【実機レビュー】 MINISFORUM AI X1 Pro 470:高性能なのに超静音、価格以外文句なしのハイエンドミニPC

レビュー
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MINISFORUM「AI X1 Pro 470」は、2026年1月に発表されたばかりのRyzen AI 9 HX 470を採用した、ハイエンドクラスのミニCPUです。
おそらく、実販売という点では一番乗りです。

早くも登場。 MINISFORUM 「AI X1 PRO-470」はRyzen AI 9 HX 470搭載ミニPC
2025年1月6日、ミニPCメーカーのMINISFORUMはRyzen AI 9 HX 470を搭載したミニPC「AI X1 PRO-470」を発表、1月23日に発売しました。スペック■ AI X1 PRO-470CPURyzen AI 9

「MS-S1 Max」に搭載されるRyzen AI Max+ 395をはじめとしたStrix Pointを除けば、最上級となるモバイル向けCPU。
実のところ、がじぇっとりっぷはRyzen 300シリーズに触れる機会がなく、久しぶりのハイエンドミニPCということで、レビューがかなり楽しみでした。
「MS-S1 Max」?あれはなんというか、別枠だったので…

【実機レビュー】 MINISFORUM MS-S1 Max:Ryzen AI Max+ 395にUSB4 v2に10GbEに…2025年最強のミニPC
2025年9月26日、MINISFORUMはRyzen AI Max+ 395(コードネーム:Strix Halo)を搭載したミニPC「MS-S1 Max」の日本語ページを公開、予約を開始しました。Ryzen AI Max+ 395は発表当
当レビューはメーカーより機材提供を受けたものですが、内容自由で書かせてもらっています。
当ブログの方針として、悪い点も包み隠さず書いていきます。
機材を提供いただいたMINISFORUM様には、この場をお借りして御礼申し上げます。
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MINISFORUM AI X1 PRO-470

■ AI X1 PRO-470
CPU Ryzen AI 9 HX 470
メモリ 0/32GB DDR5-5600
ストレージ 0/1TB SSD
インターフェース USB Type-C(USB4)×2
USB3.2 Gen2×2
USB2.0×1
HDMI2.1 FRL
DidplayPort 2.0×1
2.5GbE 有線LAN×2
OCuLink
SDXC
オーディオジャック
Copilotボタン
Wi-fi Wi-fi 7+BT5.4
電源アダプタ 134.9W
サイズ 195×195×47.5mm
重さ 1.5kg

GoodPoint
Zen5×12コアのハイエンド性能
びっくりするくらい静音
トリプルSSD
デュアルUSB4+OCuLink
電源内蔵

BadPoint
ボタン3つは一瞬迷う
完成品は20万円オーバー

パッケージ

内容物
・本体
・電源ケーブル
・HDMIケーブル
・VESAマウンタ
・縦置きスタンド
・SSDヒートシンク
・ネジ類
・マニュアル
・保証案内

「AI X1 PRO-470」のインターフェース

■フロント
・電源ボタン
・USB3.2 Gen2×2
・USB4
・オーディオジャック
・Co-Pilotボタン

■トップ
・指紋リーダー

■サイド
・SDXCカードスロット

■リア
・リセットボタン
・ケンジントンロック
・USB2.0
・OCuLink
・USB4
・DisplayPort 1.4
・HDMI 2.1
・2.5GbE 有線LAN×2
・電源ジャック

「AI X1 PRO-470」の内部

内部はメモリが2スロット、M.2 SSD(2280)×3スロット
レビューサンプルは32GB×1でしたが、製品版は16GB×2となるとのことでした。

そのため、ベンチマークは32GB×1と16GB×2の両方で実施しています。

「AI X1 PRO-470」のパフォーマンス

「AI X1 PRO-470」の搭載CPUはRyzen AI 9 HX 470
Zen5×4+Zen5c×8の12コア24スレッドでグラフィックはAMD Radeon 890M。グラフィックアーキテクチャはRDNA3.5です。

