最近記事作成がサボり気味になっています、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間1月9日より世界最大の家電見本市「CES 2018」が開催されています。ここでは多くのPCメーカーが新製品を発表するのですが、そのメーカーの1つであるZOTACもまた新製品を発表しています。
それが今回紹介する「ZBOX PI226」「ZBOX PI336」の2モデルです。
「ZBOX PI226」はフットプリントがクレジットカードサイズ、「ZBOX PI336」はスマホサイズとなっています(厚みは倍以上ありますが)。
CPUには2017年12月に発表されたばかりの「Gemini Lake」世代を採用しています。というか、前世代の「ZBOX PI225」「ZBOX PI335」と比べて主な改良点はそこだけとも言えます。
メモリもLPDDR3からLPDDR4と変わっていますが、これもCPUが対応するメモリの規格に合わせたためです。
スペック
PI226
型番 | ZBOX-PI226 | ZBOX-PI225 |
価格 | 200ドル前後 | 31,838円 |
発売日 | 2017/09 | |
幅 | 96.5mm | 95.4mm |
奥行き | 63.5mm | 63mm |
高さ | 7.6mm | 8mm |
容量 | 0.0466L | 0.048L |
OS | Windows 10 Home | |
CPU | Celeron N4000 | Celeron N3350 |
CPU世代 | Gemini Lake | Apollo Lake |
Passmark値 | 1119 | |
ベース周波数 | 1.1 GHz | 1.1GHz |
バースト周波数 | 2.6 GHz | 2.4GHz |
グラフィックチップ | UHD Graphics 600 | Intel HD 500 |
コア/スレッド数 | 2C/2T | 2C/2T |
TDP | 6W | 6W |
メモリ | 4GB LPDDR4 | 4GB LPDDR3 |
メモリスロット | なし(オンボード) | なし(オンボード) |
メモリ最大 | 4GB | 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC | 32GB eMMC |
USB3.0(外部) | – | – |
USB type-C | Side x 2(3.1) | Side x 2(3.0) |
SDカード | Rear(microSDXC) | Rear(microSDXC) |
LAN | – | |
Wi-fi | 802.11ac | 802.11ac |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 |
HDMI | 1.4(via USB-C) | – |
DisplayPort | – | – |
オーディオジャック | – | – |
電源 | 15W/5V(microUSB) | 15W/5V(microUSB) |
付属品 | USB-C to HDMI / type-Ax2変換アダプタ VESAマウントキット コンセントプラグ変換アダプタ OSリカバリーDVD |
※サイズが若干異なっていますが、インチ表記をメートル表記に直したらこうなっただけなので、実際は同じサイズじゃないかとおもいます。
PI336
型番 | ZBOX-PI336 | ZBOX PI335 |
価格 | 37,530円 | |
発売日 | 2017/11 | |
幅 | 115mm | 115mm |
奥行き | 76mm | 76mm |
高さ | 20.7mm | 20.7mm |
容量 | 0.181L | 0.181L |
OS | Windows 10 Home | |
CPU | Celeron N4100 | Celeron N3350 |
CPU世代 | Gemini Lake | Apollo Lake |
Passmark値 | 1119 | |
ベース周波数 | 1.1 GHz | 1.1GHz |
バースト周波数 | 2.4 GHz | 2.4GHz |
グラフィックチップ | UHD Graphics 600 | Intel HD 500 |
コア/スレッド数 | 4C/4T | 2C/2T |
TDP | 6W | 6W |
メモリ | 4GB LPDDR4 | 4GB LPDDR3 |
メモリスロット | なし(オンボード) | なし(オンボード) |
メモリ最大 | 4GB | 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC | 32GB eMMC |
USB3.0(外部) | Side x 2 | Side x 2 |
USB type-C | Rear x 1(3.0) | Rear x 1(3.0) |
SDカード | Front(microSDXC) | Front(microSDXC) |
LAN | Rear 1Gb x 1 | Rear 1Gb x 1 |
Wi-fi | 802.11ac | 802.11ac |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 |
HDMI | Rear x 1(2.0) | Rear x 1(2.0) |
DisplayPort | Rear x 1(1.2) | Rear x 1(1.2) |
オーディオジャック | Rear x 1 | Rear x 1 |
電源 | 20W/5V(DCin) | 20W/5V |
付属品 | VESAマウントキット 電源アダプタ(プラグ変換) OSリカバリーDVD |
外観
「ZBOX PI226」「ZBOX PI336」はともにCESで発表されたばかりで、メーカーサイトに製品ページがまだ存在していません。
現地リポートを見る限り、筐体については同じものを使っているように見えますので、ここでは前世代の「ZBOX PI225」「ZBOX PI335」の外観写真を掲載します。
PI225
付属品一式です。おそらくですが、PI226でも変わらないと思います。
PI225ではインターフェース周りは無地ですが、PI226ではUSB Type-C端子の間に「USB C/DP」、microUSB端子の横には「DCIN 5V/3A」、microSDカードリーダーの横にはカードのマークが入ります。
PI335
まとめ
「Gemini Lake」世代のCPUを採用した製品は、ガジェットリップの知る限りではCES2018以前の発売はありません(CES2018で数機種発表されています)。そのため、「Gemini Lake」世代のCPU
のベンチマークが存在しておらず、その実力は未知のものとなっています。
とはいえ、グラフィックの世代は第9世代から第10世代となっており、少なくともグラフィック面ではいい数字が出るんじゃないかと思われます。
超々コンパクトなフル機能PC、出張や外回りのお供にいかがでしょうか。
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