ローカルLLMが動く。 MINISFORUM 「M2」はCore Ultra 7 356H搭載のミニPC

PC

2026年5月12日ころ、MINISFORUMはCore Ultra 7 356Hを搭載したミニPC「M2」を発売しました。

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スペック

■ MINISFORUM M2
CPU Core Ultra 7 356H
メモリ 32GB DDR5-5600
ストレージ 1TB Gen4 SSD
インターフェース USB Type-C(USB4)×1
USB3.2 Gen2×3
USB2.0×1
HDMI 2.1
DisplayPort1.4
2.5GbE 有線LAN×2
オーディオジャック
Wi-fi Wi-fi 7+BT5.4
電源アダプタ 120W
サイズ 130×127×50mm
重さ 0.52kg

特徴

「M2」は、型番的には「M1」の後継にあたります。
「M1」はCore i9-12950HXを搭載したミニPCでしたがすでに終売、現在はシリーズの「M1 Lite」「M1 Plus」「M1 Pro」が販売されています。

【実機レビュー】 MINISFORUM M1 Pro-125H:グラフィック強め、デュアルUSB4にOCuLinkも使える、隙のないIntel系ミニPC
MINISFORUM「M1 Pro-125H」は、ミニPCでは採用例の少ない、Core Ultra 5 125Hを採用したミニPCです。Core Ultra CPUは、シリーズ2のCore Ultra 9 285Hは結構採用例が増えています

CPU・GPU

「M2」のCPUは、Panther Lake世代となるCore Ultra 7 356Hを搭載。

シリーズ2のいいとこどり。「Core Ultra シリーズ3」は3種類のパッケージで展開
2026年1月5日、CES2026の基調講演内で、IntelはCore Ultra シリーズ3 プロセッサー、コードネーム「Panther Lake」を発表しました。と言っても技術概要については2025年10月頃から小出しにしており、当日は

Core Ultra 7 356Hは16コア16スレッド(4P8E4LPE)で、Arrow Lake由来の構造を取っています。
グラフィックはXe3アーキテクチャを4コア。
50TOPSのNPUを持ち、Copilot+ PCの要件(40TOPS以上のNPU、16GB以上のメモリ、256GB以上のストレージ)をクリアしています。

ローカルLLMの動作にも対応し、Gemma4-26B-A4Bが22.25tok/s (TG128)で動作するとのこと。
なお実際に使うとなると、Gemma4-26B-A4Bはモデルサイズが約18GBで、コンテキスト長10,000トークンで約18GB、最大(262,144トークン)だと約35GBのメモリを必要とします。

