お前、生きていたのか。 Black Shark「Gaming Tablet」はSnapdragon 8s Gen 3搭載の8.8インチタブレット

タブレット

2026年4月ころ、Black SharkからSnapdragon 8s Gen 3を搭載した8.8インチタブレット「Gaming Tablet」が発売されました。

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スペック

■ Black Shark Gaming Tablet
SoC Snapdragon 8s Gen 3
メモリ 12GB LPDDR5X
ストレージ 256GB UFS4.0
画面 8.8インチ 2560×1600/144Hz
インターフェース USB Type-C(Gen1)×1
microSD
wi-fi Wi-fi 6+BT5.4
4G/5G 非対応
OS Android 16
カメラ リア:1300万画素
フロント:500万画素
バッテリー 7,300mAh
20W充電
サイズ 208.25×129.16×7.9mm
重さ 約332g

特徴

Black SharkはXiaomiから出資を受けて2017年に設立した、ゲーミングブランドです。
ゲーミングスマホで一世を風靡し、最盛期には中国のゲーミングスマホ市場で7割を超えるシェアを占めていました。

2020年には日本法人の黒鯊科技日本株式会社を設立し、日本でも本格展開していましたが、2022年の「Black Shark 5 Pro」を最後に新製品の発表が途絶え、スマホ全体の高性能化に伴うゲーミングスマホ市場の縮小とともに業績も低迷。
テンセントが買収する計画もありましたが頓挫。従業員の8割を解雇するという大規模リストラを行うも、退職金すらまともに払えないほどの経営難に陥っていました。

2025年、ナンバリングを引き継ぐタブレット「Black Shark Pad 6」が登場するも、搭載SoCが2021年登場のUnisoc T616だったこともあり、「歯がなくなった」「鯊は死んだ」などさんざんな言われようでした。

それでも消えることなく出してきたのが、「Gaming Tablet」です。

CPU

「Gaming Tablet」のSoCはSnapdragon 8s Gen 3
2024年3月に発表されたSoCで、位置づけとしてはSnapdragon 8 Gen 3の廉価版となります。

Cortex-X4×1、Cortex-A720×4、Cortex-A520x3の1+4+3コア構成で製造プロレスは4nm。

CPU AnTuTu 11 (総合)
Snapdragon 8 Elite Gen5 3946419
Apple M5 3803170
Dimensity 9500 3334012
Apple M4 3105660
Snapdragon 8 Elite 3065023
Snapdragon 8 Gen5 2861222
Dimensity 9400+ 2630185
↑フラグシップ
Dimensity 9400e 2445477
Apple M2 2406564
Snapdragon 8s Gen4 2217131
Snapdragon 8 Gen3 2197795
Dimensity 9300+ 2153083
Apple A19 2107897
Apple M1 2025356
Apple A18 1919306
Dimensity 8400 Ultra 1881682
E 2400 1839056
Snapdragon 8 Gen2 1751497
Snapdragon 8s Gen3 1728721
Dimensity 9200+ 1725723
Snapdragon 7+ Gen3 1710623
Dimensity 8300-Ultra 1564985
Apple A16 1581244
Dimensity 8300-Ultra 1570947
Dimensity 8300 1500144
↑ハイエンド
Snapdragon 8+ Gen1 1495183
Apple A15 Boinic 1458392
Snapdragon 7+ Gen2 1249755
Exynos 1580 1200188
Tensor G2 1142498
Snapdragon 888 1058159
Snapdragon 7 Gen3 1050123
Snapdragon 870 997251
Snapdragon 6 Gen4 964176
Dimensity 7400 881190
Snapdragon 865 851186
Snapdragon 6 Gen3 826740
Snapdragon 860 808776
Snapdragon 778G 784208
Dimensity 7025 659546
UNISOC T7300 594604
Helio G100 Ultra 565785
↑ミドル
Helio G99 528818
Snapdragon 680 470959
Snapdragon 685 443586
GPU AnTuTu 11 (GPU)
Apple M5 1640565
Snapdragon 8 Elite Gen5 1420481
Dimensity 9500 1244494
Apple M4 1179854
Snapdragon 8 Elite 1134091
Snapdragon 8 Gen5 1029686
Dimensity 9400+ 919566
↑フラグシップ
Dimensity 9400e 802625
Apple M2 969365
Snapdragon 8s Gen4 778726
Snapdragon 8 Gen3 745815
Dimensity 9300+ 670990
Apple A19 776347
Apple M1 682503
Apple A18 586136
Dimensity 8400 Ultra 566203
E 2400 552339
Snapdragon 8 Gen2 427841
Snapdragon 8s Gen3 484816
Dimensity 9200+ 452922
Snapdragon 7+ Gen3 421571
Dimensity 8300-Ultra 428423
Apple A16 445367
Dimensity 8300-Ultra 366085
Dimensity 8300 332493
↑ハイエンド
Snapdragon 8+ Gen1 242756
Apple A15 Boinic 384561
Snapdragon 7+ Gen2 165046
Exynos 1580 291941
Tensor G2 272143
Snapdragon 888 173746
Snapdragon 7 Gen3 204061
Snapdragon 870 172477
Snapdragon 6 Gen4 161893
Dimensity 7400 131748
Snapdragon 865 163482
Snapdragon 6 Gen3 133624
Snapdragon 860 121911
Snapdragon 778G 95917
Dimensity 7025 52995
UNISOC T7300 42615
Helio G100 Ultra 47676
↑ミドル
Helio G99 43363
Snapdragon 680 29645
Snapdragon 685 29336

