【実機レビュー】 Beelink ME Pro:机上に置いても違和感なし!デザイン良しで超静音な2+3ベイNAS型ミニPC

レビュー
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Beelink「ME Pro」はIntel N95を採用し、HDDが2ベイにM.2 SSDが3スロットもある、NASスタイルのミニPCです。

BeelinkのNAS PCは、M.2 SSD×6枚を内蔵できる「ME Mini」が大きな話題を呼びましたが、容量に対するコストの問題がありました。
そこで登場したのが、HDDも搭載できる「ME Pro」です。

「ME Mini」に引き続き採用されたIntel N95は、NASメーカーもミドルロークラスでIntel N95/N97/N100/N150を採用しており、NAS向けCPUとしての実績は豊富です。

違うのは、NAS用OSではなくWindowsを搭載すること。
NAS OSほどには特化した機能は使えませんが、Windowsの資産(アプリ)が使えるのは大きなメリット。また、メーカー側によるOSの開発・メンテの必要がないので、実はコスト面でも有利です。

当レビューはメーカーより機材提供を受けたものですが、内容自由で書かせてもらっています。
当ブログの方針として、悪い点も包み隠さず書いていきます。
機材を提供いただいたBeelink様には、この場をお借りして御礼申し上げます。
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Beelink ME Pro

■ ME Pro
CPU Intel N95/N150
メモリ 12~16GB LPDDR5-4800
ストレージ 3.5/2.5インチ×2
M.2 2280×3
インターフェース USB Type-C(Gen2)×1
USB3.2 Gen2×1
USB2.0×2
HDMI
5GbE 有線LAN
2.5GbE 有線LAN
wi-fi Wi-fi 6+BT5.4
電源 100Wアダプタ
サイズ 166×121×112mm
重さ 2.1kg

GoodPoint
バランスの良い2+3ベイ
5GbE+2GbEのデュアルLAN
本体は全然音がしない
効率的なエアフロー

BadPoint
メモリ増設不可
WindowsがHomeエディション

Beelink | Beelink ME Pro

パッケージ

内容物
・本体
・電源アダプタ
・電源ケーブル
・ネジ類
・HDMIケーブル
・LANケーブル
・マニュアル

「ME Pro」のインターフェース

■フロント
・リセット穴
・CMOSクリアー穴
・USB3.2 Gen2
・電源ボタン
■リア
・電源ジャック
・2.5GbE 有線LAN
・5GbE 有線LAN
・HDMI
・USB 2.0×2
・USB Type-C(Gen2)
・オーディオジャック

「ME Pro」のパフォーマンス

「ME Pro」の搭載CPUはIntel N95
2023年に発表されたAlder Lake-NアーキテクチャのCPUで、4コア4スレッドです。
ミニPCで良く採用されているIntel N100はTDPが6Wでグラフィックが24EU、対してIntel N95はTDPが15Wでグラフィックが16EUという違いがあります。

といってもIntel N100は24EU×750MHz、Intel N95は16EU×1.20GHzなので、トータルの性能はそこまで大きな違いは出ません。

総合

CPU PassMark11 (CPU)
Core Ultra 9 185H 341063984
Ryzen 9 7940HS 310063942
Core i7-13700H 284583979
Core Ultra 5 125H 263903712
Core i9-13900H 258943720
Ryzen 9 6900HX 257963570
Ryzen 7 7840U 246513861
Ryzen 9 5900HX 245423354
Core i9-12900H 242263640
Ryzen 5 7640HS 234643788
Ryzen 7 5800H 220613169
Ryzen 7 6800U 214203347
Ryzen 5 7545U 206503878
Ryzen 5 6650H 196333361
Ryzen 7 5700U 177572687
Core i3-1220P 165523525
Ryzen 5 7430U 164083063
Core i5-1235U 150453359
Ryzen 5 5500U 148872534
Core i7-11390H 121173376
Intel N100 61222088
Intel N95 57182060

