ARグラスのVITURE「Luma Ultra」のレビューと合わせて、連携デバイスである「Pro ネックバンド」も体験しました。
VITURE Pro ネックバンド

| ■ Pro ネックバンド | |
| SoC | Snapdragon 778G 5G |
|---|---|
| メモリ | 12GB |
| ストレージ | 256GB |
| インターフェース | USB Type-C(2.0)×1 映像出力(マグネット) |
| wi-fi | Wi-fi 6E+BT5.2 |
| OS | Android 13 |
| バッテリー | 3,280mAh |
| サイズ | 225.3×158.8×37.6mm |
| 重さ | 170g |
GoodPoint
✔ アンビエントモードが便利
✔ 6DoF対応になる
✔ (一応)フリーハンド
✔ 充電しながらARグラスに表示可能
BadPoint
✖ Androidバージョンが古い
✖ ハンドジェスチャーの反応がいまいち
✖ そこそこファンの音がする

クーポンコード:GADGETRIP26
クーポン対象:VITURE Lumaシリーズ
クーポン期限:2026年6月30日(土)23:59
また、上の公式ストアへのリンクは同じく10%オフ適用済みリンクとなります。
※注意事項※
・他のクーポンやキャンペーン特典との併用はできません。
・公式サイトで「Beast」をご購入の場合は、購入特典を「なし」にしていただいたうえで、クーポンをご利用ください。
・Amazonでご購入の際は、必ず注文確定画面で割引が適用されているかご確認ください。
また、VITUREではエントリー+1000円/3回以上の注文で1000ポイントがもらえるブランドミッションを開催しています(開催期間:~7月30日)
操作について
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| 電源短押し | スリープ/復帰 |
| 電源長押し | 電源オン/オフ |
| 音量ボタン | 音量+/- |
| 設定1回押し | クイック設定起動 |
| 設定2回押し | 視点とカーソルをリセット |
| 設定3回押し | アンビエントモード切替 |
| 設定長押し | ハンドジェスチャー有効/無効 |
| 設定+電源 | ヘッドゲイズナビゲーションの有効/無効 |
「Pro ネックバンド」は本体に電源・音量・設定のボタンがあり、この3種類のボタンで最低限のことはできます。
設定2回押しのリセンタリングはめっちゃ使います。
個人的に、アンビエントモードが物理ボタンに割り当てられているのは良いと感じました(結構多用した)。
そのほか、スマホアプリ「Neckband Remote」による操作、ハンドジェスチャー、ヘッドゲイズナビゲーション、Bluetoothマウスでの操作に対応しています。
ハンドジェスチャーは以下の通り
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| 親指と人差し指を開いた状態で手を動かす | カーソル移動 |
| 親指と人差し指をつまむ | 選択/クリック |
| 手のひらを上に向け指をつまむ | 戻る |
| 手のひらを上に向け指をつまんだまま保持 | クイック設定起動 |
| 両手の親指と人差し指を摘んで、近づけたり離したり | 画面サイズ調整 |
ヘッドゲイズナビゲーションは、画面中央にカーソルが表示され、頭を動かしてカーソル操作(この関係で3DoFモードとなります)、音量+が決定、音量-が戻るボタンとなります。
正直なところ、ハンドジェスチャーの反応がいまいちで、ヘッドゲイズナビゲーションの方がまだ使えるという。
一番使いやすいのは「Neckband Remote」による操作ではあるのですが、これはこれで「Pro ネックバンド」のメリットであるフリーハンドを手放すことになります。
こんな感じで、現状では決定版と言える操作方法はなく、利用シーンによって使い分ける必要があります。
先代「One ネックバンド」のような操作部(できれば方向キーではなくタッチパッドで)があればよかったのですが…
参考 VITURE One ネックバンド:VITURE
使ってみて

