円 | 29,800円 | 34,800円 | 54,800円 | 48,800円 | 54,990円 | 55,800円 |
実売価格 | 13,215円 | 17,600円 | 28,300円 | 39,879円 | 37,980円 | 44,997円 | 49,800円 |
OS | MIUI14(Android13) | ColorOS13 (Android 13) | Android 14 | Android 13 | ColorOS14 (Android 14) | HyperOS | Nothing OS 2.5 (Android 14) セキュリティ:4年 |
画面サイズ | 6.8インチ LCD | 6.7インチ LCD | 6.5インチ LCD | 6.55インチ pOLED エッジディスプレイ | 6.7インチ OLED | 6.67インチ AMOLED | 6.7インチ AMOLED |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz | 120Hz | 144Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
最大輝度 | 550nits | 680nits | 1300nits | 900nits | 1800nits | 1300nits | |
CPU | Snapdradon 4 Gen 2 | Dimensity 6020 | Dimensity 7025 | Dimensity 7030 | Dimensity 7050 | Dimensity 8300-Ultra | Dimensity 7200 Pro |
AnTuTu(総合) | 413000 | 380000 | 500000 | 545000 | 590000 | 1380000 | 701000 |
AnTuTu(GPU) | 49000 | 60000 | 79000 | 92000 | 116000 | 510000 | 182000 |
RAMメモリ | 4GB | 4GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB UFS2.2 | 128GB | 128GB | 256GB UFS2.2 | 128GB | 256GB UFS4.0 | 128GB |
無線LAN | Wi-fi 5/BT5.0 | Wi-fi 5/BT5.3 | Wi-fi 5/BT5.3 | Wi-fi 6E/BT5.3 | Wi-fi 6/BT5.2 | Wi-fi 6/BT5.4 | Wi-fi 6/BT5.3 |
USB | USB2.0 | USB2.0 | USB2.0 | USB2.0 | |||
外カメラ | 広角 : 5000万 深度 : 200万 | 広角 : 5000万 深度 : 200万 | 5000万画素 | 超広角 : 1300万 広角 : 5000万 | 超広角 : 800万 広角 : 6400万 マクロ : 200万 | 広角 : 800万(120°) 標準 : 6400万 マクロ : 200万 | 超広角 : 5000万(114°) 広角 : 5000万 |
動画 | 1080p: 30 fps | 1080p: 30 fps スロー:120fps@720p | 1080p: 30/60 fps | 4K: 30 fps 1080p: 30/60 fps | 4K: 30 fps 1080p: 30/60 fps スロー: 480fps@1080p | 4K: 24/30 fps 1080p: 30/60 fps スロー: 960fps@1080p | 4K: 30 fps 1080p: 60 fps スロー: 120fps@1080p |
内カメラ | 500万画素 | 800万画素 | 1600万画素 | 3200万画素 | 3200万画素 | 1600万画素 | 3200万画素 |
防水防塵 | IP53 | IP54 | IP52 | IP68 | IP65 | IP54 | IP54 |
内蔵電池 | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh |
高速充電 | 最大18W | 最大33W | 最大30W | 最大68W | 最大67W | 最大67W | 最大45W |
充電時間 | 最速で約74分 | 最速で約55分 | 最速で約48分 | 最速で約45分 | 最速で約59分 | ||
生体認証 | 側面指紋・顔 | 側面指紋・顔 | 側面指紋・顔 | 画面内指紋・顔 | 画面内指紋・顔 | 画面内指紋・顔 | 画面内指紋・顔 |
重量 | 200g | 193g | 177g | 170g | 177g | 186g | 190g |
サイズ | 169×76×8.2mm | 166×76×8mm | 161.56×73.82×7.99mm | 159.63×71.99×7.79mm | 162×75×7.6mm | 160.45×74.34×8.25mm | 161.74×76.32×8.55mm |
