2019年9月27日、ASUSはRyzen CPUにGeForce GTX 1650を搭載した、堅牢ゲーミングノート「TUF Gaming FX505DT」を発売いたしました。
販売サイト:公式ショップ
スペック
メーカー | ASUS |
名称 | FX505DT-R5G1650MS |
発売日 | 2019/09 |
定価 | 82,800円(税別) |
実売価格 | |
価格条件 | |
CPU | Ryzen 7 3550H |
グラフィック | GeForce GTX 1650(4GB) |
メモリ | 8GB |
メモリ規格 | DDR4-2400 |
メモリ増設 | 最大32GB |
2.5inch | SATA3 x 1 |
M.2 | 512GB(NVMe,x2) |
画面 | 15.6インチ 120Hz |
解像度 | 1920×1080 |
ベゼル幅 | 6.5mm |
表面 | |
タッチ対応 | – |
光学ドライブ | – |
USB2.0 | 1 |
USB3.0 | 2(3.0) |
USB3 type-c | – |
USB PD | – |
HDMI | 2.0 |
DisplayPort | – |
LANポート | 1GbE |
wi-fi | 802.11ac(2×2) |
Bluetooth | 5.0 |
office | – |
カードリーダー | × |
Webカメラ | 92万画素 |
赤外線カメラ | × |
NFC | × |
指紋センサー | × |
Windows Hello | × |
オーディオジャック | ○ |
マイク | デュアル |
スピーカー | 2W+2W |
スピーカー位置 | |
サウンド | DTS Headphone:X |
キーピッチ | |
キーストローク | 1.8mm |
キーボードバックライト | |
バッテリー | 48WHr |
稼働時間 | 4.3Hr |
ACアダプタ | 150W |
充電時間 | 2.2Hr |
急速充電 | |
幅 | 360mm |
奥行き | 262mm |
高さ | 26.7mm |
重量 | 2.2kg |
開口角度 | |
カラー | |
その他特徴 |
特徴
ASUSはRyzen搭載ノートに結構力を入れているようで、Ryzen+GeForce、あるいはRyzen+Radeonなゲーミングノートを多数発売してきました。
モバイル向けRyzenはTDP15Wの”U”シリーズとTDP35Wの”H”シリーズがありますが、「FX505DT」には”H”シリーズになるRyzen 3550Hが搭載されています。
実のところ、TDP以外はCPUクロックもGPU構成も”U”シリーズと同じです。”H”シリーズはゲーミング向けとの説明はあるのですが、TDP以外の違いの説明は見当たりませんでした。冷却能力を高めに設定することで、サーマルスロットリングを防いでいるのでしょうか。
GPUにはGeForce GTX 1650を搭載しています。
2019年4月に登場した新しいGPUで、「Turing」アーキテクチャの中では最下位モデルとなります。
モバイル向けはあまり比較ベンチマークがないのですが、アーキテクチャが一新したこと、製造プロセスが12nmになったことなどから、TDP50Wという低消費電力(GTX 1050 Tiは75W)ながら、性能的にはGTX 1050 Tiを上回っています。
デスクトップ向けでは「GeForce GTX 1050 TiとGeForce GTX 1060の間で1050 Ti寄り」という性能評価となっているので、モバイル向けでも傾向は同じと思われ、1000番台が混在する現在の状況ではミドルロークラスといったところでしょうか。
外観は、左右は幅6.5mmの狭額ベゼル(ASUSではNanoEdge Displayと称しています)となっています。
最近ではゲーミングノートでも狭額ベゼルが普通になってきましたね。
ディスプレイは詳細が載っていませんが、海外だと120Hz駆動となっています。日本発売モデルもおそらくはそのままだと思います。
インターフェースは左側に偏っています。
USBは2.0 x1+3.1Gen1 x2です。Type-Cすらない辺りはエントリー向けっぽい感じです。
HDMIは2.0なので、4Kディスプレイに繋いで大画面・高精細でゲームも可能です。
右側にはケンジントンロックしかありません。
キーボードは英語キーボードとなっています。
エンターキー周りとかが日本語キーボードとちょっと違ったり、”ろ”キーが無かったりするのでそこは注意が必要です。
日本語キーボードでないということはローカライズされていないということで、諸々の仕様(前述のディスプレイとか)も海外版と共通の可能性が高いです。
底面は半分近くが吸気口になっています。
メモリは最大32GBまで増設できますが、全部開けないと交換はできなさそう。
海外でのレビューによるとバッテリーは48WHr、内部には2.5インチストレージスペースがあるようです。
なお、Wi-fiもM.2カードなので交換可能です。将来的には802.11ax(Wi-fi 6)対応カードに入れ替えるのもいいかもしれません。
背面は左右に排気口があります。
冷却システムにはAnti-Dust Cooling System(ファンや筐体内部の埃・ゴミを排出する構造)が使われています。
天板はボンネット構造風になっており、多分これで耐荷重性とか耐衝撃性が上がっているんだと思います。MILスペック取得していますし。
まとめ
GeForce GTX 1650搭載ノートは、探した範囲では税別で10万円を切るくらいが下限でした。
「TUF Gaming FX505DT」は10万円どころかさらに安い、税別82,800円、税込でも89,424円と9万円を切ってきました(10月以降は9万円を超えてしまいますが)。
2019年9月30日追記:配送料が700円(+税)かかるため、増税前でも90,180円でした。
2019年10月03日追記:10月4日12時まで、送料込・税込で89,800円となるセールを行っています。
9万円だともっと下位のGeForce 1050搭載モデルとかが同価格帯になってくるので、これって結構な価格破壊だと思います。
インターフェース周りはちょっと貧弱ですが、値段を考えると我慢できちゃいますね。
ちなみに海外版はRyzen 3750Hで800ドル(約86,400円)なのですが、日本では出ないのでしょうか。
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