2025年1月20日、ミニPCメーカーのMINISFORUMはCore i9-14900HXにモバイル向けGeForce RTX 5070を搭載した超薄型デスクトップ「AtomMan G7 Pro」を発売しました。
スペック

| ■ AtomMan G7 Pro | |
| CPU | Core i9-14900HX |
|---|---|
| GPU | GeForce RTX 5070 laptop(8GB) |
| メモリ | 0/32GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 0/1TB SSD |
| インターフェース | USB Type-C(USB4)×1 USB Type-C(Gen1)×1 USB3.2 Gen2×1 USB3.2 Gen1×2 HDMI2.1 SDXC 2.5GbE 有線LAN オーディオジャック |
| wi-fi | Wi-fi 7+BT5.4 |
| 電源アダプタ | 280W |
| サイズ | 260×80×398mm |
| 重さ | 2.62kg |
特徴
「AtomMan G7 Pro」はタイトルにもあるように、超薄型デスクトップの3代目となります。


NUCXI5/I7 (初代、2022年):Core i7-11800H/i5-11400H+RTX 3070/RTX 3060
AtomMan G7 Ti/SE (2代目、2024年):Core i9-14900HX/i7-14650HX+RTX 4070
AtomMan G7 Pro (3代目、2026年):Core i9-14900HX+RTX 5070
2年ごとに登場していますね。
製品名からも分かるように、3代目というか実際のところはGPUを更新した2.5代目くらいです。
初代・2代目ではCPUを2種類から選べましたが、Core i9-14900HXのみとすることでラインナップをシンプル化しました。
CPU・GPU
「AtomMan G7 Pro」のCPUは、第14世代Core HXプロセッサ(コードネーム:Raptor Lake)世代からCore i9-14900HXを搭載します。
アーキテクチャ面は第13世代と共通で、コードネームも同じ。 違いとしてはWi-fi 7やThunderbolt5など、アーキテクチャ以外の部分となります。
グラフィックはモバイル向けのGeForce RTX 5070 laptop。
グラフィックメモリは8GB GDDR7で、TGP(TDPのグラフィック版)は115Wです。
※PassMarkと3DMarkの集計値、および当ブログでのレビュー結果に基づいています
CPUの性能としてはPassMarkスコアが45,000台、Core i7-13700Kと同等です。
現行のCore Ultra 9 285HXに比べれば2割ほど低いスコアではありますが、十分にハイエンドクラスの範囲内です。
グラフィック性能は、おおむねデスクトップ向けのRTX 5060と同等。
3DMark集計ではRTX 4070 laptopとは10%差ですが、MINISFORUMでの測定では14.6%の向上だったとのこと。
また、AI(LLM)のパフォーマンスは先代比20%向上したそう。
メモリとストレージ
「AtomMan G7 Pro」はベアボーン(メモリ・ストレージ・OSなし)と完成品が用意されています。
完成品のメモリは32GB DDR5-5600。
内部的には2スロットで、最大96GB(48GB×2)まで対応。まぁ、128GB(64GB×2)も動作するでしょうが、相性問題とかが出てくるので、確実性を期して96GBとしているのでしょう。
ストレージは1TB M.2 SSD。
内部的には2スロットで、Gen5+Gen4の組み合わせとなっています。
前世代「AtomMan G7 Ti」はデュアルGen4だったので、地味にアップデートされていますね。
その他
無線LANはWi-Fi 7(802.11be)に対応。Bluetoothはv5.4です。
チップは書いていませんが、Intel CPUなので普通にIntel BE200だと思われます。
有線LANは2.5GbE。チップは定番のRealtek RTL8125です。
電源アダプタは280W。
「AtomMan G7 Pro」は二つのモードが用意されていて、CPU+GPUの消費電力は最大で200Wです。
ゲームモード:CPUのみは120W、ゲーム時85W+115W
オフィスモード:CPUのみは90W、ゲーム時55W+95W
SSDやインターフェースなどを入れても、280Wで何とか収まっていますね。
外観

外観は先代「AtomMan G7 Ti」から変更がありません。
サイズは260×80×398mmですが、これはスタンド込みなので、本体だけなら15.6インチノートを縦に置いたくらいのサイズです。

ファン側はほぼ吸気口。

2.モード交換スイッチ
3.USB 3.2 Type-A (Gen1,5Gbps )
4.SDカードリーダー(SD4.0 UHS-II)
5.USB 3.2 Type-C(Gen1,5Gbps,Data Only )
6.3.5mm コンボジャック
7.USB 3.2 Type-A (Gen1,5Gbps )
9.USB4ポート(40 Gbps, PD out 15W)
10.USB 3.2 Type-A (Gen2,10Gbps )
11.HDMI 2.1 FRL
12.2.5G RJ45 LAN
インターフェースは映像出力がHDMIとUSB4の2ポートのみ。トリプルディスプレイは非対応です。

ちょっと画像が小さいですが、内部イメージ。ぱっと見だとノートPCの中身ですね。
上下と背面の3方向排気です。
ちなみに先代「AtomMan G7 Ti」では、ゲーミングノートくらいの騒音だったようです。
まとめ
「AtomMan G7 Pro」の価格はベアボーンで229,599円、完成品(32GB+1TB)で287,999円。
Core i9 14900HX+RTX 5070 LaptopのミニPCとして考えれば、安くもなく高すぎず、妥当な価格設定でしょう。
CPUがCore Ultra世代にならなかったのはちょっと残念ですが、こうして開発が継続している以上、次が出ることも期待できるわけで。
RTX 60シリーズは2027年半ばと言われているので、2年後の2028年にはCore Ultra+RTX 6070 laptopなんて組み合わせで登場するかもしれません。
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