2025年12月22日、BTO PCメーカーのmouseはCore i5-1335Uを搭載し、12.6インチ2.5K有機ELディスプレイを備えたタブレット型WindowsPC「M2-ICU01BK-A」を発売しました。
発売は2025年12月でしたが、mouseは2025年末から生産停止&販売一時停止。年始明けから順次再開し、「M2-ICU01BK-A」も購入できるようになったので掲載です。
スペック

| ■ M2-ICU01BK-A | |
| CPU | Core i5-1335U |
|---|---|
| メモリ | 16GB LPDDR5-5200 |
| ストレージ | 512GB Gen3 SSD |
| 画面 | 12.5インチ 有機EL WQXGA |
| インターフェース | USB Type-C(Gen1)×2 microSDXC miniSSD×1 オーディオジャック |
| wi-fi | Wi-fi 6E+BT5 |
| バッテリー | 35WHr |
| サイズ | 285.7×183.9×8.9mm |
| 重さ | 1.26kg |
特徴
マウスコンピューターのタブレットPCの歴史は古く、ざっと調べただけでもAtom Z670を搭載した「LuvPad WN101-P」(2011年)くらいまでさかのぼれます。
艦これ(2013年開始)が動く安価なモバイルPCとして「WN801-BK」(8インチ、2014年)や「WN891」(8.9インチ、2015年)あたりが、ドスパラ「raytrektab DG-D08IWP/DG-D09IW2SL」と並んで人気があった記憶がありますね。
2020年にはGIGAスクール構想に合わせた「mouse E10」を発売。2022年頃に1万円台前半で投げ売りされていて、界隈で話題になりました。
それからしばらく間が開いて、GIGAスクール構想第2期に合わせて「mouse M0」(2025年)が登場。
そして2025年末に登場した最新モデルが「M2-ICU01BK-A」です。
「M2-ICU01BK-A」の特徴はなんといってもそのスペック。
過去のmouseのタブレットPCがAtomシリーズ、Celeron、Intel N150のエントリースペックだったのに対し、「M2-ICU01BK-A」は初のメインストリームクラスのスペックを持ったタブレットPCとなります。
CPU・GPU
「M2-ICU01BK-A」のCPUは、Core i5-1335U。
2023年発表と最新ではありませんが、二つのPコアと八つのEコアで構成されるハイブリッドアーキテクチャです。

※PassMarkと3DMarkの集計値、および当ブログでのレビュー結果に基づいています
性能としてはPassMarkスコアが14,000台と、エントリークラス(Intel N100)の2.3倍程度。
現行のCore Ultra機に比べれば控えめなスコアですが、バッテリー容量が少ないという制限がある以上、稼働時間を確保とそこそこ性能を両立させるチョイスと考えれば、悪くありません。
もっと高性能がいいなぁという場合は、Core Ultra 5 125H搭載のALLDOCUBE「iWork GT Ultra」や、Ryzen AI Max+ 395搭載のOne-Netbook「OneXPlayer Super X」などを考えるべきでしょう。


メモリとストレージ
メモリは16GB LPDDR5-5200。他に選択肢はなく、換装・増設もできません。
CPUと合わせて考えればこんなもんだろうという感じで、事務作業や軽めの画像編集くらいまでが想定用途だなというのが見て取れます。
ストレージは512GB M.2 SSD。Gen3 x4接続とされています。
内部を簡単に開けられるような構造ではないので、換装難易度は高いと考えた方がいいでしょう。
その他
無線LANはWi-Fi 6E(802.11ax)に対応。Bluetoothはv5とのみあって、細かい規格は不明。v5.3かv5.4とは思いますが…
有線LANはありません。
バッテリーは35WHr。最近のノートPCは70WHrくらいが普通になっているので、大体半分です。
8.9mmという、タブレットの厚みにしたことの代償ですね(参考までに、「iWork GT Ultra」は9.89mmで42Whr、「OneXPlayer Super X」は12.5mmで85WHr)。
動作時間はローカルの動画再生で5時間、アイドル状態で7時間。
45W PD充電器が付属し、充電時間は約3時間です。
外観

本体。
カバースタンド型のキーボードと筆圧4096段階のMPPスタイラスペンを同梱します。
画面は12.6インチWQXGA(2560×1600)。
有機ELでリフレッシュレートは最大60Hz。色域はNTSC比 108%/Adobe RGB比約99%。輝度は不明。

インターフェースはシンプルにType-Cが2ポート。USB4/Thunderbolt4には非対応です。
また、空きスペースには吸気口が並んでいます。

Type-Cはどちらも映像出力に対応しているので、3画面表示が可能です。

上部には排気口。
これ、中にファンが入っているのかな?

キーボードは日本語配列。この辺りはさすが日本企業ですね。
18.98mmピッチで、キーストローク約1.9mmと、平均的な薄型キーボードと変わらない仕様です。

背面には1300万画素のカメラ。ちなみにフロントは500万画素。
まとめ
「M2-ICU01BK-A」の価格は159,800円。
まぁ、ペンとキーボード込みだし、保証は3年だし、スペックを考えたらこんなものかなぁというところです。
タブレットPCに関してはずっとエントリークラスしか出してこなかったマウスが、メインストリームクラスを出してきたという時点で驚きでしたし、それが有機ELディスプレイということで2度驚きでした。
ぶっちゃけ、このくらいの構成の製品が出てくるとしたらLenovoだろうなぁと思っていました…
予想しなかった方向からの登場ですが、使い勝手は悪くないだろうスペック構成ですし、コンテンツ消費がメインとなるであろうタブレットでディスプレイに力を入れるというのは分かりやすい方針です。
必要なものが揃ったフルセットパッケージですし、これは結構注目を集めそう。足りないのは画面フィルムくらいかな…
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