ガジェットではありませんが気になるニュースです、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
ノートPCのインテルCPUと組み合わせることでグラフィック性能が格段にアップするディスクリートGPU(dGPU)のひとつ「GeForce MX150」ですが、10W版と25W版が存在することを、ノートPCのレビュー・ベンチマークサイトのNotebookCheck.netが報じています。
スペックの違い
モデル名 | 1D10 | 1D12 |
GPUクロック | 1469MHz | 937MHz |
ブースト クロック | 1532MHz | 1038MHz |
メモリー クロック | 1502MHz | 1253MHz |
メモリー 帯域 | 48.1GB/s | 40.1GB/s |
TDP | 25W | 10W |
また、NotebookCheck.netでは13のモデルについて10W版か25W版かをリストアップしています。
聞き慣れない名前が載っていますが、Sagerは米カリフォルニア州に本社を置くゲーミングPCのメーカーで、Schenkerはドイツのメーカーです。
10W版
Asus Zenbook UX331UA(13.3インチ)
Asus Zenbook UX331UN(13.3インチ)
HP Envy 13-ad006ng(13.3インチ)
Lenovo IdeaPad 320S(13.3インチ)
Xiaomi Mi Notebook Air(2018)(13.3インチ)
25W版
Asus Zenbook UX430UN(14.0インチ)
Acer Swift 3 SF315-51G-57E5(15.6インチ)
HP Envy 17-ae143ng(17.3インチ)
MSI PL62(15.6インチ)
Xiaomi Mi Notebook Pro(15.6インチ)
Sager NP5852(15.6インチ)
Schenker Media 15(15.6インチ)
まとめ
10W版と25W版の2バージョンあることが確認された「GeForce MX150」ですが、その性能比は概ね20〜25%となっています。
上記のリストアップされた13機種の中では最も数値の高かったAcer Swift 3(4742ポイント)と最も性能の低かったLenovo IdeaPad 320S(2796ポイント)では(IdeaPad 320Sが極端に低い数値ということもありますが)マイナス41%とかなりの差になっています。
25W版で最も性能の低いAsus Zenbook UX430UN(3867ポイント)と比較した場合はマイナス28%となります。
10W版が搭載されているのは現在のところ13.3インチモデルばかりであり、14インチ以上では25W版となっています。
とはいえ、14インチ以上だと必ず25W版という保証はないので、購入するときには確認したほうがいいでしょう。
コメント