ネタを探しているとあっという間に時間が過ぎていきます、がじぇっとりっぷです。だんだんこの挨拶も苦しくなってきました。
本日はクラウドファンディングサイトのIndiegogoより、世界初の空中浮遊型スマートカメラを謳う「Moon by 1-Ring」を紹介します。
「デス・スター」な出落ち感漂う見た目とは裏腹に、多機能な”出来る子”がこの「Moon」です。
「Moon」はスマートフォンやPC上のアプリからカメラを操作して部屋の様子を見ることが出来るだけでなく、IoTデバイスと連携して家電製品のコントロールを行うスマートホームのハブとして活用することもできます。さらに赤外線リモコンも備えているので、IoT化されていないエアコンや照明まで操作できちゃうという万能っぷりを発揮します。
スペック
Moonは直径7.5cmの球体状浮遊カメラユニットと、ワイヤレス給電を行いつつカメラを浮上させるベースモジュールで構成されます。
カメラは500万画素でF2.0 130°の広角カメラです。これが対角なのか水平画角なのかまでは記載がありませんでしたが、対角画角としても35mm判換算で10mmに相当するので、かなり広いです。下の画像(暗視モードですが)でも結構広く見えているのが分かるかと思います。これはYoutubeからの切り出しですが、実際はフルHDで30fpsとなります。
本体内部には温度計・湿度計・照度計・CO2センサーが内蔵されており、モニターで確認できます(上の画像の右下部分)。更に赤外線LEDが搭載されているため、暗視カメラ機能まで備えています。これ、カメラ周りだけでも凄まじいですね。
元が浮遊しているので、くるりと向きを変えることで360°見渡すことも可能。
本体にはスピーカーと3つのマイクを内蔵しているため、双方向コミュニケーションが可能。自宅でのセキュリティカメラ用途に限らず、テレビ会議のデバイスとしても活用できます。
また、本体には128GBまでのmicroSDカードが使えるため、HD画質なら最大12時間の録画が可能。
スマート音声認識で犬や赤ちゃんの鳴き声やガラスの割れる音を認識してその方向に自動で回転、スナップショット撮影など予め決められた動作を行います。
カメラ以外にもまだまだ機能はあります。
Moonは監視・見守りカメラとしてだけでなく、前述のとおりスマートホームハブの機能も備えています。最近話題のGoogle HomeやAmazon Alexa、Apple HomeKit、Philips hueなどIoTかでんと商されるものと連携して、外出先などからもスマートフォンを通して遠隔操作できます。
また、同様にスマートフォンから赤外線リモコン操作もできるので、エアコンなども操作できます。これで外出先から帰った瞬間のうだるような暑さから開放されます。
これだけでもお腹いっぱいなのですが、実は「Moon」はバッテリーが内蔵されているため、カメラユニット単体でも5時間の動作が可能です。底面には磁石が入っているので、金属部分にくっつけて好きなところに設置することもできます。
さらに、オプションでフレキシブルアームが用意されているので、金属のない場所でも設置が可能。ベビーベッドなどに取り付ければ安心して他の部屋で作業ができます(流石に赤ちゃんを置いて外出する人はいないでしょうが)。
そしてこれまで述べてきたとおり、マルチプラットフォーム対応なので、好きなデバイスから操作ができます。
まとめ
これでもかとばかりに多機能な「Moon by 1-Ring」ですが、記事作成時点でもIndiegogoで出資を募集中です。目標金額の4万5000ドル(約513万円)に対し、約13万ドル(約1500万円)の出資が集まっています。
出資プランは以下の5つとなります。
$217(34%OFF)：カメラユニットとベースのセット
$19(40%off) ：フレキシブルアーム
$149(40%off)：カメラユニットのみ
$348(43%off)：カメラユニット×２、ベース×１、フレキシブルアーム
$415(37%off)：カメラユニットとベースのセット×２
出資の期限は日本時間で2017年11月23日(木)です。
出荷時期は2018年3月ごろが予定されています。
近未来的なサイバーガジェットというだけでなく、実用性も備えた「Moon by 1-Ring」お部屋のアクセントにお一ついかがでしょうか。
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