【実機レビュー】 GEEKOM A8 R7-8745HS:2年経っても現役スペックなミニPC

レビュー

GEEKOM製品について、当ブログでは過去にRyzen 9 7940HSを搭載した「A7 R9-7940HS」をレビューしています。

【レビュー】 GEEKOM A7:Zen4なRyzen 9 7940HS搭載!4面アルミデザインがかっこいい最強格のミニPC
GEEKOM「A7」はこれまでのIntel NUCライクなデザインから一転、Mac mini風デザインとなったミニPCです。良デザインに加えてRyzen 9 7940HS/Ryzen 7 7840HSというモバイル向けの中では最強クラスのC

レビューしたのが2年前ということもあり、現在のGEEKOMでは「A7 R9-7940HS」は終売。というか、レビュー後しばらくして、Ryzen 8000シリーズにアップデートされた「A8 R7-8745HS/R9-8945HS」が発売されました。
今回レビューするのが、この「A8 R7-8745HS」です。

2年前の製品ではありますが、現在も販売が継続されている、現役製品です。
「次」がRyzen AI HX 370で、搭載製品も20万円オーバーに跳ね上がってしまったので、10万円クラスのミニPCとして今も残っている感じです。

当レビューはメーカーより機材提供を受けたものですが、内容自由で書かせてもらっています。
当ブログの方針として、悪い点も包み隠さず書いていきます。
機材を提供いただいたGEEKOM様には、この場をお借りして御礼申し上げます。
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GEEKOM A8 R7-8745HS

CPU Ryzen 7 8745HS
メモリ 16GB DDR5-5600
ストレージ 1TB NVMe Gen4 SSD
インターフェース USB Type-C(USB4)×1
USB Type-C(Gen2)×1
USB3.2 Gen2×3
USB2.0×1
HDMI 2.0×2
2.5GbE 有線LAN
SDXC
オーディオジャック
wi-fi Wi-fi 6E+BT5.2
サイズ 112.4×112.4×37mm
重さ 450g

GoodPoint
高品質なコンパクトアルミ筐体
デュアルHDMI+デュアルType-C
SDカードリーダー内蔵
3年保証

BadPoint
SSDがシングルスロット
メモリは32GB→16GBに

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対象:A8 R7-8745HS
クーポン期限:2026年7月31日

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パッケージ

内容物
・本体
・電源アダプタ
・HDMIケーブル
・マニュアル
・サンキューカード

「A8 R7-8745HS」のインターフェース

■前面
・USB 3.2 Gen2 ×2
・オーディオジャック
・電源ボタン

■左面
・SDXCカードリーダー

■背面
・電源ジャック
・HDMI ×2
・USB4
・2.5GbE 有線LAN
・USB 3.2 Gen2 ×1
・USB 3.2 Gen2 Type-C ×1
・USB 2.0 ×1

「A8 R7-8745HS」の内部

内部はメモリが2スロット、M.2 SSD(2280)が1スロット。
レビューサンプルは16GB×1を搭載。

昨年末に始まったメモリ価格高騰のあおりを受けて、GEEKOM製品は”PRO”シリーズや”Max”シリーズの一部など、上位モデルが32GB、それ以外が16GBとなっています。

「A8 R7-8745HS」のパフォーマンス

「A8 R7-8745HS」の搭載CPUはRyzen 7 8745HS
Zen4×8の8コア16スレッドで、グラフィックはRDNA3×12CUのAMD Radeon 780M。NPUは非搭載。
元はNPUをカットした中国向けのCPUで、製品ページも中国語版しかありません。

