MSIもRyzenに。MSI 「Claw A8 BZ2EM」は世界初Ryzen Z2 Extreme搭載のゲーミングUMPC

PC
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2025年8月28日、PCメーカーのMSIは、Ryzen Z2 Extremeを搭載したポータブルゲーミングPC「Claw A8 BZ2EM」を発売しました。

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スペック

■ Claw A8 BZ2EM
CPU Ryzen Z2 Extreme
メモリ 24GB LPDDR5X
ストレージ 1TB M.2 SSD
画面 8インチ WUXGA/120Hz
インターフェース Type-C(USB4)×2
microSDXC
オーディオジャック
wi-fi Wi-fi 7/BT5.4
バッテリー 80WHr
重さ 763.5g
サイズ 299.5×126.2×24mm

特徴

「Claw A8 BZ2EM」は、Intel系だったMSI「Claw」シリーズにおいて初のAMD系UMPCとなります。

リベンジなるか。MSI「Claw AI+ A2VM」はCore Ultra 200V搭載で2サイズ展開
2025年2月13日、MSIはCore Ultra 7 258Vを搭載した7インチゲーミングUMPC「Claw-7-AI+A2VM-202JP」を発売しました。遅れて2月20日、8インチゲーミングUMPC「Claw-8-AI+A2VM-20
これは期待。MSI「Claw A1M」はCore Ultra搭載の7インチゲーミングUMPC
2024年3月14日、MSIはCore Ultra Series 1を搭載した7インチゲーミングUMPC「Claw A1M」の予約を開始しました。スペック■ Claw A1MCPUCore Ultra 7 155HCore Ultra 5

CPU

「Claw A8 BZ2EM」のCPUは、Ryzen Z2 Extreme。Ryzen Zシリーズは特にコードネームはありません。
Ryzen Z2 ExtremeはZen 5×3+Zen5c×5という、やや変則的な構成の8コア16スレッドで構成され、グラフィックはRDNA 3.5アーキテクチャで16CUのRadeon Graphics(最大2.9GHz)を内蔵しています。
また、ゲーミング特化CPUとなるので、AI向けのNPU(Ryzen AI)は非搭載となります。

Ryzen AI 9 HX 370がRDNA 3.5/16CU/最大2.9GHzなので、グラフィック性能はRyzen AI 9 HX 370と同等となります。

TDPは28W、cTDPは15~35Wです。

CPU PassMark (CPU)
Core i7-14700HX(20C/28T) 37121
Ryzen AI 9 HX 370(12C/24T) 35168
Core Ultra 9 185H(16C/22T) 34106
Core Ultra 9 285H(16C/16T) 32892
Ryzen 9 7940HS(8C/16T) 31006
Ryzen 7 7840HS(8C/16T) 28661
Core Ultra 7 255H(16C/16T) 28636
Core i7-13700H(14C/20T) 28458
Core Ultra 5 225H(14C/14T) 26900
Ryzen Z2 Extreme(8C/16T) 26504
Core i7-12700H(14C/20T) 25931
Ryzen 9 6900HX(8C/16T) 25796
Core Ultra 7 155H(16C/22T) 25015
Ryzen Z1 Extreme(8C/16T) 24830
Ryzen 7 7840U(8C/16T) 24651
M4(10C/10T) 24232
Core i9-12900H(14C/20T) 24226
Ryzen 5 7640HS(6C/12T) 23464
Ryzen 7 6800H(8C/16T) 23277
M1 Pro(10C/10T) 21883
Ryzen 7 5800H(8C/16T) 22061
Core Ultra 5 125H(14C/18T) 21613
Ryzen 7 6800U(8C/16T) 21420
Core Ultra 9 288V(8C/8T) 21060
Core Ultra 7 265U(12C/14T) 19885
Core Ultra 7 258V(8C/8T) 19517
Ryzen 7 5825U(8C/16T) 18132
Core Ultra 5 228V(8C/8T) 17852
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 17757
Core i3-1220P 16552
Ryzen 5 7430U(6C/12T) 16408
Ryzen 5 5625U(6C/12T) 14869
Core i5-1235U(10C/12T) 15045
Core i3-1315U(6C/8T) 11818
Core i7-11370H(4C/8T) 11653
Core i7-1165G7(4C/8T) 10080
Intel N100(4C/4T) 6122
CPU TimeSpy
RTX 5070 laptop (8GB) 13832
RTX 5060 (8GB) 13713
RTX 4060 Ti (8/16GB) 13467
RTX 4070 laptop (8GB) 12514
RTX 5060 laptop (8GB) 12060
RTX 3080 laptop (8GB) 12002
RTX 3060 Ti (8GB) 11707
RX 7600 XT (16GB) 11203
RTX 4060 (8GB) 10620
RTX 3070 laptop (8GB) 10477
RTX 4060 laptop (8GB) 10419
Radeon 8060S 9793
RTX 5050 laptop (6GB) 9617
RTX 3060 (12GB) 8749
RTX 3060 laptop (6GB) 8322
RTX 4050 laptop (6GB) 8211
RTX 3050 6228
RTX 3050 laptop (6GB) 5479
GTX 1660 desktop 5444
RTX 3050 laptop 4882
GTX 1060 desktop 4203
Core Ultra 9 288V(Arc) 4039
Core Ultra 7 255H(Arc) 4036
Core Ultra 7 258V(Arc) 3892
GTX 1650 desktop 3565
Core Ultra 5 228V(Arc) 3522
Ryzen Z2 Extreme 3466
Core Ultra 5 225H(Arc) 3451
Core Ultra 7 155H(Arc) 3413
Radeon 890M 3373
Ryzen AI 9 HX 370(890M) 3340
Core Ultra 5 125H(Arc) 3088
GTX 1650 Max-Q 2932
Ryzen Z1 Extreme 2836
Radeon 780M 2785
Radeon 760M 2415
Radeon 680M 2339
Core i9-12900H(Xe) 1772
Core i7-13700H(Xe) 1757
Radeon 660M 1537
Core i7-1165G7(Xe 96EU) 1358
Core i7-1255U(Xe 12th) 1331
Core i7-13620H(UHD 64EU) 1324
Ryzen 5 7430U(Vega 7) 1200
Core i5-1135G7(Xe 80EU) 1096
Core i3-1315U(UHD 13th) 1069
Core i5-13420H(UHD 48EU) 952
Core i3-1220P(UHD 12th) 850
Intel N100(UHD 12th) 321

