こんにちは、がじぇっとりっぷです。
ところであなたが使っているPCは何でしょうか。ビジネスノート?軽量ノート?はたまたデスクトップ?
今日は比較表ではなく、おすすめPCを紹介しようと思います。
NEC LAVIE Hybrid ZERO HZ100 について
「NEC LAVIE Hybrid ZERO」シリーズは、超軽量PCの代表格とも言えるシリーズです。
最初に発表されたのは2015年1月。この時に発表されたのは13.3インチモデルで、重量は779g。当時1.0kgでも軽いと言われていた中で、10インチノートクラスの重量のPCは業界に衝撃を与えました。
そして翌年の2016年1月、新たに11.6インチモデルが発表されます。
11.6インチモデルはタブレット着脱式で、タブレット本体のみの重量は8インチタブレットクラスの398g。バッテリーを搭載するモバイルパワーキーボードが付属する上位モデルでは本体が410g、キーボード込みでも800g以下という、これまた脅威の数字でした。
がじぇっとりっぷも量販店で初めて手にした時、モックアップを手に取ったのかと思うぐらいに軽くて、心底驚いたことを覚えています。
売り場を回りながら、他のノートPCのやタブレットと持ち比べて、ここまで軽くできるものなのかと感動していました。
スペック
今回がじぇっとりっぷがおすすめするモデルは「NEC LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの中でも下位となる、HZ100/DA です。
スペック表は以下となります。
CPU | CPU | インテル® Pentium® プロセッサー 4405Y |
CPU動作周波数 | 1.50GHz | |
CPUコア数/スレッド数 | 2コア/4スレッド | |
メモリ | メインメモリ | 4GB(LPDDR3 SDRAM/オンボード 4GB) |
スロット数 | なし | |
表示機能 | 内蔵ディスプレイ | 11.6型ワイド LED液晶 (広視野角・高色純度・タッチパネル・ノングレア) (Full HD) |
グラフィック アクセラレータ | インテル® HD グラフィックス 515 | |
グラフィックスメモリ | 最大2130MB | |
ストレージ | 内蔵フラッシュメモリ | 約64GB |
初期空き容量 | 約14GB | |
サウンド | スピーカー | 内蔵ステレオスピーカ(1W+1W) |
サウンドチップ | インテル® ハイデフィニション・オーディオ準拠 RealTek社製 ALC298 | |
通信機能 | LAN | なし |
無線LAN | 11ac(867Mbps)対応 IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠 | |
Bluetooth | ||
入力装置 | カメラ | 本体前面:Full HD解像度(1080p)対応カメラ 有効画素数 200万画素 本体背面:WQHD解像度(1440p)対応カメラ 有効画素数 500万画素 |
マイク | ステレオマイク内蔵 | |
外部 インター フェース | USB | USB 3.0(Type-C)×1 |
サウンド | ヘッドフォンマイクジャック×1 | |
メモリーカード | microSDXCメモリーカードスロット×1 | |
センサ | 加速度センサ、地磁気センサ ジャイロセンサ、照度センサ | |
外形寸法 重量 | 本体 | 292(W)×192.5(D)×7.6(H)mm |
本体重量 | 約398g | |
ACアダプタ | 約91(W)×27(D)×35(H)mm | |
ACアダプタ重量 | 約175g | |
バッテリ駆動時間 (JEITA測定法 Ver.2.0) | 約6.0時間 | |
バッテリ充電時間 (電源ON時/OFF時) | 約3.0時間/約3.0時間 | |
消費電力 (標準時/最大時/スリープ時) | 約3W/約36W/約0.4W | |
オフィスアプリ | Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
外観各部
正面
正面にはカメラとマイクがついています。
背面
なぜか名称が出ていませんが、背面上部にもカメラがあります。
左側面
左側面には電源ボタンと音量スイッチがあります。
この電源ボタンはスマホと同じように画面の消灯に使えるので、何気に便利です。正直普通のノートPCにもつけて欲しいくらいです。
右側面
右側面にはポート類が集中しています。欲を言えば、USBポートがもうひとつくらい欲しかったところ。
ちなみにUSB Type-C端子はUSB PD(USB経由での充電規格)には対応していないので、ACアダプタ必須となるのが残念なところです。
microSDカードは2mmほど飛び出しますが、何かに引っかかるほどではないので実用上は問題ありません。
底面
底面はキーボードとのコネクタ端子と、キーボードとの接続を支える”ツノ”が入る穴が開いています。
なぜ今すすめるのか
とにかく安い
2016年2月に発売されたHZ100/DAですが、発売当初13万円代なかばだった価格は2016年9月頃より下落を始め、現在では3万円台の前半で落ち着いています。
この値段は中国メーカーのPCとほぼ同じ水準です。
正直、国内メーカーのPC(タブレットですが)がこの値段で買えるのは異常と思います。
Office付き!