AMD 锐龙 7 8745HS
AMD 锐龙处理器助力打造卓越笔记本电脑

また、本来の性能を確認するために、デュアルチャネルが有効となる32GB(16GB×2)でも計測しています。

総合

CPU PassMark11 (CPU)
Ryzen 9 9950X3D (170W) 701594739
Core Ultra 9 285K (125~250W) 674265092
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 630644348
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 623664956
Core Ultra 7 265K (125~250W) 587324926
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 582514205
Core i7-14700K (125~253W) 521694462
Ryzen 7 9800X3D (120W) 399714426
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 395834372
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 341063984
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 310063942
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/32GB) 303583875
Core Ultra 7 255H(16C/16T) 286364398
Core i7-13700H(14C/20T) 284583979
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/16GB) 277663838
Core Ultra 5 225H(14C/14T) 269004238
Core i9-13900H(14C/20T) 258943720
Ryzen 9 6900HX(8C/16T) 257963570
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 246513861
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 245423354
Core i9-12900H(14C/20T) 242263640
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 229023788
Core 7 240H(10C/16T) 227503860
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 220613169
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 214203347
Core 7 240H(10C/16T) 192813804
Core i5-1340P(12C/16T) 185053730
Core Ultra 5 225U(12C/14T) 184763722
Ryzen 7 5825U(8C/16T) 181323053
Intel N100(4C/4T) 61222088

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

PassMarkは旧バージョン(v9)と新バージョン(v11)の両方を掲載。比較はv11で行っています。

同じ16GB×2ではRyzen 9 7940HSに近いスコアを出していますが、最大周波数の差(Ryzen 9 7940HSは5.2GHz、Ryzen 7 8745HSは4.9GHz)で、少し負けています。

CPU

CPU CINEBENCH R15
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 6004319
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 5803340
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 5368312
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 3584320
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 2928251
Core i7-13700H(14C/20T) 2613288
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 2512288
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/16GB) 2419274
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/32GB) 2400271
Z1 Extreme(8C/16T) 2193277
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 2162243
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 2071270
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 2017265
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 1865233
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 1624236
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 1468190
Core i5-1135G7(4C8T) 628160
Core i5-8250U(4C/8T) 547144
Intel N100(4C/4T) 386152

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU CINEBENCH R23
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 389592042
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 371902284
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 322981940
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 238752075
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 192411743
Core i7-13700H(14C/20T) 169431925
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 161261820
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/32GB) 156911739
Ryzen 7 8745HS(8C/16T/16GB) 154091734
Z1 Extreme(8C/16T) 140711770
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 128781704
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 128601490
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 128151719
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 105931500
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 103881432
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 88221262
Core i5-1135G7(4C8T) 40391279
Core i5-8250U(4C/8T) 3035906
Intel N100(4C/4T) 2481923

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPUのレンダリングパフォーマンスを調べるCINEBENCHでは、シングルチャネル(16GB×1)とデュアルチャネル(16GB×2)の結果はほぼ同じ。

GPU

CPU 3DMark Fire Strike (Graphic)
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 9456
GTX 1650 laptop 9264
Ryzen 7 8745HS(16GB×2) 8695
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 8589
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 7928
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 7621
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 7158
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 6950
GTX 1050 6210
Core i9-12900H(16GB×2) 5749
Core i7-13700H(16GB×2) 5617
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 5263
Ryzen 7 8745HS(16GB×1) 5109
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 4813
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 4401
Core i7-1165G7(8GB×2) 3883
Core i5-1135G7(8GB×2) 3842
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 3350
Core i3-1220P(3GB×8) 2805
Intel N100(16GB×1) 1191

CPU 3DMark Time Spy (Graphic)
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 3811
GTX 1650 laptop 3495
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 2942
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 2811
Ryzen 7 8745HS(16GB×2) 2686
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 2592
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 2548
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 2352
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 2042
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 2001
Ryzen 7 8745HS(16GB×1) 1727
GTX 1050 1725
Core i7-13700H(16GB×2) 1689
Core i9-12900H(16GB×2) 1613
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 1580
Core i7-11370H 1542
Core i7-1165G7(8GB×2) 1236
Core i5-1135G7(8GB×2) 1188
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 1078
Core i3-1220P(3GB×8) 854
Intel N100(16GB×1) 326

グラフィック性能はRyzen系らしく、シングルチャネルとデュアルチャネルの差が激しくなっています。

ストレージ

ストレージはWODPOSIT WPBSN4M8-1TGP
WODPOSITはShenzhenの企業で、中国名は深圳市沃存电子有限公司。GEEKOMと同じ企業グループに属する兄弟ブランドです。

