2ベイから6ベイまで。UGREEN「NASync DXP」シリーズが国内ファンディング中

クラウドファンディング

2025年2月14日、UGREENは国内のクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて「NASync DXP」シリーズのうち、「DXP2800」「DXP4800 Plus」「DXP6800 Pro」の3モデルでファンディング(2025年4月7日終了)を開始しました。

大容量、安全、私だけのクラウド。デジタルライフをアップデート!UGREEN NASyncシリーズがいよいよ日本上陸!:GREEN FUNDING

2025年6月20日追記:ファンディングは終了しました。現在は公式ストアやAmazon等で購入できます(一部モデルは在庫切れ)。

公式サイト:UGREEN

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スペック

DXP2800 DXP4800 Plus DXP6800 Pro
最大ストレージ容量 最大64TB 最大112TB 最大160TB
SATA Drive ベイ 2ベイ 4ベイ 6ベイ
M.2 SSD 2ベイ 2ベイ 2ベイ
内蔵ストレージ 32GB eMMC 128GB SSD 128GB SSD
プロセッサ intel N100
4コア/4スレッド
intel 8505
5コア/6スレッド
intel i5-1235U
10コア/12スレッド
メモリ 8GB DDR5メモリ
最大16GB
8GB DDR5メモリ
​​​​​最大64GB
8GB DDR5メモリ
最大64GB
ネットワーク 2.5GbE 2.5GbE+10GbE デュアル 10GbE
RAID JBOD/Basic/0/1 JBOD/Basic/0/1/5/6/10 JBOD/Basic/0/1/5/6/10
USB Type-C(Gen2)×1
USB 3.2 Gen2×1
USB 3.2 Gen1×1
USB 2.0×2
Type-C(Gen2)×1
USB 3.2 Gen2×1
USB 3.2 Gen1×1
USB 2.0×2
Thunderbolt4×2
USB 3.2 Gen2×2
USB 2.0×2
SD SD3.0 SD4.0
HDMI 4K 60Hz HDMI出力 4K 60Hz HDMI出力 8K 60Hz HDMI出力
サイズ 231×109×177mm
2.545kg
257.5×178×178mm
6.023KG
293×258×200mm
6.375kg

特徴

「NASync DXP」シリーズはもともとKickstarterでファンディングが行われ、その時に一度記事にしています。

これは気になる。UGREEN「NASync」シリーズがもうすぐファンディング開始
2024年1月19日、UGREENは2ベイから8ベイまでのNAS「NASync DXP」シリーズを発表、3月26日からのKickstarterでのファンディングを前に、デポジット予約を開始しました。これ、1月に記事にしようかと思っていたけど

参考 UGREEN NASync Series:Kickstarter

普段は同一ハードウェアで2回記事を書くことはないのですが、前回記事にした時より情報が増えていること、国内ファンディングは一部のモデルだけなので、全モデルを紹介している記事だと混乱を生みそうなことから、改めて記事にしています。

仕様について

CPUは下位の「DXP2800」がIntel N100、中位の「DXP4800 Plus」がPentium Gold 8505、上位の「DXP6800 Pro」がCore i5-1235Uと、分かりやすく差が付けられています

Intel N100はEコアのみの4コア4スレッド、PassMarkスコアはシングル1900、マルチ5400程度です。

Pentium Gold 8505は、搭載機は市場にあまり出ていませんが5コア6スロット(1P4E)構成で、シングル3200、マルチ9300弱と性能が跳ね上がります。

Core i5-1235Uは10コア12スレッド(2P8E)と、Pentium Gold 8505の2倍のコア/スレッド数。PassMarkスコアはシングル3200、マルチ13000です。

他にもスペック表を見ればわかるように、ネットワーク構成や内蔵ストレージ、SDカードスロットに至るまで分かりやすい差がついています。

保証は「DXP2800」「DXP4800 Plus」が2年、「DXP6800 Pro」は3年と、実はこんなところでも差が付けられているという。

外観

「NASync DXP」シリーズの外観は、分かりやすくNASの見た目です。
ベイに番号が振ってるのがいいですね。

…これ、2本以上抜いてしまうと本当に分からなくなるんですよね。それでいて順番を間違えるとRAIDが壊れかねないというトラップが待っているので、自分でシールを張っていたNASユーザーも多いのでは?

トレイは、トレイ自体の幅が広がるはめ込み式。
2.5インチはねじ止めになります。

上から順に「DXP2800」「DXP4800 Plus」「DXP6800 Pro」のインターフェースです。

「DXP2800」は底面からメモリの交換・増設が行えます。

「DXP4800 Plus」「DXP6800 Pro」はメモリに加えてM.2 SSDスロットも底面からアクセスできます。

まとめ

「NASync DXP」シリーズの価格は以下の通り。記事執筆時点では定価の30%オフとなっています。

DXP2800:39,116円
DXP4800 Plus:69,916円
DXP6800 Pro:118,916円

Kickstarterでは支援金10億円以上、GREEN FUNDINGでも発売4日で支援金は4億円を突破しています。
ここ最近はNASの相場もかなり値上がりしていたので、NASを割安に入手できる機会というのは貴重であり、支援額の大きさもそれを物語っていますね。

個人的にバランスがいいなと思うのは「DXP4800 Plus」。
NASとしては十分な性能のCPUに、10GbEも搭載しているので、不満を抱くことなく使えるでしょう。

「DXP6800 Pro」は6ベイで収まらなくなった時に高速なThunderboolt4接続で増設できるのが魅力。
映像作家のような、動画を大量に扱う人はこちらがいいでしょう。
また、Core i5-1235Uを活用して、仮想化環境を構築してあれこれしたい場合もこちらになりますね。

関連リンク

ファンディングページ:GREEN FUNDING
公式サイト:UGREEN

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