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

PassMarkは旧バージョン(v9)と新バージョン(v11)の両方を掲載。比較はv11で行っています。

マルチスレッド性能は5718ポイント。これでもPassMark公式の集計平均値(記事執筆時点で5297ポイント)よりは8%弱高いスコアです。

分布表で見ると、N95全体の上位20%に入っています。

CPU

CPU CINEBENCH R15
Core Ultra 9 185H 2928251
Core i7-13700H 2613278
Ryzen 9 7940HS 2521288
Ryzen 9 6900HX 2238249
Core Ultra 5 125H 2234243
Ryzen 9 5900HX 2162243
Ryzen 5 7640HS 2071270
Ryzen 7 7840U 2017265
Core i9-12900H 2005248
Ryzen 5 7545U 1749276
Ryzen 7 6800U 1624236
Ryzen 5 6650H 1607237
Core i5-11400H 1524221
Ryzen 7 5700U 1381185
Core i3-1220P 1346214
Ryzen 5 5500U 1231177
Core i5-1235U 1113223
Core i7-11390H 948232
Core i7-1165G7 859227
Core i5-1135G7 628160
Intel N95 430141
Intel N100 386152

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU CINEBENCH R23
Core Ultra 9 185H 192411743
Core i7-13700H 169431925
Ryzen 9 7940HS 161261820
Core Ultra 5 125H 147491681
Ryzen 9 6900HX 135961599
Core i9-12900H 131541730
Ryzen 5 7640HS 128781704
Ryzen 9 5900HX 128601490
Ryzen 7 7840U 128151719
Ryzen 5 7545U 108341739
Ryzen 7 6800U 105931500
Core i5-11400H 99791474
Ryzen 5 6650H 99371484
Core i3-1220P 89641543
Ryzen 7 5700U 82521241
Core i5-1235U 75111568
Ryzen 5 5500U 72901186
Core i7-11390H 58561516
Core i7-1165G7 54451522
Core i5-1135G7 40391279
Intel N95 2667902
Intel N100 2481923

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPUのレンダリングパフォーマンスを調べるCINEBENCHでは、Intel N100をわずかに上回っています。

GPU

CPU 3DMark Fire Strike (Graphic)
GTX 1650 9264
Ryzen 9 7940HS(16GB×4) 8589
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 7928
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 7621
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 7253
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 7158
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 6950
GTX 1050 6210
Core i9-12900H(16GB×2) 5749
Core i7-13700H(16GB×2) 5617
Ryzen 5 6650H(4GB×4) 4964
Core i7-11370H 4937
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 4813
Ryzen 7 5700U(16GB×2) 4155
Core i7-1165G7(8GB×2) 3883
Core i5-1135G7(8GB×2) 3842
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 3350
Core i3-1220P(3GB×8) 2805
Intel N100(16GB×1) 1191
Intel N95(3GB×4) 1150

CPU 3DMark Time Spy (Graphic)
GTX 1650 3495
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 3205
Ryzen 9 7940HS(16GB×4) 2942
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 2811
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 2592
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 2548
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 2352
GTX 1050 1725
Core i7-13700H(16GB×2) 1689
Core i9-12900H(16GB×2) 1613
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 1580
Ryzen 5 6650H(4GB×4) 1553
Core i7-11370H 1542
Ryzen 7 5800U(16GB×2) 1312
Core i7-1165G7(8GB×2) 1236
Core i5-1135G7(8GB×2) 1188
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 1078
Core i3-1220P(3GB×8) 854
Intel N100(16GB×1) 326
Intel N95(3GB×4) 318

