意外と実用的? AYANEO「Pocket DS」は7インチ+5インチのデュアルスクリーンAndroidゲーム機

クラウドファンディング
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2025年7月31日、AYANEOはクラウドファンディングサイトのIndiegogoで、Snapdragon G3x Gen 2を搭載したデュアルスクリーンAndroidのハンドヘルドゲーム機「Pocket DS」を発売しました。

Pocket DS:World’s 1st Dual-Screen Android Handheld:Indiegogo

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スペック

■ AYANEO Pocket DS
SoC Snapdragon G3x Gen 2
メモリ 8~16GB LPDDR5x-8533
ストレージ 128GB UFS3.1
256GB~1TB UFS4.0
画面 7インチ 有機EL FHD/165Hz
5インチ IPS XGA
インターフェース USB Type-C(Gen2)×1
microSD
wi-fi Wi-fi 7?+BT5.3
OS Android 13
カメラ なし
バッテリー 8,000mAh
サイズ 179.8×101.8×25-34mm
重さ 540g

特徴

AYANEOはポータブルゲーミングデバイスメーカーで、Windows/Android問わず、かなりのハイペースで製品を発売しています。

デュアルスクリーン端末もこれが初めてではなく、Ryzen 7 8840Uを搭載したWindows機「AYANEO FLIP DS」(7インチFHD+3.5インチ960×540)を発売しています。
Android機としては「Pocket DS」が初になりますね。

ここ最近は3.92インチの「POCKET DMG」、3.5インチの「POCKET MICRO」、4.5インチの「Pocket ACE」など、小型画面の端末が続いていたので、久しぶりの大画面機になります。

CPU

「Pocket DS」のSoCはSnapdragon G3x Gen 2
コア構成はCortex-X3×1コア、A710×2コア、A715×2コア、A510×3コアで、A710/A715をミドルとしてまとめて、1+4+3構成とされています。

この構成はSnapdragon 8 Gen 2と同じですね。
Snapdragon 8 Gen 2と違うのは、GPUがAdreno 740(680MHz)からAdreno A32(1GHz)に変更、TDPもより高い15Wとなっている点。
要はSnapdragon 8 Gen2のグラフィック強化版というのが、Snapdragon G3x Gen 2の位置づけと言えそうです。

というか、Snapdragon G3x Gen 2って「Pocket S」にも搭載されていたSoCなので、1年前と同じSoCなんですね。
最新SoC(Snapdragon G3 Gen 3)ではないのは残念ですが、デュアルスクリーンなんて奇天烈なことをやるから、メーカー内でノウハウの溜まっているSoCを選んだとも考えられます。

399ドルスタート! AYANEO「Pocket S」はSnapdragon G3x Gen 2搭載のAndroidゲーム機
2024年4月26日、AYANEOはクラウドファンディングサイトのIndiegogoで、Snapdragon G3x Gen 2を搭載した6インチのAndroidゲームコンソール「Pocket S」のファンディングを開始しました。Pocke
Snapdragon 8 Elite 27249911191452
Apple M4 25495481102457
Dimensity 9300+ 24171791049917
Apple M2 2119662909885
Snapdragon 8 Gen3 2050401887865
Dimensity 9300+ 1934965774131
Apple M1 1860611781185
Snapdragon G3x Gen 2 1680000680000
Apple A18 1607089628322
Snapdragon 8 Gen2 1539182579822
Dimensity 8300-Ultra 1524688547496
Snapdragon 8s Gen3 1427654484283
Snapdragon 7+ Gen3 1412062477232
Apple A16 1367070446961
Snapdragon 8+ Gen1 1336839484673
Dimensity 9200+ 1217489532429
Dimensity 8300 1201856371041
Tensor G3 1192265435232
Apple A14 Boinic 1185436395362
Tensor G2 1025269334014
Snapdragon 7+ Gen2 942052352595
Snapdragon 888 908074288952
Apple A13 Boinic 889260338734
Dimensity 8200-Ultra 880227231248
Snapdragon 870 822951217420
Apple A12 Boinic 662257157230
Snapdragon 778G 625666151088
Helio G99 41603779883

スコアは実機とAnTuTuランキングを使用しています。

性能は総合が166~170万点、グラフィックが68万点前後と、2025年基準でもハイエンド(150万点以上)クラス。
グラフィック性能はSnapdragon 8 Gen2より約10万点高くなっています。

ほとんどのAndroidゲームは不足なく動きますし、エミュレーターとしては要求性能がそれほど高くないDS/3DSは言うに及ばず、PS2以前ならだいたい遊べるくらいの性能です。