CPU PassMark (CPU)
M3 Ultra(32C) 72136
Ryzen AI Max+ 395 63064
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 62366
Ryzen 9 9955HX3D 62285
Core Ultra 7 265K (125~250W) 58720
Core i9-14900K (125~253W) 58454
Ryzen 9 7945HX3D(16C/32T) 57819
Core i7-14700K (125~253W) 52125
Ryzen 9 5950X (105W) 45329
Core i9-14900HX(24C/32T) 44418
Core Ultra 5 235HX(14C/14T) 40684
Ryzen 7 9800X3D (120W) 39975
Core Ultra X9 388H(16C/16T) 39930
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 39583
M4 Pro(14C/14T) 38075
Core i7-14700HX(20C/28T) 36913
Core Ultra X7 358H(16C/16T) 34594
Ryzen 7 7800X3D (120W) 34287
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 34106
Core Ultra 7 356H(16C/16T) 33798
Core Ultra 9 285H(16C/16T) 32892
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 31006
Core Ultra 7 255H(16C/16T) 30708
Core Ultra 5 235H(14C/14T) 29454
Ryzen 7 8845HS(8C/16T) 28429
M5 10core 27604
Core i9-13900H(14C/20T) 25894
Ryzen 9 6900HX(8C/16T) 25796
Core 7 240H(10C/16T) 24667
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 24651
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 24542
M4(10C/10T) 23699
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 21420
Core Ultra 5 325(8C/8T) 20312
Core Ultra 9 288V(8C/8T) 20101
Core Ultra 7 258V(8C/8T) 18962
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 17757
Core i7-1165G7(4C/8T) 9830
Core i5-1135G7(4C/8T) 9396
Intel N100(4C/4T) 6122
Ryzen 5 3500U 5940
Intel N97(4C/4T) 5858
CPU TimeSpy
RTX 5060 (8GB) 13713
RTX 3070 (8GB) 13641
RTX 4060 Ti (8/16GB) 13467
RTX 3080 laptop 12002
Radeon 8060S 11815
RTX 3060 Ti (8GB) 11707
RTX 3070 Ti laptop 11340
RX 7600 XT (16GB) 11203
RTX 4060 (8GB) 10620
RTX 3060 (12GB) 8749
RTX 4050 laptop (6GB) 8211
Core Ultra X9 388H(B390) 6971
Core Ultra X7 358H(B390) 6420
RTX 3050 6228
GTX 1660 desktop 5444
GTX 1060 desktop 4203
Core Ultra 9 288V(Arc) 4039
Core Ultra 7 258V(Arc) 3892
Core Ultra 9 285H(Arc) 3891
Ryzen AI 9 HX 470(890M) 3811
GTX 1650 desktop 3565
Core Ultra 5 228V(Arc) 3522
Core Ultra 5 225H(Arc) 3451
Core Ultra 9 185H(Arc) 3432
Core Ultra 9 386H 3429
Core Ultra 7 155H(Arc) 3413
Radeon 890M 3373
Core Ultra 5 125H(Arc) 3088
Core Ultra 5 325 2958
GTX 1650 Max-Q 2932
Core Ultra 7 356H 2898
Ryzen Z1 Extreme 2836
Radeon 780M 2785
Radeon 680M 2339
Core i9-13900H(Xe) 1663
Ryzen 7 5800H(Vega 8) 1374
Core i7-1165G7(Xe 96EU) 1358
Core i5-1135G7(Xe 80EU) 1096
Intel N100(UHD 12th) 321
Ryzen 5 3500U 273

PassMark3DMarkの集計値、および当ブログでのレビュー結果に基づいています

CPU性能は、PassMarkスコアが34000弱。Core Ultra 9 185HやCore Ultra 9 285Hと肩を並べる、ハイエンド級の性能を誇ります

一方でグラフィック性能は控えめ。とは言っても、ゲーミングUMPCで使われてきたRyzen 7 7840UやZ1 Extremeと同等レベルです。控えめとはいったい…?

メモリとストレージ

「M2」のメモリは32GBのDDR5-5600。どうも32GB×1枚の構成のようです。
内部的には2スロットで、最大128GBまで対応します。

ストレージは1TBのGen4 SSD。内部的にはデュアルスロットです。

その他

無線LANはWi-Fi 7(802.11be)に対応。Bluetoothはv5.4。チップ(Wi-fiカード)はIntel BE200。
有線LANは2.5GbEが2ポート。

電源アダプターは120W。

外観

本体全景。
今までより角が丸くなった新デザインです。

インターフェース。USB4は1ポートのみ。背面は1ポートだけUSB2.0です。
Core Ultra 7 356HはPCIeを20レーン持っている(M.2 SSDで8レーン消費)ので、OCuLink(4レーン必要)があっても良かったんじゃないかなぁと。

もう一点、排気口が下にあるのもポイントです。

内部イメージではこの通り、CPUが底面側に位置しています

底面画像。
ゴム足がネジ穴を隠していません。
ネジを外すと天板が外れて、メモリ・SSDにアクセスできる、という構造のようです。

まとめ

「M2」の記事執筆時点の価格は187,199円(+1872ポイント)。Amazonではクーポン込みで189,499円からの3%ポイント(6,129ポイント)で実質183,370円です。
CPU性能的にもほぼハイエンドなので、そこに32GB+1TBならこのくらいの価格でしょう。

「M1」がシリーズ派生したように、「M2」もシリーズ展開が期待できます。
あくまで予想ですが、Core Ultra X7/X9を搭載した「M2 Pro」が出るんじゃないかな。値段は多分20万円台半ば~後半になると思うけど。

グラフィック強めのCore Ultra 9 285Hを搭載した「M1 Pro」が174,399円。
Core Ultra 100/200シリーズはNPUがしょぼくてLLMに対応しませんが、AIを使わなければ「M1 Pro」でも問題ありません。
自分の使い方に合わせて選べばいいかと。

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