グラフィック性能は、Intel N100よりわずかに低め。
前述した通り、Intel N100とおおむね同程度の性能と見ていいでしょう。

ストレージ

ストレージはWD SN540 SDDPNPF-512G
まさかのWD製品です。NAS PCということでストレージの信頼性を優先したのでしょうか。

以前に「EQi12」をレビューしたときはCrucial P3だったので、大手メーカー製SSDを使う方針なだけかも。

【実機レビュー】Beelink EQi12:Core i3なのに超パワフル、高コスパな電源内蔵ミニPC
Beelink「EQi12」は、第12世代Coreプロセッサーを搭載する、電源内蔵のミニPCです。メモリこそオンボード24GBで固定ですが、最も廉価なCore i3-1220Pモデルは4万円台、セール時には3万円台になることもあります。Co

実測値はリード1,776MB/s、ライト1,412MB/s。Gen3 x2接続なので、ほぼ上限ですね。

NASとしての利用

「ME Pro」はNASとしての用途を想定されたPCなので、NASとしてどうなのかも確認します。

使用するのはWD Red 4TB。5400rpmの静音HDDです。

NASならRAIDということで、WindowsのRAID機能について。

「control」と検索してコントロールパネルを開きます。

「新しいプールの作成」で、HDDが選択できます。
最初はフォーマット済みドライブを使おうとしたのですが、うまくいかなかったので…

「ディスクの管理」から「ボリュームの削除」で未フォーマット状態に。

未フォーマットとなったドライブを選択して、プールを作成。

シンプル=RAID0
双方向ミラー=RAID1
3方向ミラー=3台でのRAID1
パリティ=RAID5

今回は、1台では出せない速度を見たいので、「シンプル」を選択。

これでRAIDディスクの作成が完了しました。

HDD 1台での速度。

RAID1での速度。
シーケンシャルは変わらず片方のみのアクセスとなるのであまり変わりませんが、ランダムアクセスは2倍以上の速度となっています。
片方にアクセスしている間にもう片方がヘッド移動をするというのが、からくりでしょうか。

ここからはネットワーク越しでのアクセス。
ちなみに「ME Pro」と検証機(10GbE)は、バッファロー「WXR-11000XE12」の10GbEポートに接続しています。

RAID前のHDD単体へのアクセス。
ネイティブのアクセスとは誤差レベルです。

RAID状態のHDDへのアクセス。
こちらも誤差レベルと言えそう。

おまけでM.2 SSDにもアクセス。
600MB/s弱は5GbEの限界速度です。
ランダムアクセスはさすがに遅くなっていますが、これだけ出ているのであれば、内蔵の2.5インチSSDと同程度の感覚で使えそうですね。

その他、元がWindowsなので、昨今のNASのようにスマホからお手軽管理などはハードルが高いものの、ファイル共有・動画共有は機能として持っていますし、Windowsの豊富なアプリ群を使えばだいたいの機能はカバーできるかと。

Beelink | Beelink ME Pro

外観

パッケージ

外箱はデザイン性の高い茶箱。

ラベル上では製品分類はミニPCとなっています。

箱から取り出したところ…なんですが、本体と説明書しか入っていません

底面に六角レンチが組み込まれていて…

マグネット接続の背面を開けて…

HDDトレーを引き出すと、電源アダプタなどが入った箱が出てきます。

初見だとちょっと驚くので、箱の内側のベロの部分にでも説明書きがあれば親切ですね。

中身を取り出して並べたところ。

ちなみにこの箱、HDDトレーに糊止めされているので、糊の跡が残ります
この点について確認したところ、箱が奥のSATA端子に当たるのを防ぐためとのこと。
今後のロットでは跡の残らない糊に変更するそうです。

付属品

電源アダプタは折り畳み非対応のプラグ。

出力は19V/5.26A(=99.94W)です。
Intel N05/N100搭載ミニPCの消費電力は40~45Wで足りる程度。追加分でM.2 SSD×2とHDD×2を考えても60~70Wくらいでしょうか。
かなり余裕を持たせています。

LANケーブルはCat6。

HDMIケーブル

ネジは2.5インチ用と3.5インチ用が分かるように分けられています。

マニュアル。

翻訳はかなり自然になっていますが、一部中華フォントが残っています

※「放置すると世界的にこれが”正しい日本語の漢字”と思われるようになる」という意見を見てからは、がじぇっとりっぷでは中華フォントについては指摘することにしています。