PS3はRPCSX Android UI(RPCS3-Androidから統合)というエミュレーターが存在しますが、現在はアルファ版(開発初期段階)で、タイトルによって動いたり動かなかったり、FPSも出たりでなかったりという段階。
「Pocket S」での動作テストでは、5~30fps程度だったそう。快適に遊べるレベルは限られた一部のタイトルだけになるようです。

ゲームエミュレーターそのものに違法性はありませんが、ゲームROMの入手方法によっては著作権を侵害する恐れがあります。
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メモリとストレージ

メモリは8/12/16GB。LPDDDR5X-8533と高速なものが使われています。
ストレージは128GB~1TB。128GBだけUFS3.1で、256GB~1TBはUFS4.0です。

「Pocket S」(UFS4.0モデル)ではリード・ライトともに3,000MB/sオーバーなので、同程度の速度は期待できるでしょう。

その他

無線LANはおそらくはWi-Fi 7(802.11be)。おそらくと書いているのは、仕様表では”Latest high-speed Wi-fi”って書かれているためです。
おそらくは「Pocket S」と同じ、Wi-fi 7+Bluetooth 5.3になるとは思いますが…

バッテリーは8,000mAhで、充電速度の記載はありません。
「Pocket S」は40Wだったので、同程度は期待できそうですが…

OSはAndroid 13。いまさら13…?アップデートはあるんだろうか…?

外観

本体。
メインディスプレイは7インチFHD(1920×1080)。ゲーミング向けなので、WUXGAではなく対応ハードの多いFHDにするのは理にかなっています。
このメインディスプレイ、有機ELパネルを採用し、リフレッシュレートは最大165Hz、最大輝度はなんと800nits。色域も150% sRGBと相当にいいパネルを使っています。

サブディスプレイは5インチXGA(1024×768)。アスペクト比4:3なので、レトロハードにちょうど良くなっています(とはいえPS2もすでにレトロの領域だったりしますが…)。

画面下に並んでいるボタンは、特に説明がないのですが、左下がデュアルスクリーンとデュアルスクリーン設定、右下が電源ボタン(指紋リーダー内蔵)と音量ボタンだと思われます。

こんな感じに、下画面にハードウェア情報を表示したりできるようです。
この使い方いいなぁ…

インターフェースはType-Cがひとつのみ。USB3.2 Gen2(10Gbps)に対応しています。microSDは最大100MB/sとされています。
L/RボタンはL3/R3まで用意されています。

キーのアップ。
最新の「Pocket S2」ではデコボコのついたグリップ加工となりましたが、「Pocket DS」はまだつるりとしています。

カラーは3色。
といっても好きに選べるわけではなく、メモリと容量によって色が分かれています。グレー(レトロ)は限定モデルです。

AYANEOデバイス専用アプリの「AYA SPACE」。
画像ではエミュレーターアプリが表示されていますが、登録が面倒らしく(直接アプリを起動した方が手っ取り早いとか)、設定管理機能をメインとするのが無難なようです。

まとめ

「Pocket DS」の価格は以下の通り。

・8GB+128GB(ブラック):399ドル (約5.9万円)
・12GB+256GB(ブラック):439ドル (約6.5万円)
・16GB+512GB(ブラック):499ドル (約7.4万円)
・16GB+1TB(イエロー):599ドル (約8.9万円)
・16GB+1TB(レトロ):639ドル (約9.5万円)

399ドルスタートは「Pocket DS」と同じですが、「Pocket DS」登場時は154円/ドル前後で約6.3万円、現在は147円/ドルなので、6万円を切っています。
Snapdragon 8 Gen2相当ということで最新SoC(Snapdragon 8 Elite)から見ると2世代前となるわけですが、これだけギミックを盛り込んで6万円なら、2025年現在でも高くはないと言えますね。

記事執筆現在ではUFS3.1の最安モデル(8GB+128GB)より、最大メモリ量の16GB+512GBモデルの方が人気です。

デュアルスクリーンのハンドヘルド機は、Snapdragon G3 Gen3を搭載し、変形機構を持ったOne-Netbook 「ONEXSUGAR SUGAR 1」(16GB+512GB)がちょうどファンディング中です。
ただ画面が6.01インチ1080×2160(アスペクト比2:1)と3.92インチ1080×1240(アスペクト比8:7)で、ゲームフレンドリーかと聞かれると疑問が残ります。

どっちも面白いなぁとは思いますが、どっちが欲しいかとなると「Pocket DS」に軍配が上がりますね(あくまで個人的には、ですが)。

なお、余計なギミックはいらないよって場合は、Snapdragon G3 Gen 3+6.3インチ2.5Kな「Pocket S2」が予約受付中です。
「Pocket S」の6.0インチから少し大型化したので、だいぶ見やすくなっていると思います。

関連リンク

Pocket DS:World’s 1st Dual-Screen Android Handheld:Indiegogo

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