Zen5cはZen5のコンパクト版という位置づけ。Zen4とZen4cからスタートした流れで、元はメニーコアなサーバー向けでしたが、Intelで言うところのEコアのような扱いで、一般向けにも採用が進んでいます。
といってもZen5とZen5cの違いは動作周波数とL3キャッシュの量だけ。Zen5は4コアで16MB、Zen5cは8コアで8MBとなります。

グラフィックアーキテクチャはRDNA3.5で、16CU。Ryzen 7 7840U(12CU)の1.33倍のコア数です。

総合

CPU PassMark11 (CPU)
Ryzen 9 9950X3D (170W) 701594739
Core Ultra 9 285K (125~250W) 674265092
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 630644348
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 623664956
Core Ultra 7 265K (125~250W) 587324926
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 582514205
Core i7-14700K (125~253W) 521694462
Ryzen 7 9800X3D (120W) 399714426
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 395834372
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 341063984
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 310063942
Core Ultra 7 255H(16C/16T) 286364398
Core i7-13700H(14C/20T) 284583979
Core Ultra 5 225H(14C/14T) 269004238
Core i9-13900H(14C/20T) 258943720
Ryzen 9 6900HX(8C/16T) 257963570
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 246513861
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 245423354
Core i9-12900H(14C/20T) 242263640
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 229023788
Core 7 240H(10C/16T) 227503860
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 220613169
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 214203347
Core 7 240H(10C/16T) 192813804
Core i5-1340P(12C/16T) 185053730
Core Ultra 5 225U(12C/14T) 184763722
Ryzen 7 5825U(8C/16T) 181323053
Intel N100(4C/4T) 61222088

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

PassMarkは旧バージョン(v9)と新バージョン(v11)の両方を掲載。比較はv11で行っています。

マルチスレッド性能は40,000ポイントに迫り、一番近いのがデスクトップCPUのRyzen 7 9800X3Dです。普通に強い。
シングルスレッド性能もZen4のRyzen 9 7940HSに比べて1割以上スコアを伸ばしています。

CPU

CPU CINEBENCH R15
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 6004319
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 5803340
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 5368312
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 3584320
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 2928251
Core i7-13700H(14C/20T) 2613288
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 2512288
Z1 Extreme(8C/16T) 2193277
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 2162243
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 2071270
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 2017265
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 1865233
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 1624236
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 1468190
Core i5-1135G7(4C8T) 628160
Core i5-8250U(4C/8T) 547144
Intel N100(4C/4T) 386152

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU CINEBENCH R23
Ryzen AI Max+ 395(16C/32T) 389592042
Core Ultra 9 275HX(24C/24T) 371902284
Ryzen 9 7945HX(16C/32T) 322981940
Ryzen AI 9 HX 470(12C/24T) 238752075
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 192411743
Core i7-13700H(14C/20T) 169431925
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 161261820
Z1 Extreme(8C/16T) 140711770
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 128781704
Ryzen 9 5900HX(8C/16T) 128601490
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 128151719
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 105931500
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 103881432
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 88221262
Core i5-1135G7(4C8T) 40391279
Core i5-8250U(4C/8T) 3035906
Intel N100(4C/4T) 2481923

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPUのレンダリングパフォーマンスを調べるCINEBENCHでも、上にいるのは16コアとか24コアのCPUです。

8コアのRyzen 9 7940HSと比較すると、1.42~1.48倍。
さすがにコア数差の1.5倍には届きませんでしたが、これだけ出ていれば文句はありません。

GPU

CPU 3DMark Fire Strike (Graphic)
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 9456
GTX 1650 laptop 9264
Ryzen 9 7940HS(16GB×4) 8589
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 7928
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 7621
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 7253
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 7158
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 6950
GTX 1050 6210
Core i9-12900H(16GB×2) 5749
Core i7-13700H(16GB×2) 5617
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 5263
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 4813
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 4401
Core i7-1165G7(8GB×2) 3883
Core i5-1135G7(8GB×2) 3842
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 3350
Core i3-1220P(3GB×8) 2805
Intel N100(16GB×1) 1191