参考 安心と信頼の証:GEEKOMのメモリパートナーネットワーク:GEEKOMブログ【公式】

実測値はリード7.078MB/s、ライト6,177MB/sで、Gen4 SSDの中では標準的な速度くらい。

外観

パッケージ

外箱はゲーミング感のあった「A7 R9-7940HS」と打って変わって、上品な白化粧箱に。

裏面にはリサイクルに関するマーク。

左上のラベルのアップ。
技適番号は「A7 R9-7940HS」と同じ番号ですね。

参考 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 (217-230869):総務省

本体は紙製の台紙に鎮座。

パッケージ全体。

付属品

電源アダプタはhyleton製のミッキープラグな120Wアダプタ。
hyletonは2012年設立の、AC/DC電源特化のメーカーです。

「A7 R9-7940HS」ではFSP製だったので、複数メーカーから調達しているようです。

マニュアルとサンクスカード。

2026年になっても中華フォントはそのままでした。 修正されなかったのか…
「放置すると世界的にこれが”正しい日本語の漢字”と思われるようになる」という意見を見てからは、指摘することにしています。

HDMIケーブル

VESAマウンタとネジ類。

筐体

前後インターフェース。
背面のType-CはUSB4+USB3.2 Gen2です。

左側にSDカードスロット。

ラベルは底面にありました。

重量は本体のみで415g、ケーブル込みで787.5g。

内部構造

ゴム足は爪が付いていて、両面テープの粘着力がなくなっても落ちないようになっています。
ここに手間をかけているメーカーはほとんどなく、地味ながら好ポイントです。

蓋を開けたところ。
アルミ筐体(=電波が通らない)ということもあって、アンテナは底蓋に張り付けられています。アンテナは割と外れやすいので、開けるときにちょっと注意が必要。

底面プレートを開けたところ。
底面側にファンがないので、底面プレートがSSDの放熱板となっています。

底面プレートは電源ボタン回りだけゴムで保護されています。

再掲となりますが内部全体。

SSDの下にWi-fiカードが置かれています。
中央スペースは2242サイズのSSDが置けますが、スロットが物理的に実装されていないため、デュアルSSDができないようになっています。
この仕様も「A7 R9-7940HS」と同じです。

システム

起動前

UEFIは旧BIOSスタイル。

モードは3種類あり、ファンも設定可能。

恒例のバックアップ。
使用したのは「Macrium Refrect Free」で、バックアップサイズは38.54GBでした。

システム情報

セットアップは最初からローカルアカウントを作成できるモードになっていました。

デスクトップ。
余計なものはありません。

ライセンスはRETAIL。OEMではなくRETAILなのは珍しいですが、正規ライセンスですね。

HWiNFO。

CPUはTDPが35W、PL1が45W(5秒)、PL2が60W。
最大ジャンクション温度が90°です。「A7 R9-7940HS」では95°だったので、ちょっと低くなっています。

ゲームベンチマーク

レビュー機のスペック

レビュー機のスペックは以下の通り。

CPU Ryzen 7 8745HS
グラフィック AMD Radeon 780M (12CU)
メモリ 16GB×1/16GB×2
ストレージ 1TB Gen4 SSD

比較対象

[中量級] Street Fighter 6

2023年6月に発売し、全世界で670万本(2026年3月時点)を売り上げたストリートファイター6。
デュアルチャネル(16GB×2)では、”LOW/FHD”ではほぼ60FPS張り付き。意外と動きます。

