下位シリーズ追加。UGREEN「NASync DH4300 Plus」はRK3588C+8GB+2.5GbEな4ベイNAS

NAS
※当ブログの記事にはプロモーション/アフィリエイト広告が含まれます

2025年9月10日、UGREENはNASブランド「NASync」において新シリーズとなる「DH」を追加、4ベイの「DH4300 Plus」を発売しました。

スポンサーリンク

スペック

■ DH4300 Plus
CPU Rockchip RK3588C
メモリ 8GB LPDDR4X
ストレージ 2.5/3.5インチSATA×4
32GB eMMC
インターフェース Type-C(Gen1)×1
USB 3.2 Gen1×2
HDMI
2.5GbE 有線LAN×1
OS UGOS Pro
電源 12V/6A
重さ 1.36kg (14″)
1.7kg (16″)
サイズ 155×155×215.7mm

特徴

「DH4300 Plus」は、「必要十分な機能をそのままに、より手頃な価格を実現」がうたい文句です。つまりはUGREEN NASのエントリーモデルですね。
“はじめてのNAS”を検討している初心者、写真や動画を安全かつ大量に保存したいファミリー、自宅でメディアサーバーを楽しみたいユーザーなど、シンプルな使い方を考えている層をターゲットとしています。

「DH」シリーズの登場により、既存の「DXP」シリーズ(Intel CPU、M.2 SSDスロットあり)はミドル以上となりました。

2ベイから6ベイまで。UGREEN「NASync DXP」シリーズが国内ファンディング中
2025年2月14日、UGREENは国内のクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて「NASync DXP」シリーズのうち、「DXP2800」「DXP4800 Plus」「DXP6800 Pro」の3モデルでファンディング(

「NASync DXP」シリーズについては2ベイの「DXP2800」をレビューしています。

【実機レビュー】UGREEN NASync DXP2800:お手軽操作でスマホのバックアップ。初心者でも使えるNAS【セットアップ&計測編】
がじぇっとりっぷでは過去2回にわたりUGREEN「NASync」シリーズを紹介しています。これは気になる。UGREEN「NASync」シリーズがもうすぐファンディング開始:がじぇっとりっぷ2ベイから6ベイまで。UGREEN「NASync D
【実機レビュー】UGREEN NASync DXP2800:割と柔軟に中級者も楽しめそうなNAS【実用&応用編】
UGREEN「NASync DXP2800」のレビューについて、全部一記事に入れるとちょっと長くなってしまったので、2記事に分けています。前回レビューではセットアップとスマホのバックアップまで見ていきました。後編となるこの記事では、面白かっ

CPU

CPUはRockchip RK3588C。SBC(シングルボードコンピューター)界隈ではよく見るSoC…と思わせておいて、謎の”C”が付いています。
4コアの2.4GHz Coretex-A76と、4コアの1.8GHz A55で構成され、GPUはMali-G610 MC4。6TOPSのNPUも内蔵します。

ただこれ、”C”のつかないRK3588との違いが不明というか、搭載デバイスが他に「UnifyDrive UT2」くらいしかなくて、調べてもこれ以上の情報が出てこないんですよね…

“C”のつかないRK3588のブロックダイアグラム。
推測ですが、RK3588CはCPU・GPUは同じで、GbE×2の部分を2.5GbEに変更したものじゃないかなぁと。

CPU PassMark (CPU)
Core Ultra 7 258V(8C/8T) 19517
Core 7 240H(10C/16T) 19281
Core i5-1340P(12C/16T) 18505
Core Ultra 5 225U(12C/14T) 18476
Ryzen 7 5825U(8C/16T) 18132
Core Ultra 5 228V(8C/8T) 17852
Ryzen 7 5700U(8C/16T) 17757
Core i5-13420H(8C/12T) 17630
Core 5 120U(10C/12T) 17609
Ryzen 5 6600U(6C/12T) 17031
Core i3-1220P 16552
Ryzen 5 7430U(6C/12T) 16408
Core i5-12450H(8C/12T) 16344
Ryzen 5 5625U(6C/12T) 14869
Core i7-1355U(10C/12T) 14585
M1(8C/8T) 14143
Core i7-1255U(10C/12T) 13450
Core i7-11390H(4C/8T) 12117
Core i3-1315U(6C/8T) 11818
Core i7-11370H(4C/8T) 11653
Ryzen 3 7330U(4C/8T) 11104
Core i7-1165G7(4C/8T) 10080
Core i5-1135G7(4C/8T) 9651
Intel N100(4C/4T) 6122
Core i3-1115G4 (2C/4T) 5886
Rockchip RK3588 4557
Celeron N5095 (4C/4T) 4062
Celeron J4125 (4C/4T) 2935
Core m3-8100Y (2C/4T) 2771
Celeron N4100 (4C/4T) 2447