CPU 3DMark Time Spy (Graphic)
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 3811
GTX 1650 laptop 3495
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 3205
Ryzen 9 7940HS(16GB×4) 2942
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 2811
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 2592
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 2548
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 2352
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 2042
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 2001
GTX 1050 1725
Core i7-13700H(16GB×2) 1689
Core i9-12900H(16GB×2) 1613
Ryzen 5 7545U(4GB×4) 1580
Core i7-11370H 1542
Core i7-1165G7(8GB×2) 1236
Core i5-1135G7(8GB×2) 1188
Ryzen 5 5500U(4GB×2) 1078
Core i3-1220P(3GB×8) 854
Intel N100(16GB×1) 326

グラフィック性能は32GB×1と16GB×2で計測。
Ryzen系らしく、シングルチャネル時とデュアルチャネル時の差が激しいです。

デュアルチャネル時はGTX 1650 laptopを上回るスコアをたたき出しています。

ストレージ

ストレージはKINGSTON OM8TAP41024K1-A00
「M1 Pro-125H」に搭載されていたものと同じSSDです。

【実機レビュー】 MINISFORUM M1 Pro-125H:グラフィック強め、デュアルUSB4にOCuLinkも使える、隙のないIntel系ミニPC
MINISFORUM「M1 Pro-125H」は、ミニPCでは採用例の少ない、Core Ultra 5 125Hを採用したミニPCです。Core Ultra CPUは、シリーズ2のCore Ultra 9 285Hは結構採用例が増えています

1TBの産業向けQLC NAND SSDで、リード6,100MB/s、ライト5,300MB/sとされています。

メーカーサイトでは「データ書き込みが少ない産業用途」って書いてますが、ミニPCもデータ書き込みが少ない範疇になるんだろうか…?

実測値はリード6,146MB/s、ライト5,350MB/sで、仕様をやや上回る速度を出しました。

外観

パッケージ

外箱は「M1 Pro-125H」と同じく茶箱。

最近よく見かける封印シール。

パッケージ全体。

付属品

電源内蔵なのでアダプタはなく、ケーブルだけ。

マニュアルはサポートの案内、注意事項などが書かれた付録の2種類。

2026年版になっても謎翻訳はそのままでした。 修正されなかったのか…

VESAマウンタとネジ類。

SSD用のシリコンシートとヒートシンクは2枚分。

縦置きスタンド。

縦にするとこうなります。

筐体

前後インターフェース。

正面から見て右サイドにSDカードスロット。

ボタンは左上から指紋リーダー、電源ボタン、右端がCo-Pilotボタン。
電源ボタンとCo-Pilotボタンは間違えやすいので、形状を変えるとか突起をつけるとかどっちがが奥まっているとか、変化を付けた方がいいかも。