スコアは実機とAnTuTuランキング(AnTuTu v11)を使用しています。

SoCの性能は、AnTuTu(v11)が総合170万点
冷却面で有利なタブレットの場合、総合180万点くらいになるようです。なお、公称値は総合190万点

Alldocube「iPlay 70 mini Ultra」のSnapdragon 7+ Gen3が総合171万点なので、やや高めですね。グラフィック性能もちょっと高め。

メモリとストレージ

メモリは12GBのLPDDR5X
ストレージは256GB UFS4.0

このクラスとしては標準的な構成で、特筆すべき点はありません

microSDは2TBまで対応

その他

無線LANはWi-Fi 6(802.11ax)。Bluetoothは5.4。
4G/5Gに関する記載は見当たらないので、Wi-fi専用機ですね。

バッテリーは7,300mAh。充電速度は最大20W。
動作時間はウェブブラウジングで10.3時間、ゲーミングで5.6時間とされています。

外観

画面は8.8インチで解像度はWQXGA(2560×1600)
リフレッシュレートは144Hz、最大輝度は600nits。

カラーはブラックとシルバーの2色。
ゲーミング感のある背面デザインがいいですね。

インターフェースはUSB 3.2 Gen1(5Gbps)で、DisplayPort出力に対応
スピーカーは横持ち時ステレオのデュアルスピーカーで、構成的には他社の8.8インチタブレットと同じです。

冷却はVC(ベイパーチャンバー)とグラフェンを組み合わせています。

数少ない、独自性があるのが同梱するタブレットケース。
金属製で、マグネット接続のスマホクーラーに対応します。

まとめ

「Gaming Tablet」の価格は58,999円
スペック的にも競合するHeadwolf「Titan 1」やALLDOCUBE「iPlay 80 mini Ultra」と同価格帯です。
性能的にはちょっと上ですが、その分4G/5G非対応というマイナスがあるので、トータルとしては同等といったところでしょうか。

華麗なる復活劇…とまではいかないものの、ここ最近はスマートウォッチなどで糊口をしのいでいたブランドの再参入(の兆し)は、素直に喜ばしいことです。

懸念は「Gaming Tablet」がナンバリング外なこと。
蝋燭の最後の輝きのごとく単発で終わるのか、本格的に復活するのか、今後に注目です。

ちなみにバッテリー容量やメモリ・ストレージ・カメラの構成などから、ALLDOCUBE「iPlay 70 mini Ultra」のSoCを載せ替えたリブランド品ではないかとも噂されていますが、真相は不明です。

関連リンク

コメント

  1. 桜まんじゅう より:

    正直、コスパ面で言うとLenovoのレギオンパッドと同レベルかそれ以下で、特筆すべき強みと言えばケースにクーラーつけれるくらいで、差別化点があまりないように見える。ブラックシャークの個人的なイメージは熱性能が良くないってのがあるけどクーラーでそこ保護するのは実質6万越えてくるだろうし、ブランドとしてブラックシャークを好きな人以外が買う意味をあんまり感じないんだよな。中途半端な差別化でブラックシャークがまだ舞う世界を想像出来ないから、株価上がらずに倒産しそう

    • がじぇっとりっぷ より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、海外でも「50ドル足してLegion Y700買った方がいい」とか「せめて8s Gen4だろ」ってコメントが多いです。
      まぁそもそもY700が異常コスパなんですけどね。

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