CPU性能はRyzen Z1 Extremeから順当に向上
Intel相手だと「Claw A1M」のCore Ultra 7 155Hより上だけど、Core Ultra 5 225Hよりは下という、評価に困る絶妙な位置です(「Claw 7/8 AI+A2VM」のCore Ultra 7 258Vは8コア8スレッド(4P4E)でCPU性能は控えめ)。

グラフィック性能は、Core Ultra 7 155Hよりは上だけどCore Ultra 7 258Vよりは下という、こちらも評価に困る位置に収まっています。
一応、初代「Claw A1M」を全面的に上回っていると言えますが、劇的に上回っているわけではありません。

メモリとストレージ

メモリは24GB LPDDR5X
16GBだとシステムとGPUにメモリを割り振ったら空き領域(アプリの分)は数GBしか残りませんでしたが、24GBあれば10GB以上の余裕を持てます。
ASUSも「ROG Ally」では16GBだったものを「ROG Ally X」では24GBにしているので、16GBは徐々に廃れて、24GB/32GBが今後のスタンダードになりそうです。

ストレージは1TBのM.2 SSD
発売前レビューでの測定ではリード7,000MB/s、ライト6,100MB/sとなっています。

その他

無線LANはWi-fi 7(802.11be)に対応。Bluetoothはv5.4。チップは不明ですが、RZ717(MT7925)と予想。RyzenとIntel系Wi-fi 7は相性が悪いので、Intel BE200はないと思います。
有線LANはありません。

バッテリーは4セルの80Whr
ゲームプレイ時は3.5時間、動画再生時で最大5時間(JEITA 3.0)、アイドル時最大10時間(JEITA 3.0)とされています。
…動画再生時間、短くない…?

電源アダプタは出力の記載がありませんが、本体の充電は65Wとされています。

外観

本体。
ネオングリーンとホワイトの2色が用意されていますが、国内向けはホワイトのみです。
うん、まぁ、ネオングリーンは日本人に受ける気がしないかな…

画面は8インチWUXGA(1920×1200)。ゲーミングは16:9を貫くメーカーと、16:10を選ぶメーカーに分かれますね。
リフレッシュレートは120Hz、輝度は最大500nitsです。

サイズは299.5×126.2×24mmで、ぎりぎり幅300mmに収まっています。
個人的な意見ですが、幅300mmを超えると大きすぎって感じますし、A4用紙の縦サイズ(297mm)程度であればカバンの納まりもいいので、8インチでも何とか300mm以下に収めてきたのは好ポイント。

インターフェースはデュアルUSB4
「Claw 7/8 AI+」同様、上面×2としています。初期のゲーミングUMPCは上面+底面が多かったのですが、底面ポートって意外と使いにくいんですよね…

ボタンとスティックがかなり高い位置にあるので、無理なく親指の可動範囲に収まるんじゃないかと。
他に、スピーカー位置がかなり高いところになっているのが目を引きます。

冷却はシェアヒートパイプのデュアルファン。

まとめ

「Claw A8 BZ2EM」の価格は、159,800円
最近はZ1 ExtremeやRyzen 7 7840U搭載でも10万円切りが増えていただけに、ちょっと高いなぁと。

Ryzen 7 7840U搭載機も初期の頃はこんなものだったので、「世界初のRyzen Z2 Extreme搭載機」であることを考慮すると、こんなものかなという気もします。
ここから値が下がって、10~12万円くらいに落ち着くのか、10万円を切ってくるのかはまだ見えませんが。

ゲーミングUMPCの中で唯一Intel系だったMSIからAMD系が出たことで、Intel系ゲーミングUMPCがなくなるんじゃないかという懸念があるわけですが…Intel系、続けるのかなぁ…

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