内蔵電源なので、メガネケーブルを直接本体に差し込みます。
電源プラグの右側が、電源の排気口ですね。

底面は広く吸気穴が開けられています。

Radeonロゴは底面にありました。

技適番号は「020-230243」となっています。Mediatek MT7925の技適認証ですね。

参考 技術基準適合証明等を受けた機器の検索(020-220035):総務省

重量は本体のみで1341g。結構な重量級です。

内部構造

内部にアクセスするにはゴム足横のネジ穴のほかに、隠しネジを外す必要があります。
ゴム足を外す必要がないのは楽でいいですね。

蓋を開けるとファンが二つ。
左上が電源ファン、右がCPUファンです。

ノートPCくらいのスピーカーが組み込まれています。

電源ユニットからはケーブルが3本も(電源、ファン、スピーカー)つながっているので、開けるときは注意。

電源ユニットを取り外したところ。

電源ユニットはファンが別になっていて、比較的大口径のファンを使っているので、これまでの電源内蔵ミニPCに比べて静音性が向上しています

電源の出力は19V/7.1A(=134.9W)。

よく見たらファンボックスはスピーカー側にも開口しています。
スピーカーの下にメモリが来るので、メモリ冷却も兼ねているようです。

そのメモリは32GBモジュールが1枚内蔵されていました。

上でも書いていますが、製品版では16GB×2になるとのこと。

トリプルSSDスロット。
SSD0とSSD1がGen4 x4接続、SSD2がGen4 x1接続となります。

Wi-fiカード。
きっちり技適マークが入っています。

システム

起動前

UEFIはいつものMINISFORUM。

モードは3種類。

CPUファンと電源ファン、両方の回転数。

手動だとファンの始動温度、フルスピードになる温度などを設定できます。

恒例のバックアップ。
使用したのは「Macrium Refrect Free」で、バックアップサイズは45.28GBでした。

システム情報

セットアップは最初からローカルアカウントを作成できるモードになっていました。

デスクトップ。
余計なものはありません。

ライセンスはOEM_DM。正規ライセンスですね。

OSはWindows 11 Pro 25H2。

HWiNFO。

CPUはTDPが28W、PL1が60W(5秒)、PL2が65W。

ゲームベンチマーク

レビュー機のスペック

レビュー機のスペックは以下の通り。

CPU Ryzen AI 9 HX 470
グラフィック AMD Radeon 890M (16CU)
メモリ 32GB(32GB×1/16GB×2)
ストレージ 1TB Gen4 SSD

比較対象

[中量級] Street Fighter 6

2023年6月に発売し、全世界で460万本(2025年3月時点)を売り上げたストリートファイター6。
デュアルチャネル(16GB×2)では、”HIGH/FHD”でもなんとか30FPSで動作。思った以上にパワフルです。
”LOW/FHD”ではほぼ60FPS張り付き、まさかFHD解像度でプレイ可能だとは…

[中量級] FF XIV 黄金の遺産

設定 メモリ スコア FPS 評価
1920×1080
最高品質
32GB×1 2298 15.68 fps 設定変更
16GB×2 4418 30.87 fps 普通
1920×1080
高品質
32GB×1 4287 29.60 fps 普通
16GB×2 6779 47.79 fps やや快適
1920×1080
標準
32GB×1 4410 30.22 fps 普通
16GB×2 6953 48.83 fps やや快適
1280×720
高品質
32GB×1 5864 42.45 fps 普通
16GB×2 9771 73.29 fps 快適
1280×720
標準
32GB×1 6397 45.45 fps やや快適
16GB×2 10383 77.42 fps 快適
FF XIV 黄金の遺産
RTX 3060 14530 / 非常に快適
Ryzen AI Max+ 395 13627 / とても快適
RTX 3060 laptop 11182 / 非常に快適
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 4418 / 普通
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 3987 / 設定変更
Ryzen 7 8740HS(16GB×2) 3910 / 設定変更
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 3838 / 設定変更
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 3801 / 設定変更
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 3765 / 設定変更
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 3522 / 設定変更
Core Ultra 9 275HX(32GB×2) 2768 / 設定変更
Core i7-13700H(16GB×2) 2516 / 設定変更
Core i9-12900H(16GB×2) 2447 / 設定変更
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 2298 / 設定変更
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 1977 / 設定変更
Ryzen 5 7430U(16GB×2) 1873 / 設定変更
Core i3-1220P(3GB×8) 1428 / 設定変更
Intel Intel N100(16GB×1) 700 / 動作困難