「Pro ネックバンド」はベースはAndroid 13。
なので、基本的にはネックバンド型のAndroid機です。


AnTuTu(V10)で総合59万点、AnTuTu(v11)で総合85万点程度なので、性能的にはミドル寄りのエントリークラスといったところ。
操作感やレスポンスも同程度の性能のスマホ・タブレットと同じような感じになります。
セットアップ

起動すると最初に、「Neckband Remote」アプリとペアリングしてねと表示されます。


というわけで、インストールしてペアリング。

お馴染み、Androidのセットアップ画面が表示されました。

セットアップ内にハンドジェスチャーのチュートリアルが組み込まれています。

手をしっかり認識しています。

チュートリアルが終わるとホーム画面(撮りそこなったので、あれこれインストールした後の画面となっています)。

君、さっきと違うくない…?
なお、「Pro ネックバンド」には「ハンドジェスチャー用カメラ」が付いていますが、このカメラを隠しても、「Luma Ultra」のカメラでハンドジェスチャーできました。
本体のカメラはカメラを内蔵しない、Ultraじゃない「Luma」や「VITURE Pro」などで使うことになるのでしょう。
SpaceWalkerモード

「Pro ネックバンド」は独自UIとしてSpaceWalkerモードを持っています。
名前はスマホアプリと同じですが、見ての通り中身は全く別物です。
6DoFトラッキング、スムーズフォロー(ゆっくり画面追従)、マルチスクリーン機能はSpaceWalkerモードでのみ機能します。
スムーズフォローで画面が動いている間は表示がボケた状態になるので、移動中もくっきりしたままにできる設定が欲しかったところです。

SpaceWalkerモードはアイコンがカーソルの方を向きます。ちょっとかわいい。

本体の設定ボタン1回押しで出て来るポップアップの一番右のアイコンでAndroidモードに戻ります。
動画視聴

「Pro ネックバンド」+「Luma Ultra」の組み合わせは、フリーハンドでの動画視聴には最適です。
モニターと違って姿勢を問わないので、多くの操作を伴わない使い方であれば、結構快適に見ることができます。
一点だけ、寝転んで天井を見ている状態だと、リセンタリングしても斜めに表示されることが多いのが惜しいところ。
この点、スマホのSpaceWalkerモードだと傾きのない2DoFなので、斜めになることはないんですよね。
まああくまで寝ながら視聴の話なので(寝転んでも「Pro ネックバンド」は特に邪魔には感じませんが、脱ぐのがちょっと面倒)、普通のリラックスした姿勢で視聴する分には、6DoFで画面が空間に対して固定される(≒AR酔いしにくい)「Pro ネックバンド」の方が、使い勝手がいいです。
そんな感じなので、座った姿勢では「Pro ネックバンド」+「Luma Ultra」、寝転んだときはスマホ+「Luma Ultra」で使い分けています。
アンビエントモード
アンビエントモードは直訳すると周辺モード、あるいは環境モード。
要は、表示を小窓化するモードです。
これもスマホアプリ版にはない機能。

翻訳をミスって右下が二つあるのはご愛敬。
サイズも表示位置も変えられます。
じっくり見ながらではないので、映像付き音声くらいの扱いですね。
調光機能をオフにして、ながら作業をするのにとても向いていて、レビュー期間中もちょいちょいアンビエントモードで使っていました。
周囲を見るのがメイン、画面がサブなので、感覚的にはフリーハンドのながらスマホが近い表現。そんな感じなので、AR酔いが発生しにくいのも多用した理由の一つです。
アンビエントモードだと画面はそれほど注視しないので、光透過率を60%くらいまで上げても良かったかも。
騒音・発熱について
「Pro ネックバンド」は製品ページで静音・低発熱を謳っています。

