【メモ】型番が分かりにくい!HEADWOLFのタブレットをまとめてみました【2024年版】

タブレット

中華タブレットは、古くはCHUWI、やや遅れてTECLASTやALLDOCUBEが国内参入、最近ではAAUWなどが新興メーカーとしてAmazonを中心にタブレットを販売しています。
今回はその中でも一番の新参であるHEADWOLFを取り上げます。

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HEADWOLFとは

HEADWOLFは典型的な中国・深センのメーカーで、設立は2016年。企業名は Shenzhen city Doowis Industrial Co., Ltd です。

参考:主なタブレット製造メーカーの設立年
TECLAST:1999年
ALLDUCUBE:2005年
Xiaomi:2010年
UMIDIGI:2012年
CHUWI:2013年
Blackview:2013年
UAUU:2015年
AAUW:2015年

国内参入は2022年。調べた範囲では「Fpad1」が最初のようです。

一覧

現行製品は5機種
ずっと型番が謎だったのですが、これ、HEADWOLFのブランド名から取っているっぽいですね。

なので”H”がフラグシップ、”W”がエントリー、末尾の”F”がミニサイズ、という風になっているんじゃないかなぁと。
というか、これに気付いたのが記事を書くきっかけだったり。

HPad 6HPad 5WPad 5FPad 5FPad 3
SoCHelio G99Helio G99UNISOC T606Helio G99UNISOC T616
画面12インチ
2000×1200
10.5インチ10.1インチ8.4インチ8.4インチ
輝度350nits不明400nits400nits360nits
メモリ8GB+12GB8GB+8GB4GB+4GB8GB+8GB4GB+4GB
ストレージ256GB UFS2.1128GB UFS2.2128GB128GB UFS2.1128GB UFS2.2
バッテリー8,800mAh8,500mAh5,500mAh5,500mAh5,500mAh
サイズ278×174×7.5mm250×170×7.5mm246×162×10mm202×125×7.5mm202×125×7.5mm
重さ547g505g550g320g317g
WidevineL1+NetflixL1+NetflixL1+NetflixL1+NetflixL1+Netflix
スピーカークアッドクアッドデュアルデュアルデュアル
カメラ16MP+8MP16MP+8MP8MP+5MP13MP+8MP13MP+8MP
Wi-fiWi-fi 6Wi-fi 6Wi-fi 6Wi-fi 6Wi-fi 6
Bluetooth5.25.25.05.25.0
4G/LTE対応対応Wi-fiモデル対応対応
発売(国内)2024年2月2023年11月2024年2月2024年2月2023年7月

表を見ればわかりますが、現行機種は全機種Widevine L1+Netflixとなっています。
また、全機種Android 14(一部は発売時Android 13だったものの、途中からAndroid 14に変更)となっていて、ソフトウェア面でも最新です。

また、Wi-fiモデルである「WPad 5」を除く4G/LTE対応機種は、ソフトバンク(B8)、au(B18/28)、ドコモ(B19/28)、楽天(B28、2024年中に提供予定)の全社のプラチナバンドに対応しているのもポイントで、これを選択理由としているユーザーもいるようです。

HPad 6

現行最上位かつ最新となるのが「HPad 6」です。
“H”シリーズは「HPad 1」(2022年3月)ではT618+10.4インチ2000×1200、 「HPad 2 Pro」(2022年8月)では11インチ2000×1200+Widevine L1といったように、その時期の上位モデルのトレンドを取り入れています

「HPad 6」は2023年末頃から始まった12インチの流れに乗った製品となっています。
しかも他社が(おそらくコスト面から)UNISOC T606/T616を選ぶ中、Helio G99を搭載。

価格帯としてはひとつ上になりますが、格安系タブレットとして不足のない内容となっています。

HPad 5

「HPad 6」よりひとつ前で、併売されているのが「HPad 5」。
こちらも当時ぽろぽろ出始めていた10.51インチという要素を取り入れています(結局あまり流行りませんでしたが…)。

幅は10.1インチとほぼ変わらず(縦はやや広め)、0.4インチのサイズアップを実現しています。
他の仕様も「HPad 6」よりは控えめで、そのため実価格も2万円台前半と、他社の10~11インチクラスと変わらない程度となっています。

グローバル版と国内版では少々仕様が違うようで、国内モデルはカメラが20MP+8MP→16MP+8MP、充電が30W→20Wとなっています。

WPad 5

異常に安いのが、「WPad 5」。
UNISOC T606+メモリ4GBというエントリー構成ですが、大型セール時には1万円を切ることも。通常時でも1.3万円を切っています。

この価格で解像度はFHDだし、前述の通りWidevine L1+Netflix認証だし、安価な動画鑑賞用タブレットとしては高コスパです。
バッテリーは5,500mAhと少ないですが、そもそも屋内向けのWi-fiモデルですし、そこまで気にする要素ではありません。
厚さ10mmと薄くないところもチープ感がありますが、激安なので黙殺しましょう。

FPad 5

8.4インチながらHelio G99を搭載するハイスペックミニタブレットです。
8.4インチ+Helio G99は「FPad 5」のほかにはALLDUCUBE「iPlay50mini Pro」しかありません。

「iPlay50mini Pro」も4G/LTE対応ですがB18/19は非対応なので、au・ドコモの回線を使う場合は「FPad 5」の方が有利です。
スピーカーが充電端子サイドのステレオなので、横持ち時は片側になるのがネックですが、「iPlay50mini Pro」のシングルスピーカーに比べればましな点もポイント。

FPad 3

UNISOC T616搭載で安価な8.4インチタブレットなのが、「FPad 3」。
純粋な価格でいえばほぼ同スペックなALLDUCUBE「iPlay50mini NFE」の方が安価で、優位点は「FPad 5」と同じになります。

あとはバッテリー容量の差(4,000mAh vs 5,500mAh)とOSの差(Android 13 vs Android 14)ですが、ここを気にするユーザーは多くなさそう…

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