[中量級] FF XIV 黄金の遺産

設定 メモリ スコア FPS 評価
1920×1080
最高品質
16GB×1 2031 13.51 fps 設定変更
16GB×2 2941 21.14 fps 設定変更
1920×1080
高品質
16GB×1 3736 25.70 fps 設定変更
16GB×2 5064 36.45 fps 普通
1920×1080
標準
16GB×1 3898 26.41 fps 設定変更
16GB×2 5963 41.72 fps 普通
1280×720
高品質
16GB×1 5131 37.34 fps 普通
16GB×2 7633 57.36 fps やや快適
1280×720
標準
16GB×1 6485 39.71 fps 普通
16GB×2 8989 65.53 fps 快適
FF XIV 黄金の遺産
RTX 3060 14530 / 非常に快適
Ryzen AI Max+ 395 13627 / とても快適
RTX 3060 laptop 11182 / 非常に快適
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 4418 / 普通
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 3987 / 設定変更
Ryzen 7 8740HS(16GB×2) 3910 / 設定変更
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 3838 / 設定変更
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 3801 / 設定変更
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 3765 / 設定変更
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 3522 / 設定変更
Ryzen 7 8745HS(16GB×2) 2941 / 設定変更
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 2768 / 設定変更
Core i7-13700H(16GB×2) 2516 / 設定変更
Core i9-12900H(16GB×2) 2447 / 設定変更
Ryzen 7 8745HS(16GB×1) 2031 / 設定変更
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 1977 / 設定変更
Ryzen 5 7430U(16GB×2) 1873 / 設定変更
Core i3-1220P(3GB×8) 1428 / 設定変更
Intel Intel N100(16GB×1) 700 / 動作困難

1920×1080(最高品質)での比較

中量級タイトルでは、原因は不明ですが、Ryzen 9 7940HSよりかなり低い数字に。
とはいえそれでも16GB×2にすればFHDで40FPSは出せます。

[重量級] FF XV Windowsエディション

設定 メモリ スコア 評価
1920×1080 高品質 16GB×1 1647 動作困難
16GB×2 2382 重い
1920×1080 標準品質 16GB×1 2125 重い
16GB×2 3191 普通
1920×1080 軽量品質 16GB×1 2539 やや重い
16GB×2 4063 普通
1280×720 標準品質 16GB×1 3303 普通
16GB×2 5123 やや快適
1280×720 軽量品質 16GB×1 4082 普通
16GB×2 6531 快適
FF XV
RTX 3060 9480 / とても快適
Ryzen AI Max+ 395 9427 / とても快適
RTX 3060 laptop 7685 / 快適
GTX 1060 laptop 4241 / 普通
RTX 1650 laptop 3891 / 普通
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 3164 / 普通
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 2959 / やや重い
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 2898 / やや快適
Ryzen 7 8740HS(16GB×2) 2733 / やや重い
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 2615 / やや重い
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 2518 / やや重い
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 2539 / やや重い
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 2420 / 重い
Ryzen 7 8745HS(16GB×2) 2382 / 動作困難
Ryzen 7 8745HS(16GB×1) 1647 / 動作困難
Core i7-13700H(16GB×2) 1676 / 動作困難
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 1384 / 動作困難
Core i3-1220P(3GB×8) 951 / 動作困難
Intel Intel N100(16GB×1) 458 / 動作困難

1920×1080(高品質)での比較

重量級タイトルのFF XIでもやはりRyzen 9 7940HSよりかなり低いスコアとなっています。

消費電力・稼働時間・騒音・温度

消費電力

アイドル時 1.6~6.1W
画面オフ時 1.2~5.6W
スリープ時 1.2~5.2W
CINEBENCH(S) 24.2-29.3W
CINEBENCH(M) 86.9W / 67.6W
FF14ベンチ時 45.8-72.0W
最大 92.0W

消費電力は瞬間最大で92W。電源容量(120W)に比べると、結構余裕を持たせています。
アイドル時も比較的低めです。スリープ時にもうちょっと落ちてくれればいいのですが、許容範囲でしょう。

騒音

状況 音量
電源オフ 34.6dB
アイドル 34.6dB
FF14 43.4dB
最大 43.4dB
最大(背面) 44.1dB
最大(側面) 45.1dB

騒音レベル[dB] 音の大きさのめやす 自室内の聞き騒音
うるさい 70 掃除機
騒々しい街頭
非常にうるさい
60 普通の会話・チャイム
時速40キロの自動車の内部
非常に大きく聞こえうるさい
声を大きくすれば会話ができる
普通 50 エアコンの室外機
静かな事務所
大きく聞こえる
通常の会話は可能
40 深夜の市内
図書館
多少大きく聞こえる
通常の会話は十分に可能
静か 30 ささやき声
深夜の郊外
非常に小さく聞こえる
20 ささやき
木の葉のふれあう音
ほとんど聞こえない