筐体

本体全景。正面がメッシュ風で、ぱっと見だと奥行きのあるスピーカーにも見えます。
正面にはUSB 3.2 Gen2が1ポートのみ。

再掲ですが、インターフェースは背面に集中。
5GbEを持っている点が素晴らしいですね。

理想は10GbEですが、5GbEでも600MB/s近く出るので、NASとしては十分と言えます。
なお、5GbEはRealtek RTL8126、2.5GbEはIntel I226-Vです。

底面の六角レンチ収納部を外すと、ネジが出てきます。

ネジを外すとM.2 SSDにアクセスできるように。

4スロット分のスペースがありますが、実装は3スロット。

それぞれ、Gen3 x2、Gen3 x1、Gen3 x1となっています。

HDDトレーはネジ固定式。
メーカーによると「HDDはそんなに頻繁に入れ替えするものではないので、がっちり固定して振動を抑えた方がユーザーにとってメリットとなる」とのこと。

HDDトレー。めっちゃでかいサーマルパッドが貼られています。
でかすぎて笑っちゃいましたが、振動吸収用を兼ねているためでした(もちろんHDDトレーに熱を逃がす冷却にも使っています)。

HDDの留めネジ部もシリコンワッシャー
公式サイトでは「double-sided anti-vibration silicone plugs」と書かれています。

HDDを載せたところ。
金属同士が一切触れず、徹底して振動防止となっている作りは感心してしまいました。

ちなみにHDDの留めネジも六角レンチ仕様です。
唯一、M.2 SSDだけがプラスネジです。

重量はHDDなしの本体のみで1562g
公式スペックの2.1kgは、HDD込みってことでしょうか。

内部構造

「ME Pro」はマザーボードもユニット化されていて、交換できる作りになっています。

付属の六角レンチでネジを外して、ボードを引き抜きます。
引き抜く際は底面の蓋も外しておく必要があります。

引き抜いたボード。
「ME Pro」全体でファンはこの一つだけとなります。

HDDを経由する背面吸気・背面排気構造は良く考えたなぁと。

ファンは上下から吸気できる構造。

ファンを外したところ。

CPUの横にMicronのメモリチップがありますが…ロゴを潰されていますね。選別落ち品かと思ったのですが、メーカー側でも把握していなかったようで、現在調査中。
あと、左下のひび割れっぽいものはシーリング材の端っこが伸びているだけです。

筐体内部。
前面は完全にふさがれており、内部の音が前面から漏れ出てこないので、静音面で期待できますね。

SATA HDDはSATAチップ(ASMedia ASM1062)経由での接続となります。

システム

起動前

UEFIは旧BIOSスタイル。

かなり細かく設定できるというか、設定できる項目全開放してるんじゃ…?

ファンはCPU温度が85度を超えると速度が100%になるっぽい。
存在しないFan2以降は消した方がいいんじゃないかなぁ…

恒例のバックアップ。
使用したのは「Macrium Refrect Free」で、バックアップサイズは33.10GBでした。

システム情報

デスクトップ。
スクリーンショットを取りそこなったのですが、いつものWi-fi設定画面がスキップされて、いきなりローカルユーザーの名前を決める画面となりました。

ライセンスはOEM_DM。正規ライセンスですね。

OSはWindows 11 Home 24H2。…Proじゃないので、リモートデスクトップは非対応。モニターレス運用は想定していないのかなぁ…

HWiNFO。
メモリはMicronの3GBモジュールが4つ。
クロックが3200とあるので、元のチップはLPDDR5-6400対応品っぽい。

そのメモリチップをLPDDR5-4800として動かしています。これはCPUがLPDDR4-4800までの対応だからですね。

TDPは5W、PL1、PL2はUEFIでも見たように、ともに25Wとなっています。

マザーボードは専用設計品。
PCIeはx1が6レーン、x2が1レーンの計8レーンを使用

内訳は、M.2 SSDがx2+x1+x1の4レーン、5GbE(RTL8126)がx1、I226-Vがx1、SATAチップ(ASM1062)がx1、Wi-fi(MT7920)がx1となっています。