1920×1080(最高品質)での比較

中量級タイトルでは、FHD/最高品質でも平均30FPSを超え、”普通”評価を獲得。
RTX 3060の4割程度のスコアとなります。

[重量級] FF XV Windowsエディション

設定 メモリ スコア 評価
1920×1080 高品質 32GB×1 1665 動作困難
16GB×2 3164 普通
1920×1080 標準品質 32GB×1 2262 やや重い
16GB×2 4404 普通
1920×1080 軽量品質 32GB×1 2903 やや重い
16GB×2 5694 やや快適
1280×720 標準品質 32GB×1 3784 やや快適
16GB×2 7135 快適
1280×720 軽量品質 32GB×1 4680 やや快適
16GB×2 8450 快適
FF XV
RTX 3060 9480 / とても快適
Ryzen AI Max+ 395 9427 / とても快適
RTX 3060 laptop 7685 / 快適
GTX 1060 laptop 4241 / 普通
RTX 1650 laptop 3891 / 普通
Ryzen AI 9 HX 470(16GB×2) 3164 / 普通
Ryzen 9 7940HS(16GB×2) 2959 / やや重い
Ryzen 7 7840U(16GB×4) 2898 / やや快適
Ryzen 7 8740HS(16GB×2) 2733 / やや重い
Core Ultra 5 125H(16GB×2) 2615 / やや重い
Ryzen 9 6900HX(8GB×4) 2518 / やや重い
Ryzen 5 7640HS(16GB×2) 2539 / やや重い
Ryzen 7 6800U(16GB×2) 2420 / 重い
Core i7-13700H(16GB×2) 1676 / 動作困難
Ryzen AI 9 HX 470(32GB×1) 1665 / 動作困難
Ryzen 5 5700U(8GB×2) 1384 / 動作困難
Core i3-1220P(3GB×8) 951 / 動作困難
Intel Intel N100(16GB×1) 458 / 動作困難

1920×1080(高品質)での比較

重量級タイトルのFF XIでは、FHD/高品質でも”普通”評価を獲得。ギリギリとはいえ内蔵グラフィックで重量級タイトルがプレイできるレベルで動くようになるとは…
“動作困難”を抜けてついに”重い”になった!で喜んでいた時代は、はるか過去のことになってしまいました。

[重量級] Monster Hunter Wilds

設定 モード スコア FPS
1920×1080
ウルトラ
フレーム生成
32GB×1 4548 19.74 fps
16GB×2 6130 35.47 fps
1920×1080
ウルトラ
32GB×1 4739 10.98 fps
16GB×2 7117 20.86 fps
1920×1080

フレーム生成
32GB×1 4908 23.87 fps
16GB×2 7733 45.05 fps
1920×1080
32GB×1 5132 13.42 fps
16GB×2 8829 25.91 fps

全世界で1070万本を売り上げた(2025年9月時点)、モンスターハンターワイルズ。
ベンチマークリリース後に出たDLSS4など最新の機能が使えない上、ベンチマークと本編では全然違うとも言われ続け、現在では配信停止となっています。
とはいえ、ゲームプレイできるかの参考にはならずとも、同じ設定で同じ負荷を与えるという重量級負荷ベンチマークとしては使えます。

フレーム生成活用とはいえ、FHD/高 設定で45FPS出るのは予想外でした

消費電力・稼働時間・騒音・温度

消費電力

アイドル時 6.8~7.7W
画面オフ時 6.2~7.2W
スリープ時 1.5~3.4W
CINEBENCH(S) 27.2-30.6W
CINEBENCH(M) 90.8-91.7W
FF14ベンチ時 55.0-65.8W
最大 98.3W / 89.1W

消費電力は瞬間最大で98.3W。電源容量(135W)に比べれば余裕がありますが、M.2 SSD(書き込み時5~10W)を3枚搭載すると+20Wで120W弱になるので、電源的にはこんなものですね。
アイドル時も一桁台なので、悪くありません。