計測してみたら、アイドル時(SpaceWalkerホーム画面表示)で42度前後。
高温とは言えませんが、低発熱とも言いづらい、微妙な温度です。
騒音については、動画視聴をしていてもファン音が聞こえてくる程度にはあります。
音としてはノートPCのファンに近く、なんかPCに高負荷作業させていたっけ?と思ったら「Pro ネックバンド」の音だった、というくらいに似ています。
耳障りというほどではありませんが、耳に近い位置でファンが回るという性質からも、静音を謳うにはちょっと厳しいんじゃないかなぁと。
外観

「Luma Ultra」ほどではないものの、外箱はちょっと凝った雰囲気。

封印シールが製品シールと一体化しているのは初めて見ました。
シール面積が広い分、コストがかかってそう。

底面。

中身はAndroid機なので、ちゃんと技適も取得しています。
技適はVITURE名義で取得。複数のモデルをまとめて取得することが多い中華系タブレット・ミニPCと違って、「Pro ネックバンド(モデル名:V1231)」単体での取得です。
参考 技術基準適合証明等を受けた機器の検索(210-240485):総務省

内箱を引き出したところ。
「Luma Ultra」と同じ世界観ですね。

中にはこんな感じで鎮座していました。

パッケージ全体です。
付属品

付属品のポーチ。
先代「One ネックバンド」は、バッテリーを内蔵したハードケースがオプションで用意されていましたが、「Pro ネックバンド」用は未登場。

同梱品だけど箱には入っていない、別パッケージ扱いのUSB変換アダプタ。

マグネット端子をType-Cに変換します。

これで他メーカーのARグラスも接続できるようになります。

ちょっと思いついて試したのがこれ。
Type-Cの延長アダプタ+Type-C to HDMI+HDMIアダプタ。
これでスクリーンショットがはかどるはず…!

で、実際に表示したのがこちら。
そうだね、実表示は3840×1200だったね!解像度対応してなかったらこうなるよね!

Androidモードだと通常表示になります。
本体

本体全景。

左右のアップ。
右側は充電端子とハンドジェスチャー用カメラ。ファンが内蔵されているので、内側に吸気口が開いています。
左側は多分操作ボタンと多分バッテリーです。

左側の内側に認証情報。

外側はシースルーでパターンが刻まれていて、かっこいいです。
まとめ
「Pro ネックバンド」の価格は59,980円。
ネックバンド型という点もですが、(反応が良くないとはいえ)ハンドジェスチャーに対応し、スマホ版と違うSpaceWalkerモードにアンビエントモードと、なるほど専用デバイスというだけはあるなと唸ってしまう製品でした。
単純な動画視聴だけならスマホ・タブレットでも十分にこなせますが、ワンランク上の操作体験を得ることができる「Pro ネックバンド」は、付随デバイスとしてありなんじゃないかなと。
これで高性能なSoCを搭載していれば、ゲームまで含めた多機能デバイスとして称賛の声も多かったのでしょうが…まぁ、そんなことをすれば価格に跳ね返ってくるわけですが。
現状でも非ゲーム用途であれば特に遅延を感じることもないですし、価格に見合った内容になっていると思います。
ただAndroidのバージョンがちょっと古いので、そこだけは何とかして欲しかったですね。
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クーポン期限:2026年6月30日(土)23:59
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関連リンク