※騒音は30cmの距離で測定

「A8 R7-8745HS」は側面に大きく吸気口が開いていることから、側面の騒音が最大となっています。
サーッという音であまり耳障りではなく、集中すれば気になりません。

温度

「A8 R7-8745HS」の最大ジャンクション温度は90℃、HTC温度制限は115.5℃、サーマルトリップ制限は125℃。

温度はHWMonitorとHWiNFOで測定。
最大温度はどちらも90.1度と、きっちり最大ジャンクション温度が出ていますね。というか、すごい勢いでサーマルスロットリングが発生しています(HWiNFOのThermal Limitの項目)。
FF14ベンチマークでもファン騒音が最大に達していた(=サーマルスロットリング発生)ので、これがスコアが伸びなかった原因でしょう。

熱回りのバランスは難しくて、高温を許容すれば性能は上がる半面、高温負荷の継続はCPUの寿命短縮に直結します、あえて90℃で押さえることで、寿命を延ばす方向に舵を切っていると見た方がいいでしょう。

まとめ

「A8 R7-8745HS」の価格は129,900円。Amazonの過去価格を見ると、セール時は109,900円くらいになっています。

約13万円というと、メモリ32GBのミニPCが買えてしまう値段なので、メモリ16GBの「A8 R7-8745HS」を通常価格で購入するのはさすがにおすすめできません。
セール価格でも微妙に高めではありますが、そこは3年保証ゆえと考えれば、割に合う価格ではあります。

2年前の製品を今買うのはどうなのかという思いもありますが、同価格帯の「次」が見通せません。
Ryzen AI HX 370/470搭載製品は各社から出ていますが、いずれも完成品は20万円オーバー。
10万円台前半になりそうなRyzen AI 7 350/450、あるいはRyzen AI 9 365/465を搭載するミニPCとなると、一応存在はするけど見かけないくらいの希少種です。
そんなわけで、いまだに10万円台前半の主力は各社ともRyzen 8745HS/8845HS、リフレッシュ版のRyzen 7 H 255だったりします。

メモリ/ストレージ価格も2027年まで高止まりという予測(というか値下がりする要素がない)もありますし、ミニPCの価格相場はさらに上昇する可能性こそあれ、下がることはないと思います。
後回しにしても値上がりするだけなので、セールのタイミングで早めに買っておく。これが今の正解です。
実際、AIを除けば現役製品として見劣りしない性能ですし、今買っても数年は使える製品です。

GEEKOM様より15%オフクーポンをいただきました!

公式ストア:gtA8R7PRTN
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クーポン期限:2026年7月31日