スピーカー | モノラル | ステレオ | ステレオ | ステレオ | モノラル | ステレオ | ◯ |
SDカード | ◯ | ◯ | ◯ | ー | ◯ | ー | ー |
イヤホンジャック | ◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー |
FeliCa | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
AI消しゴム | ー | ー | ー | ー | ◯ | ー | ー |
機種ごとの解説
Xiaomi Redmi 12 5G
しょっぱなから2023年発売品ですが。2023年発売でも載せるだけの価値はあると判断。
実売13,215円ととんでもなく安いエントリーハイクラスのスマホです。なにげにFeliCa対応。
バリエーションモデルの8GB+256GBモデルでも27,091円。
安価な製品は解像度がHD(1600×720など)なものが多い中、Redmi 12 5Gは2460×1080と高解像度です。
画面サイズも6.8インチ、昔でいうファブレットサイズ。
絶対性能こそ低い(といってもタブレットで主流のHelio G99よりは高い)ものの、サブスマホとか音楽用とか、用途を絞って持つならアリ。
OPPO A79 5G
人気の高いOPPO Aシリーズの2024年モデル。発売直後から人気ランキング常連となっていました。
実売1万円台ながら33W充電に対応しているのがポイント。
といっても個人的には1万円前後で購入できた「A73」の超コスパ(1万円なのに有機ELディスプレイだった)が記憶にあるので、ちょっともやってたり。
motorola g64 5G
ロングセラーとなった「moto g52j 5G」の流れを組むスマホ。
実売2万円台ながらAnTuTu 約50万点のDimensity 7025に120Hzディスプレイを搭載したミドルクラススマホです。
不評だった(というかスペックダウンしまくった)前世代の「moto g53y 5G」よりはマシなものの、防水防塵がIP52のままだったり(「moto g52j 5G」はIP68)と全面的に上回るとまではいきません。
とはいえその他の点ではだいたい上回っていますし、実売3万円以下スマホとしては最有力の候補と言えます。
motorola edge 40 neo
「motorola edge 40」(2023年7月21日発売)の姉妹モデルというか末っ子モデルというか、そんな感じで2024年5月に登場したのが「motorola edge 40 neo」です。
SoCをDimensity 8020(AnTuTu 約75万点)からDimensity 7030(同54.5万点)に落とした分、定価を1万円下げています。
モノとしては悪くないのですが、性能的に上の「motorola edge 40」が楽天で実質4万円前後(40%ポイント還元対象)のため、積極的に選びにくいのが悩みどころ。
OPPO Reno11 A
日本市場に合わせた機能を取り込むことで人気を獲得してきたのがOPPO Reno Aシリーズ。
前世代「Reno9 A」が「Reno7 A」の焼き直しで不評だったのに対し、「Reno11 A」は全面的にアップデート。ランキングにもちょくちょく顔を出すくらいには人気となっています。
4K動画撮影、クラウド処理によるAI消しゴム、67W充電など、ユーザーの要望を積極的に取り込み、かつ定価4万円台を維持したのは見事です。
防水防塵はIP65にダウングレードしていますが、IPX5はシャワー程度は平気、水没は厳しいというグレードなので、日常生活レベルでは十分です。
Xiaomi POCO X6 PRO
実売5万円以下の性能番長。唯一のAnTuTu 130万点オーバー機。
予算5万円で重いゲームもしたいのであればこれ一択となります。ただし上位モデル(12GB+512GB)は5万円オーバー。
ディスプレイは120Hz対応の6.67インチ2712×1220 AMOLED。ピーク輝度は屋外の明るい場所でも問題ない最大1800nits。
一方でカメラは平凡、microSD非対応、FeliCaも非対応など、性能とディスプレイに特化した機種と言えます。実売5万円以下を実現するために取捨選択した結果とも言えますね。
Nothing Phone(2a)
デザイン番長。
Nothingのデザイン性を受け継ぎながら、実売5万円以下を実現したスマホです。
性能面ではミドルハイクラス。実売5万円以下スマホの中でも上位の性能を持ちながら、おまけでデザインが付いてくるという。
カメラとスピーカーはいまいちとの評価が多いものの、ハイエンド比なのでミドルクラスとしては普通レベル。
お手頃価格で持っていて楽しい1台を選ぶのであれば、確実に選択肢に入る一台です。
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