Beelink | Beelink ME Pro

ゲームベンチマーク

レビュー機のスペック

レビュー機のスペックは以下の通り。

CPU Intel N95
グラフィック UHD Graphcs(16EU)
メモリ 12GB(3GB×4)
ストレージ 512GB Gen3 SSD

比較対象

[中量級] FF XIV 暁月の終焉

設定 スコア FPS 評価
1920×1080 最高品質 702 4.17 fps 動作困難
1920×1080 高品質 1599 10.43 fps 設定変更
1920×1080 標準 1714 11.13 fps 設定変更
1280×720 高品質 2771 19.56 fps 設定変更
1280×720 標準 3151 21.98 fps 設定変更
FF XIV 暁月の終焉
GTX 1650 9368 / 快適
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 5996 / 普通
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 5737 / 普通
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 5477 / 普通
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 5365 / 普通
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 5104 / 普通
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 4066 / 普通
Ryzen 5 6650H(4GB×4) 4151 / 普通
Core i7-13700H(16GB×2) 4017 / 普通
Core i7-11370H(8GB×2) 3646 / 普通
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 3206 / 設定変更
Core i7-11390H(8GB×2) 3118 / 設定変更
Core i5-1135G7(8GB×2) 2846 / 設定変更
Ryzen 5 5600U(8GB×2) 2835 / 設定変更
Core i7-1165G7(8GB×2) 2734 / 設定変更
Core i5-1235U(8GB×2) 2693 / 設定変更
Core i3-1115G4(4GB×2) 1946 / 設定変更
Core i5-7200U(4GB×2) 940 / 動作困難
Core i5-8250U(8GB×1) 850 / 動作困難
Intel N95(3GB×4) 702 / 動作困難
Intel N100(16GB×1) 700 / 動作困難

1920×1080(最高品質)での比較

まぁ、予想通りというかなんというか。
ゲームには向かないCPUです。

[重量級] FF XV Windowsエディション

設定 スコア 評価
1920×1080 高品質 438 動作困難
1920×1080 標準品質 595 動作困難
1920×1080 軽量品質 794 動作困難
1280×720 標準品質 983 動作困難
1280×720 軽量品質 1227 動作困難
FF XV
GTX 1650 8162 / 快適
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 6231 / 快適
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 5994 / やや快適
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 5913 / やや快適
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 5659 / やや快適
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 5250 / 普通
Ryzen 5 6650H(4GB×4) 3972 / 普通
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 3963 / 普通
Core i9-13900H(16GB×2) 3757 / 普通
Core i7-13700H(16GB×2) 3629 / 普通
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 3138 / 普通
Core i5-1135G7(8GB×2) 2733 / やや重い
Core i7-1165G7(8GB×2) 2702 / やや重い
Ryzen 5 5600U(8GB×2) 2634 / やや重い
Ryzen 5 4500U(8GB×2) 2606 / やや重い
Core i5-1235U(8GB×2) 2591 / やや重い
Core i7-11390H(8GB×2) 2585 / やや重い
Core i5-1135G7(8GB×1) 2001 / 重い
Core i3-1115G4(4GB×2) 1961 / 動作困難
Ryzen 3 4300U(4GB×2) 1914 / 動作困難
Ryzen 5 3500U(4GB×2) 1823 / 動作困難
Ryzen 5 4500U(8GB×1) 1724 / 動作困難
Core i5-1035G7(8GB×2) 1543 / 動作困難
Intel Intel N100(16GB×1) 1029 / 動作困難
Core i5-10210U(8GB×2) 1012 / 動作困難
Ryzen 3 3200U(4GB×2) 1011 / 動作困難
Intel N95(4GB×4) 983 / 動作困難
Core i5-8250U(8GB×1) 890 / 動作困難
Core i5-7200U(4GB×2) 867 / 動作困難