おまけ:ベンチマーク
Android機ということで、ベンチマークを計測してみました。
中身的には「Pro ネックバンド」はSM7325、一般的にはSnapdragon 778G 5Gと呼ばれているSoCを搭載しています。
Snapdragon 778G 5Gは2021年のプロセッサで、2021年~2022年のミドルクラススマホに搭載されていました。
| メーカー | VITURE | HEADWOLF | Headwolf | |
|---|---|---|---|---|
| モデル名 | Pro ネックバンド | FPad6(参考) | FPad7(参考) | |
| CPU | Snapdragon 778G | Helio G99 | Dimensity 7050 | |
| メモリ | 12GB | 8GB | 8GB | |
| ストレージ | 256GB | 128GB UFS2.1 | 256GB UFS3.0 | |
| OS | Android 13 | Android 14 | Android 14 | |
| AnTuTu (v10) | 総合 | 591462 | 409019 | 563618 |
| CPU | 205384 | 132413 | 173186 | |
| GPU | 86882 | 63004 | 111925 | |
| MEM | 147037 | 108432 | 137419 | |
| UX | 152169 | 105170 | 141088 | |
| AnTuTu (v11) | 総合 | 848183 | 546641 | 699681 |
| CPU | 347049 | 203260 | 274396 | |
| GPU | 79031 | 42615 | 61691 | |
| MEM | 181630 | 146989 | 158527 | |
| UX | 240473 | 153777 | 205067 | |
| GeekBench 5 | シングル | 872 | 532 | 745 |
| マルチ | 3047 | 1664 | 2255 | |
| OpenCL | 3210 | 1465 | 2673 | |
| GeekBench 6 | シングル | 1135 | 710 | 966 |
| マルチ | 2089 | 1822 | 2477 | |
| OpenCL | 2990 | 1275 | 2394 | |
| 3DMark | Wild Life | 3170 | 1104 | 2274 |
| Wild Life Unlimited | 3463 | 1206 | 2295 | |
| Wild Life EX | 934 | 337 | 626 | |
| Wild Life EX Unlimited | 942 | 331 | 609 | |
| Sling Shot | 5719 | 3113 | 5103 | |
| Sling Shot Unlimited | 8173 | 3486 | 5664 | |
| Sling Shot EX | 5084 | 2410 | 3846 | |
| Sling Shot EX Unlimited | 6790 | 2525 | 4257 | |
| Steel Nomad L | 310 | 126 | 225 | |
| Steel Nomad L Unlimited | 313 | 127 | 242 | |
| PassMark | System | 14565 | 9294 | 11426 |
| CPU | 6786 | 25531 | 31581 | |
| Memory | 28663 | 14493 | 19136 | |
| Disk | 135210 | 125420 | 92057 | |
| 2D | 34783 | 19537 | 22080 | |
| 3D | 45285 | 25221 | 33664 | |
| ブラウザ | jetstream2 | 164.232 | 78.941 | 80.542 |
| BaseMark | 1493 | 336.62 | 357 | |
| WebXPRT4 | 153 | 81 | 77 | |
| WebXPRT5 | 42 | 25 | 36 | |
| MotionMark | 10.18 | 633.26 | 43.4 | |
| Octane(Single) | 46632 | 26891 | 40488 | |
| Octane(Multi) | 298274 | 187031 | 242655 | |
| Speedometer 3.1 | 9.77 | 4.93 | 7.57 | |
| PCMark | Work 3.0 | 10609 | 9128 | 9924 |
| Battery (100%) | 6h05m | 6h00m | ||
| Battery (50%) | 8h41m | 9h03m | ||
| Burnout | 37.9 | 11.1 | 22.5 | |
| AI-Benchmark | 1572 | 191 | 398 | |
| GeekBench AI | CPU Single | 350 | 457 | 571 |
| CPU Half | 651 | 456 | 570 | |
| CPU Quantized | 758 | 916 | 1190 | |
| GPU Single | 775 | 140 | 240 | |
| GPU Half | 1249 | 186 | 324 | |
| GPU Quantized | 1151 | 178 | 324 | |
| NPU Single | 229 | 完走できず | 完走できず | |
| NPU Half | 229 | 完走できず | 完走できず | |
| NPU Quantized | 565 | 完走できず | 完走できず | |
| QNN Single | 231 | – | – | |
| QNN Half | 232 | – | – | |
| QNN Quantized | 12320 | – | – | |
| AiTuTu v3 | 総合 | 392073 | 41945 | 75564 |
| Super Resorusion | 60444 | 800 | 1096 | |
| Style Transfer | 142935 | 4187 | 7399 | |
| 画像分類 | 90076 | 21204 | 39880 | |
| オブジェクト検出 | 98618 | 15754 | 27189 | |





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