2026年3月7日、ALLDOCUBEは、Dimensity 8300を搭載した8.8インチタブレット「iPlay 80 mini Ultra」を発売しました。
スペック

| ■ iPlay 80 mini Ultra | |
| SoC | Dimensity 8300 |
|---|---|
| メモリ | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB UFS3.1 |
| 画面 | 8.8インチ WQHD/144Hz |
| インターフェース | USB Type-C(Gen1)×1 |
| wi-fi | Wi-fi 6E+BT5.3 |
| 4G/5G | 5G対応 |
| OS | ALLDOCUBE OS 5.0L (Android 16) |
| カメラ | リア:1300万画素 フロント:500万画素 |
| バッテリー | 7,200mAh 33W充電 |
| サイズ | 208.2×129.2×7.75mm |
| 重さ | 330g |

特徴
「iPlay 80 mini Ultra」は2025年4月に発売された「iPlay 70 mini Ultra」の後継機となります。

SoCはSnapdragon 7+ Gen 3からMediatek系のDimensity 8300に変更されましたが、もっと大きな点はWi-fi専用から4G/5G対応となったこと。
屋内(というか自宅内)用だった先代から、外に持ち出せるタブレットに進化したことは大きな変化と言えます。
CPU
「iPlay 80 mini Ultra」のSoCはDimensity 8300。
Headwolf 「Titan 1」と同じSoCです。

Dimensity 8300の登場自体は2023年11月と、意外と古いSoCです。
アーキテクチャは1+3+4構成で、グラフィックはMali-G615 MC6。製造プロセスはTSMCの4nm(N4P)。
プライムコア:Cortex-A715を1コア(3.5GHz)
パフォーマンスコア:Cortex-A715を3コア(3.2GHz)
高効率コア:Cortex-A510を4コア(2.2GHz)
Snapdragon 8+ Gen1が同じ1+3+4構成、先代のSnapdragon 7+ Gen3は1+4+3構成です。
Snapdragon 7+ Gen3はCortex-X4+Cortex-A720+Cortex-A520なので、アーキテクチャ的には古くなっているという…
NPUは独自のMediaTek NPU 780で、24TOPS。
参考 Dimensity 8300:Mediatek
スコアは実機とAnTuTuランキング(AnTuTu v10)を使用しています。
SoCの性能は、AnTuTu(v10)が総合130万点。AnTuTu(v11)だと160~170万点となります。
おおよそ、Snapdragon 8+ Gen1と並んでいます。
前世代のSnapdragon 7+ Gen3と比較すると、微減。
メモリとストレージ
メモリは12GBのLPDDR5X(速度不明)。
ストレージは256GB UFS3.1。
「iPlay 70 mini Ultra」がLPDDR5X-8533+UFS3.1なので、大きな変更はありません。
microSDは1TBまで対応。
microSIMとの一体化スロットとなっています。
その他
無線LANはWi-Fi 6E(802.11ax)。Bluetoothは5.3。
特筆すべきは何度も書いている4G/5G LTE対応。
対応バンドは以下。
FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B
TDD:B38/40/41
5G:n1/n3/n5/n8/n20/n28/n38/n41/
「Titan 1」が8インチクラスタブレットで4G/LTE対応だったことでうまく差別化できていたわけですが、「iPlay 80 mini Ultra」は5Gにも対応したことで優位性を確保しています。
また、4G/5Gに対応したことで、GPSが使えるようになった点もポイント。
位置情報ゲームがプレイできるようになります。
カーナビにも使えますが…カーナビはもっと安いタブレットで足りますね。
バッテリーは7,200mAhで、充電速度は33W。
先代「iPlay 70 mini Ultra」の最大20W充電から、よやく20Wの壁を超えました。
なお、同梱の充電器は20Wなので、33W充電をさせるには別途充電器の用意が必要です。
また、満充電になると直接外部給電で動作するバイパス充電にも対応しています。

OSはAndroid 16ベースのALLDOCUBE OS 5.0L。
自動明るさ調整、Dock バー、3本指でスクリーンショット、分割画面などの機能が追加されています。
重さは330gで、「iPlay 70 mini Ultra」の335gからは微減。
バッテリーが7,300mAhから7,200mAhに微減しているので、軽くなったのはほぼバッテリー分くらいに思っていいでしょう。
外観

インターフェースは普通のタブレットと同じくType-C×1。USB3.2 Gen1(5Gbps)での接続に対応し、映像出力(DP-OUT)も可能。
スピーカーはデュアルスピーカー。横持ち時に手で隠れない位置となっています。
というか、今の8インチクラスは大体この位置ですね。
画面は8.8インチ2560×1600、リフレッシュレートは144Hz。
ここは先代から変わりません。
輝度は最大500nits。色域や色精度は不明ですが、そもそも先代と同じパネルな気がします。

冷却は3,405平方mmのVC(ヴェイパーチャンバー)、12,246平方mmのグラファイトシート、2,094平方mmの銅箔。
「iPlay 70 mini Ultra」は9,838平方mmのVC、5,382+9,350平方mmのグラファイトシートだったので、かなり省スペース化されています。
銅板による熱伝導が大きいのかな?
まとめ
「iPlay 80 mini Ultra」の価格は59,999円。
販売ページは珍しくクーポンが出ていませんが、ALLDOCUBEは「第12回 Rakuten esports cup」の公式スポンサーとなっており、大会サイト上に12,000円オフのクーポンが置かれています。
なので実際はクーポン込みで47,999円ですね。
「iPlay 70 mini Ultra」の発売時価格が37,999円(現在は39,999円)だったので、実に1万円の上乗せです。
昨今のメモリ・ストレージ高騰の影響や、5Gチップの追加などを考えると値段が高くなるのは仕方ない(4G/LTE対応の「Titan 1」も5万円前後)のかもしれませんが、少し躊躇する価格になっています。
SoCの変更はあるものの、性能面も含めて実質的に「iPlay 70 mini Ultra」+4G/5Gなので、外への持ち出しにどれだけ価値を見出すかで、70にするか80にするかが決まりそうです。
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