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対象:A5 Pro

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付録

ベンチマーク結果一覧

メーカー GEEKOM
モデル名 A8
CPU Ryzen 7 8745HS
GPU AMD 780M
メモリ 16GB×1 16GB×2
ストレージ 1TB Gen4
PassMark 9 Total 6174.6 7179.4
CPU Single 3602 3672
CPU Multi 24760.5 28580.6
2D 973.9 1028.1
3D 4512.7 7755.1
Memory 2013.7 2399.3
Disk 41328.3 43007.1
PassMark 11 Total 6259.8 8361.2
CPU Single 3838 3875
CPU Multi 27766.1 30358
2D 758.3 853.2
3D 5012.9 7818.8
Memory 2497.6 3277.7
Disk 48495 45011.1
3DMark TimeSpy 1965 3022
Graphics 1727 2686
CPU 9094 10423
FireStrike 4738 7971
Graphics 5109 8695
Phisics 25088 25314
Combined 1716 3006
NightRaid 19765 24064
Grapihics 20830 26881
CPU 15325 15009
WildLife 11032 19001
Graphics 66.07 fps 113.78 fps
SteelNomad 293 509
Graphics 2.94 fps 5.10 fps
SteelNomadLight 1743 2856
Graphics 12.92 fps 21.16 fps
CINEBENCH R15 OpenGL 141.79 fps 185.87 fps
CPU(M) 2419 cb 2400 cb
CPU(S) 274 cb 271 cb
CINEBENCH R20 CPU(M) 6037 pts 6115 pts
CPU(S) 678 pts 680 pts
CINEBENCH R23 CPU(M) 15409 pts 15691 pts
CPU(S) 1734 pts 1739 pts
CINEBENCH 2024 CPU(M) 839 pts 874 pts
CPU(S) 102 pts 103 pts
CINEBENCH 2026 GPU 3820 pts 6553 pts
CPU(M) 3195 pts 3589 pts
CPU(S Core) 194 pts 562 pts
CPU(S Thread) 417 pts 423 pts
CrystalMark Mark 1273304 1411908
ALU 404708 417134
FPU 201478 216745
MEM 139520 214763
HDD 108391 113476
GDI 18316 18770
D2D 4969 5450
OGL 395922 425570
CrystalMark Retro All 25217 26447
CPU-Single 13181 13317
CPU-Multi 124776 126946
2D-text 5923 6082
2D-square 14326 14846
2D-circle 11029 11264
2D-image 16769 17406
3D-scene1 73767 75774
3D-scene2 78385 84366
3D-scene1-CPU 18452 18452
3D-scene2-CPU 24603 24603
CrystalMark Retro2 All 24915 24845
CPU-Single 13160 13257
CPU-Multi 125497 126387
2D-text 5817 6084
2D-square 14142 14314
2D-circle 11121 11056
2D-image 16674 17406
3D-scene1 100 100
3D-scene2 100 100
3D-scene1-CPU 72281 73216
3D-scene2-CPU 74000 60629
GeekBench5 Single 1858 1873
Multi 9652 11850
OpenCL 27692 38023
OpenCL(dGPU)
GeekBench6 Single 2532 2586
Multi 9959 12927
OpenCL 26040 32079
OpenCL(dGPU)
PCMark ALL 7484 7738
Essensial 9269 8347
Productivity 14723 14841
DigitalContent 8338 9065
VR Mark 1874 3673
DQ(DX9) 1920・最高 9306
とても快適
11879
すごく快適
1280・標準 11749
すごく快適
13046
すごく快適
FF XIV(DX11)
暁月の終焉
1920・最高 3158
設定変更
21.34 fps
5296
普通
35.62 fps
1920・高 3934
設定変更
26.67 fps
6299
やや快適
42.04 fps
1920・標準 4868
普通
33.44 fps
7408
やや快適
50.21 fps
1280・高 6757
やや快適
47.90 fps
9915
快適
69.46 fps
1280・標準 7910
やや快適
56.69 fps
11303
とても快適
81.15 fps
FF XIV(DX11)
黄金の遺産
1920・最高 2031
設定変更
13.51 fps
2941
設定変更
21.14 fps
1920・高 3736
設定変更
25.70 fps
5064
普通
36.45 fps
1920・標準 3898
設定変更
26.41 fps
5963
普通
41.72 fps
1280・高 5131
普通
37.34 fps
7633
やや快適
57.36 fps
1280・標準 5485
普通
39.71 fps
8989
快適
65.53 fps
FF XV(DX11) 1920・高 1647
動作困難
2382
重い
1920・標準 2125
重い
3191
普通
1920・軽量 2539
やや重い
4063
普通
1280・標準 3303
普通
5123
やや快適
1280・軽量 4082
普通
6531
快適
StreetFighter6
Fifgting Ground
Highest 18.33 fps 30.01 fps
High 20.35 fps 30.04 fps
Normal 20.95 fps 30.04 fps
Low 30.06 fps 58.77 fps
Lowest 59.84 fps 59.91 fps
ブラウザ BaseMark 1515 1802
jetstream2 420.464 428.289
MotionMark 2055.99
Octane 103231 103826
Octane Multi 721040 831133
SpeedMeter2 456 474
SpeedMeter3 27.8 28.8
WebXPRT4 157 351
WebXPRT5 100 102

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