2025年1月6日、ミニPCメーカーのMINISFORUMはRyzen AI 9 HX 470を搭載したミニPC「AI X1 PRO-470」を発表、1月23日に発売しました。
スペック

| ■ AI X1 PRO-470 | |
| CPU | Ryzen AI 9 HX 470 |
|---|---|
| メモリ | 0/32GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 0/1TB SSD |
| インターフェース | USB Type-C(USB4)×2 USB3.2 Gen2×2 USB2.0×1 HDMI2.1 FRL DidplayPort 2.0×1 2.5GbE 有線LAN×2 OCuLink SDXC オーディオジャック Copilotボタン |
| Wi-fi | Wi-fi 7+BT5.4 |
| 電源アダプタ | 134.9W |
| サイズ | 195×195×47.5mm |
| 重さ | 1.5kg |
特徴
「AI X1 PRO-470」は、位置づけとしては「AI X1 PRO」の姉妹品となります。

筐体はそのままに、CPUを発表されたばかりのRyzen AI 9 HX 470に変更したモデルとなります。
CPU・GPU
「AI X1 PRO-470」のCPUは、Ryzen AI 400(コードネーム:Gorgon Point)世代から、Ryzen AI 9 HX 470を搭載。
Zen 5が4コア、Zen 5cが8コアの12コア24スレッド構成で、RDNA 3.5で16CUのRadeon 890M、NPUはXDNA2、さらには製造プロセスがTSMC 4nmというところまで、Ryzen AI 9 HX 370と変わりません。
Ryzen AI 400は実質的にRyzen AI 300のリフレッシュ版に当たるため、CPU/GPU/NPUのクロック周波数の向上、LPDDR5xのデータ転送レートの向上などが違いとなります。
Ryzen AI 9 HX 370とRyzen AI 9 HX 470を比べると、GPUのAI TOPSが30→31、NPUが50→55に引き上げられています。
※PassMarkと3DMarkの集計値、および当ブログでのレビュー結果に基づいています
サンプル数が少ないので信用性は低いのですが、CPUはブースト周波数が5.1GHz→5.2GHzなので、2.6%の向上というのは割と合っていそう。
GPUはまだ記録がありませんが、同じく2~3%の向上じゃないかと。
メモリとストレージ
「AI X1 PRO-470」はベアボーン(メモリ・ストレージ・OSなし)と完成品が用意されています。
完成品のメモリは32GB DDR5-5600。
内部的には2スロットで、最大128GB(64GB×2)まで対応。
ストレージは1TB M.2 SSD。
内部的には3スロットで、Gen4 x4+Gen4x4+Gen4 x1の組み合わせとなっています。
その他
無線LANはWi-Fi 7(802.11be)に対応。Bluetoothはv5.4です。チップは不明ですが、わざわざ変更するとは思えないので、「AI X1 PRO」と同じ、MediaTek MT7925と思われます。
有線LANはデュアル2.5GbE。こちらもチップは不明。
電源は19V / 7.1A(=134.9W)出力の電源を内蔵。

USB PD給電でも動くとのことですが、おそらくは100W入力までなので、BIOS(UEFI)からCPUに制限をかけないと、高負荷時に不安定になるかも。
外観

本体全景。
195×195×47.5mmとフットプリントが広く、平べったいイメージを受けますが、高さは普通のミニPCと同じくらいです。

インターフェースはUSB4が前後にあるのがちょっと使いやすそう。
OCuLinkもあるので、外付けGPUでグラフィック強化もできます。
電源内蔵なので、電源入力がバレルジャックではなくメガネケーブルのソケットになっています。

側面にはSDカードスロット。

内部冷却はデュアルファン。
CPUファンと電源ファンですね。

縦置きスタンドとVESAマウンタを同梱。
まとめ
「AI X1 PRO-470」の価格はベアボーンで132,799円、完成品(32GB+1TB)で235,999円。
…メモリ・ストレージの高騰で、完成品の価格がとんでもないことになっていますね…
前世代となる「AI X1 PRO」も併売されていて、ベアボーンで124,799円、完成品(32GB+1TB)で202,399円、完成品(96GB+2TB)で267,999円。
さすがにもう用意できないのか、新製品にはない96GB+2TBがまだ残っています。
というか、メモリ96GB(48GB×2)って記事執筆時点で15~16万円、2TB SSDは安くて3万円なので、本体が8万円になっちゃうんですけど…?
というわけで、新製品の紹介記事のはずなのに、数%の性能差に目を瞑ることができるのであれば、前世代「AI X1 PRO」の96GB+2TBがおすすめになっちゃうという…




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