騒音

騒音は、本体から30cmの距離で測定。

状況 音量
電源オフ 34.6dB
アイドル 35.0dB
FF14 35.6dB
最大 36.8dB
最大(背面) 39.1dB

騒音レベル[dB] 音の大きさのめやす 自室内の聞き騒音
うるさい 70 掃除機
騒々しい街頭
非常にうるさい
60 普通の会話・チャイム
時速40キロの自動車の内部
非常に大きく聞こえうるさい
声を大きくすれば会話ができる
普通 50 エアコンの室外機
静かな事務所
大きく聞こえる
通常の会話は可能
40 深夜の市内
図書館
多少大きく聞こえる
通常の会話は十分に可能
静か 30 ささやき声
深夜の郊外
非常に小さく聞こえる
20 ささやき
木の葉のふれあう音
ほとんど聞こえない

「AI X1 PRO-470」はCPUファンと電源ファンの二つの騒音源を持っていますが、どちらも比較的大口径のファンを使っているためか、非常に静かです。
というかFF14のベンチマーク程度ではほとんど音がせず、頑張ってぶん回しても40dBを超えなかったのは驚きでした。

騒音の質はかなり低音寄り。脱衣所の外から風呂の換気扇の音を聞いているくらいの感じです。
わずかに軸音由来の高周波音が混ざっていますが、夜中の静かな環境でもない限り気になることはないでしょう。

温度

「AI X1 PRO-470」の最大ジャンクション温度は100℃、HTC温度制限は115.5℃、サーマルトリップ制限は125℃。

温度はHWMonitorとHWiNFOで測定。
あれやこれやとベンチマークを多重起動したりして何とか出たのが最大72度
…ちょっと信じられないくらい温度が低いのですが、これでもCPUには60~65Wの負荷がかかっています。

まとめ

「AI X1 PRO-470」の価格は記事執筆時点で、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンが132,799円32GB+1TBの完成品が235,999円

20万円オーバーはさすがに高額ですが、性能の高さを考えると、価格にも納得してしまいます。
手持ちに流用できるパーツがあるのなら、あえてベアボーンを選ぶというのもアリですね。

インターフェースもOCuLink+デュアルUSB4で文句なしですし、トリプルM.2 SSDで大容量ファイルを扱う用途にも適しています。
これ以上を求めるなら「MS-S1 Max」や「MS-02 Ultra」といった、ミニPCより二回り大きな筐体のPCになるでしょう。