そもそもARM系なので比較は難しいのですが、PassMark上だとCeleron N5095とIntel N100の間くらいのCPU性能となります。

ちなみにDockerはサポートしますがVMは非対応です。

メモリとストレージ

メモリは8GB LPDDR4X

ストレージはOS用に32GB eMMC。データ用に3.5/2.5インチが4ベイ。
3.5/2.5インチはJBOD/Basic/RAID 0/RAID 1/RAID 5/RAID 6/RAID 10に対応します。

その他

無線LANはなし。USB無線LANで対応できるかもしれませんが、OS(UGOS Pro)に標準ドライバが残されているかが不明です。
有線LANは2.5GbE

電源は12V/5A(=60W)です。
仕様表では12V/6A(=72W)ですが、パッケージリストでは12V/5Aとなっています。

OSはUGOS Pro。
RK3588CのNPUを活用して、フォトアルバムアプリでは人物/文字/物体の自動認識、重複&類似した写真の自動検出やテキストで画像検索などの機能を活用できます。

また、「DXP2800」のレビューでも扱っていますが、UGREENlinkサービスで外出先からも接続可能。

外観

本体です。上部がマグネットの蓋になっています。HDDベイも含めてスクリューレス(3.5インチHDDを使う場合)ですね。
構造的に、ホットスワップには非対応と思われます

サイズは155×155×215.7mmなので、フットプリントはミニPCより一回り大きい程度です。

2025年9月14日追記:マニュアルを確認したところ、「DXP」シリーズとは違ってHDDトレーはねじ止め式でした。ドライバーも付属します。

インターフェース。
面白いのが前面のNFC検知領域

スマホをかざすと
・UGREENアプリのタウンロードページを開く
・デバイス検索
・(過去に接続したデバイスに)自動ログイン
を行えます。

つまりは初心者がログイン以前の段階で躓かないようになっています。

冷却は背面吸気、底面排気。上の画像でも映っていますが、底面付近の左右にも排気スリットが開いています。
もともとSBCにも搭載できるくらいのCPU(SoC)に、M.2 SSDのような強発熱デバイスもないので、冷却はかなり緩いと思われます。

煙突効果(熱気は上に上がるので、下から上のエアフローが効果的)の逆ですが、上記の通りシビアな冷却ではなく、さらに吸気口を上にすることで机上の埃を吸い込みにくいというメリットもあります。
排気口が背面上部なので、NASの上に降ってくる埃も吸い込みにくく、掃除もしやすい点も初心者を意識していますね。

パッケージ一覧。
「DXP2800」のレビューでも書きましたが、UGREENは自前で調達できる強みを生かして、Cat7のLANケーブルが付属します。

まとめ

「DH4300 Plus」の価格は59,880円。記事執筆時点では発売記念で10%オフの53,892円となっています。
4ベイNASとしてはかなり安価です。

M.2 SSDに非対応ということでSSDキャッシュが使えませんが、撮影した写真や動画のアーカイブとしては十分でしょう。
多機能に使いたければ、上位機種となる「DXP」シリーズを選びましょう。

10月下旬には2ベイモデル「DH2300」も登場予定。
Rockchip RK3576+4GBメモリで定価32,880円の予定です。

また、瞬電・停電対策として43.2Whのバッテリーを内蔵した最大120W出力「UGREEN UPS US3000」も同時発売されています。
最大出力だと20分程度しか持ちませんが、自動シャットダウンには十分すぎる時間です。
NAS側も設定しておけば、復旧時に自動起動します。

関連リンク

公式ページ:UGREEN

コメント

タイトルとURLをコピーしました