1280×720(標準品質)での比較

重量級タイトルは全設定で”動作困難”評価。
むしろ、ベンチマークを完走したことを褒めるレベル

消費電力・稼働時間・騒音・温度

消費電力

アイドル時 16.5~17.4W
17.4~18.1W(5GbE接続時)
23.9~24.4W(HDD+5GbE)
HDD同時読込 26.7~30.4W
HDD同時書込 26.8~29.4W
画面オフ時 15.9~16.8W
スリープ時 1.2~4.8W
CINEBENCH(S) 26.4-26.9W
CINEBENCH(M) 30.1~31.6W
FF14ベンチ時 33.4~35.3W
最大 36.9W
37.9W(5GbE接続時)

消費電力はHDD非搭載時は瞬間最大で38W
予想通り高くはありませんが、アイドルがちょっと高めですね。
“温度”の項目でCPU消費電力の最小値も出ていますが、CPU・グラフィック合わせても最低値は4~5Wくらいになっています。特段に消費しているわけではないので、電源アダプタの変換効率とかでしょうか。これだ!という理由までは特定できませんでした。

HDDは製品によるので参考程度。
今回使用した「WD Red」はアイドル時3.1W、動作時平均4.7Wなので、おおむね仕様通りの電力増となっています。

騒音

状況 音量
電源オフ 34.7dB
アイドル 34.7dB
FF14 35.1dB
最大 35.3dB
最大(背面) 35.6dB

騒音レベル[dB] 音の大きさのめやす 自室内の聞き騒音
うるさい 70 掃除機
騒々しい街頭
非常にうるさい
60 普通の会話・チャイム
時速40キロの自動車の内部
非常に大きく聞こえうるさい
声を大きくすれば会話ができる
普通 50 エアコンの室外機
静かな事務所
大きく聞こえる
通常の会話は可能
40 深夜の市内
図書館
多少大きく聞こえる
通常の会話は十分に可能
静か 30 ささやき声
深夜の郊外
非常に小さく聞こえる
20 ささやき
木の葉のふれあう音
ほとんど聞こえない

衝撃的だったのが、この騒音。
がんがんベンチマークを回しているのに、静かな部屋で3m離れた位置に立つと「多分ファンが回っている…と思う」ってレベルの音しかしません。
Intel N100の時も似たような感想を書いていますが、一応TDP15WのCPUのはずなんですけどね…何でTDP6Wと同水準なの…?

一番うるさいのがHDDのシーク音になるわけですが(瞬間的な音なので、計測外)、「WD Red」のような静音モデルだと気にならない程度です。

いやこれ、普通に机の上に置いて使えますね

温度

温度はHWMonitorとHWiNFOで測定。
HWMonitorでは最大52.0度、HWiNFOでは最大53度でした。
消費電力はちゃんと25Wまで達しているのに、全然熱くなってない…

まとめ

記事執筆時点での「ME Pro」の価格は公式サイトで369ドルから。
CPUはIntel N95とN150、メモリは12GBと16GB、ストレージは128GBから1TBまで選択できます。

HDDほぼ3台分というコンパクトさ、机上にあっても違和感のないデザイン、極限まで抑えた振動と騒音など、「ME Pro」はこれまでのNASの課題を丁寧につぶしたNAS PCです。
邪魔にならず、騒音があっても気にならない、玄関の棚や押し入れに置かれがちなNASを、デスクトップに置くにはどうすればいいかということを考え抜かれています。

Windowsということでモニターなしだと使いにくくはありますが、逆に言えば普段はスマホメインの人が、NASと兼用できるデスクトップとして持つというのは、ストーリーとしてもアリかなと。