ミニPCのサイズ感における現状の最強クラス。それが「AI X1 PRO-470」です。

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付録

ベンチマーク結果一覧

メーカー MINISFORUM
モデル名 AI X1 Pro-470
CPU Ryzen 9 470HX
GPU AMD 890M
メモリ 16GB×2 32GB×1
ストレージ 1TB Gen4
PassMark 9 Total 8025.2 7227
CPU Single 4586 4699
CPU Multi 39700.8 35553.9
2D 1323.1 1265.8
3D 8636.4 4846.8
Memory 2212.1 2092.2
Disk 32182.2 32120.3
PassMark 11 Total 9164.8 7025.8
CPU Single 4372 4350
CPU Multi 39583.5 37175.3
2D 1076.5 934.6
3D 9111.9 5461.6
Memory 3094.9 2892.7
Disk 43183 43241.7
3DMark TimeSpy 4236 2311
Graphics 3811 2042
CPU 11543 9145
FireStrike 8710 4889
Graphics 9456 5263
Phisics 30039 28596
Combined 3279 1762
NightRaid 31787 19941
Grapihics 41019 21656
CPU 13970 13766
WildLife 23888 12752
Graphics 143.05 fps 76.36 fps
SteelNomad 706 368
Graphics 7.07 fps 3.69 fps
SteelNomadLight 3547 1998
Graphics 26.28 fps 14.80 fps
CINEBENCH R15 OpenGL 228.44 fps 158.47 fps
CPU(M) 3584 cb 3567cb
CPU(S) 320 cb 321 cb
CINEBENCH R20 CPU(M) 9214 pts 9204 pts
CPU(S) 814 pts 815 pts
CINEBENCH R23 CPU(M) 23785 pts 23613 pts
CPU(S) 2075 pts 2075 pts
CINEBENCH 2024 CPU(M) 1257 pts 1130 pts
CPU(S) 121 pts 119 pts
CrystalMark Mark 1766694 1701626
ALU 574844 612131
FPU 261431 270074
MEM 324190 255302
HDD 90055 97080
GDI 33629 30591
D2D 8667 7861
OGL 473878 428587
CrystalMark Retro All 31779 32395
CPU-Single 16682 16795
CPU-Multi 198758 198466
2D-text 13362 12010
2D-square 20978 19830
2D-circle 20558 19899
2D-image 23335 22448
3D-scene1 80929 81631
3D-scene2 88031 108168
3D-scene1-CPU 20503 20503
3D-scene2-CPU 24603 32805
CrystalMark Retro2 All 33286 32007
CPU-Single 16693 16666
CPU-Multi 198830 198347
2D-text 13575 11996
2D-square 20826 20133
2D-circle 20437 19878
2D-image 23540 22362
3D-scene1 100 100
3D-scene2 100 100
3D-scene1-CPU 79649 77747
3D-scene2-CPU 120803 103685
GeekBench5 Single 2194 2028
Multi 15559 12641
OpenCL 52537 37962
OpenCL(dGPU)
GeekBench6 Single 2991 2931
Multi 15098 11559
OpenCL 37922 29862
OpenCL(dGPU)
PCMark ALL 8753 8232
Essensial 10021 9951
Productivity 16581 15464
DigitalContent 10955 9839
VR Mark 4182
DQ(DX9) 1920・最高 17485
すごく快適
11790
すごく快適
1280・標準 20195
すごく快適
17587
すごく快適
FF XIV(DX11)
暁月の終焉
1920・最高 6600
やや快適
fps
3452
設定変更
23.68 fps
1920・高 7641
やや快適
fps
4298
普通
29.71 fps
1920・標準 9034
快適
fps
5482
普通
37.89 fps
1280・高 11232
とても快適
fps
7926
やや快適
56.02 fps
1280・標準 12995
とても快適
fps
9026
快適
64.93 fps
FF XIV(DX11)
黄金の遺産
1920・最高 4418
普通
30.87 fps
2298
設定変更
15.68 fps
1920・高 6779
やや快適
47.79 fps
4287
普通
29.60 fps
1920・標準 6953
やや快適
48.83 fps
4410
普通
30.22 fps
1280・高 9771
快適
73.29 fps
5864
普通
42.45fps
1280・標準 10383
快適
77.42 fps
6397
やや快適
45.45 fps
FF XV(DX11) 1920・高 3164
普通
1665
動作困難
1920・標準 4404
普通
2262
やや重い
1920・軽量 5694
やや快適
2903
やや重い
1280・標準 7135
快適
3784
普通
1280・軽量 8450
快適
4680
やや快適
StreetFighter6
Fifgting Ground
Highest 30.21 fps 20.36 fps
High 31.04 fps 20.99 fps
Normal 32.77 fps 21.55 fps
Low 59.84 fps 33.22 fps
Lowest 59.93 fps 59.92 fps
モンハンWilds ウルトラ(生成あり) 35.47 fps 19.74 fps
ウルトラ(生成なし) 20.86 fps 10.98 fps
高(生成あり) 45.05 fps 23.87 fps
高(生成なし) 25.91 fps 13.42 fps
ブラウザ jetstream2 484.701 472.876
BaseMark 1766 1620
WebXPRT4 363 352
MotionMark 4405.5 3665.88
SpeedMeter2.0 670 646
SpeedMeter3.0 37.1 35.7
Octane 127449 127008
Octane Multi 988655 875022

ベンチマーク結果画像

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