前段で中国メーカーのPCとほぼ同じ水準と書きましたが、中国メーカーのPCには当然Officeなんて付いてきません。
しかも、HZ100/DAに付いてくるOfficeは「Office Home & Business Premium」なので、パワーポイントなんかも入っている上、
この端末を使い続ける限り、永久に無料アップグレードをしてくれます。
国内メーカー製PCでは搭載されているモデルはたくさんありますが、非搭載モデルと比べると、大体15,000円アップくらいです。
つまり、HZ100/DAは本体価格は実質2万円弱ということになります。そこらのタブレットよりも安いのです。
そこそこ早い
HZ100/DAに搭載されているCPUは、当時タブレットPCやスティックPCで爆発的人気を誇ったIntel Atomシリーズではなく、
Pentiumプロセッサとなります。
CPUベンチマーク集計サイトのひとつである、passmarkの数字を抜粋しますと、
Intel Atom Z3735F : 908
Intel Atom x5-Z8300 : 1202
Intel Atom x5-Z8500 : 1692
Intel Atom x7-Z8700 : 1912
Intel Pentium 4405Y : 2043
と、Atomシリーズ最上位よりも更によい数値を出しています。
私はAtom x5-Z8300搭載の中国タブレットPCも所有していますが、軽くネットサーフィンするくらいならなんとかなりますが、サイトを開くときはワンクッション置いたくらいの速度です。正直なところ、ガッツリ使おうとするには能力不足を感じます。
複数のアプリを開くと途端にもっさりとなってしまうので、現在は誇りをかぶっている状態です。
これに対し、HZ100/DAは複数のアプリを開いていても動作は軽快で、ブラウザでサイトを開くときもぱっと開きます。
メインPCに使うにはやや物足りないくらいですが、タイトルにもあるようにサブPCとして見た場合は十分な処理速度を持っています。
私も現在はメインPCの横に置いており、比較表作成や価格調査の際のサブPCとして活躍しています。
軽い!
先にも書きましたが、とにかく軽いです。大きさから想像する重さよりも遥かに軽いので、ヘタしたらスマホのほうが重く感じるくらいです。(スマホはずっしりと詰まっていますので)
一度この軽さを体験すると、1.2kgとか1.5kgのノートPCがとても重く感じられます。
まとめ
すでに1年半以上前のモデルとなるHZ100/DAですが、安い!(そこそこ)早い!軽い!ついでにOffice付き!と3拍子どころか4拍子揃っており、現在でもサブPCとしては十分オススメできます。
ただし、多少ながら欠点もあります。
何かというと、モバイルキーボードが高いことです。4万円くらいします。
なので、私は安物のBluetoothキーボード(2000円位)とマウス(1000円位)をつないでいます。タブレットスタンドは100円均一で角度調整ができて、折りたたみ時は板になるスグレモノが売っていました。これだと安く済むのですが、一体化していないため、持ち運びがちょっと面倒だったりします。
もっとも、タブレット本体だけ持ち運べば何の問題もないのですが。
現在は生産終了となっていますので、買ってみようかなと思われた方はお早めに!
ちなみに現行モデルはフットプリントが小さくなった代わりにキーボード非分離なので900gちょっととなっています。あと、高価。
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