ある程度知識があればLinuxやNAS OSに入れ替えてもいいわけですし、最初はWindowsでユーザーの間口を広くしておくというのは、戦略的にも理解できます。
冒頭でも書いたように、NAS OSの開発・メンテの必要がなく、コストを抑えられるというメリットも兼ね備えています。

NAS向けPCではありますが、デスクトップ機としても使える超静音コンパクトPC。
唯一気になるのがアイドル時の消費電力の高さですが、そこは今後登場するであろうAMD版やARM版に期待です。

関連リンク

Beelink | Beelink ME Pro

付録

ベンチマーク結果一覧

メーカー Beelink
モデル名 ME Pro
CPU Intel N95
GPU UHD
メモリ 3GB×4
DDR5-4800
ストレージ 512GB Gen3
PassMark 9 Total 3001.7
CPU Single 2643
CPU Multi 7548.2
2D 507
3D 977.5
Memory 2175.7
Disk 14849.4
PassMark 11 Total 1590.3
CPU Single 2060
CPU Multi 5718.6
2D 354.5
3D 930.2
Memory 2494.3
Disk 13591
3DMark TimeSpy 365
Graphics 318
CPU 2340
FireStrike 1082
Graphics 1150
Phisics 5979
Combined 406
NightRaid 4741
Grapihics 5096
CPU 3402
WildLife 2894
Graphics 17.33 fps
SteelNomad 233
Graphics 1.73 fps
SteelNomadLight 動作不可
Graphics 動作不可
CINEBENCH R15 OpenGL 39.09 fps
CPU(M) 430 cb
CPU(S) 141 cb
CINEBENCH R20 CPU(M) 1014 pts
CPU(S) 344 pts
CINEBENCH R23 CPU(M) 2667 pts
CPU(S) 902 pts
CrystalMark Mark 252719
ALU 74402
FPU 33574
MEM 55467
HDD 59746
GDI 12040
D2D 4972
OGL 12518
CrystalMark Retro All 4477
CPU-Single 7340
CPU-Multi 21674
2D-text 4919
2D-square 7608
2D-circle 6909
2D-image 8665
3D-scene1 848
3D-scene2 485
3D-scene1-CPU 101
3D-scene2-CPU 91
CrystalMark Retro2 All 4403
CPU-Single 7430
CPU-Multi 21619
2D-text 5360
2D-square 8050
2D-circle 7388
2D-image 8275
3D-scene1 100
3D-scene2 100
3D-scene1-CPU 805
3D-scene2-CPU 478
GeekBench5 Single 949
Multi 2634
OpenCL 3651
OpenCL(dGPU)
GeekBench6 Single 1190
Multi 2561
OpenCL 3207
OpenCL(dGPU)
PCMark ALL 3075
Essensial 5677
Productivity 5535
DigitalContent 2514
DQ(DX9) 1920・最高 1971
重い
1280・標準 4621
普通
FF XIV(DX11)
暁月の終焉
1920・最高 1036
設定変更
6.52 fps
1920・高 1586
設定変更
10.38 fps
1920・標準 2716
設定変更
18.43 fps
1280・高 3031
設定変更
20.78 fps
1280・標準 4837
普通
33.63 fps
FF XIV(DX11)
黄金の遺産
1920・最高 702
動作困難
4.17 fps
1920・高 1599
設定変更
10.43 fps
1920・標準 1714
設定変更
11.13 fps
1280・高 2771
設定変更
19.56 fps
1280・標準 3151
設定変更
21.98 fps
FF XV(DX11) 1920・高 438
動作困難
1920・標準 595
動作困難
1920・軽量 794
動作困難
1280・標準 983
動作困難
1280・軽量 1227
動作困難
ブラウザ jetstream2 185.752
BaseMark 849
WebXPRT4 184
MotionMark 1007.59
SpeedMeter2.0 203
SpeedMeter3.0 13.5
Octane 51250
Octane Multi 275010

ベンチマーク結果画像

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