Lenovoのゲーミングノート「Legion Y530/Y730」は見た目がかっこいいけど不評の声が…

アメリカ・ロサンゼルスで2018年6月12日~14日に開催された世界最大規模のゲーム見本市”E3 2018″(Electronic Entertainment Expo)において、Lenovoがゲーミングノートの新モデル「Legion Y530/Y730」を発表しました。
このうち「Legion Y730」には15インチモデルと17インチモデルが存在します。

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スペック

メーカー Lenovo
名称 Legion Y530 Legion Y730(15″) Legion Y730(17″)
発売日 2018/6 2018/6 2018/6
定価 949.99ドル 1179ドル 1249ドル
CPU Core i7-8750H
Core i5-8300H
メモリ 8GB
メモリ規格 DDR4-2666
メモリ増設 最大16GB 最大32GB
2.5inch 1〜2TB HDD
M.2 〜256GB(PCIe) 128〜512GB(PCIe) 128〜512GB(PCIe)
画面 15.6インチ 250nits 15.6インチ 17インチ
解像度 1920*1080
ベゼル幅 やや広
グラフィック GeForce GTX 1050(4GB)
GeForce GTX 1050 Ti(4GB)
GeForce GTX 1050 Ti(4GB)
光学ドライブ
USB2.0
USB3.0 3 1(Gen1)
2(Gen2)
USB3 type-c 1 1(TB3)
USB PD ×
HDMI 2.0
LANポート
wi-fi 802.11ac(2×2)
Bluetooth 4.1
office
カードリーダー
Webカメラ 720p
赤外線カメラ ×
NFC ×
指紋センサー ×
Windows Hello ×
オーディオジャック
マイク モノラル? デュアル?
スピーカー ステレオ
スピーカー位置 底面手前 底面左右手前
サウンド Harman® speakers
with Dolby Audio
Dolby Atmos Dolby Atmos
キーピッチ
キーストローク 1.7mm
キーボードバックライト RGB RGB
バッテリー 52.5WHr 57WHr 76WHr
稼働時間 5.0Hr
ACアダプタ 135W
充電時間
急速充電
365mm 362mm 413mm
奥行き 260mm 267mm 305mm
高さ 24.2mm 19.95mm 21.95mm
重量 2.3kg 2.2mm 2.8kg
開口角度 180°
カラー アイアングレイ
その他特徴 オプションで300nits/144Hzディスプレイ
mini DisplayPort
オプションで144Hzディスプレイ
mini DisplayPort

特徴

「Legion Y530/Y730」は前世代の「Legion Y520/Y720」からデザインが完全に変更されています。
前世代「Legion Y520/Y720」はDELLの「ALIENWARE」とかASUSの「ROG」の影響を受けたような重厚でごついデザインだったのが、いきなりスタイリッシュになっています。

大幅に変わった「Legion Y530/Y730」は細部は違っていますがよく似た外見をしており、ディスプレイを閉じた状態ではパット見で(特にライトを消していたら)ほぼ区別がつきません。

Legion Y530

「Legion Y530」は、型番からわかるように下位モデルになるのですが、標準スペック自体はそれほど変わりません。
メモリが(おそらくは)シングルチャネルで、最大16GBとなっているのがゲーミングノートとしてはネックになりそう、ということくらいです。

外観についてですが、これが一番特徴がわかると思います。
通常のノートPCと違って据え置きのベースにディスプレイを置いたようなイメージです。
排熱スリットを大きく取っていながらそれがデザインのアクセントとなっており、非常にかっこいいです。

その排熱ですが、デュアルファンでガッツリ冷却します。
前世代の「Legion Y520」では同じデュアルファンでも底面吸気だったのがサイド吸気に変更されています。
「Legion Y520」の画像を見る限りゴム足がそれほど長くないので、数mmの隙間から吸気するよりこちらのほうがより多くの空気が吸えるんだと思います。

ちなみにこちらが「Legion Y520」です。前述の通り全くデザインが違っており、がじぇっとりっぷ的には新しい「Legion Y530」のほうが好感が持てます。

キーボードです。テンキー付きの平凡なレイアウトです。最近のLenovoの流行りで、キーの下側が丸くなっています。
これ、実際使っていても特に恩恵は感じないんですよね…
Enterキーの部分のフレームがないことから、日本語キーボードは「ideapad 720S」と同じような、Enterキーと”む”がくっついた形になると予想されます。

ディスプレイは狭ベゼルとなっています。カメラはディスプレイ下部になっていますね。

インターフェースは左右にUSBがひとつづつと左にオーディオジャック、残りは背面になっています。
完全に据え置き前提ですね。

スピーカーが前面にあることもわかります(一番下の前面部左右のスリット)。
前世代「Legion Y520」はキーボード上のヒンジ左右にを置いていたので、聞こえ方はちょっと悪くなるんじゃないかと思います。
ゲーミングヘッドフォンを装着することが前提になったのかもしれません。

ディスプレイは180度開きます。ヒンジの位置が端っこではないのが変わっていて、それがアクセントにもなっています。

ゲーミングノートとしてのコアとも言えるグラフィックはNVIDIA® GeForce® GTX 1050(4GB)を搭載しています。オプションで上位のNVIDIA® GeForce® GTX 1050 Ti(4GB)に変更できます。

Legion Y730

「Legion Y730」はゲーミングノートの上位モデルにあたり、15インチモデルと17インチモデルがあります。

こちらも「Legion Y720」とは似ても似つかないデザインとなっています。

15インチモデルはところどころ「Legion Y530」と部品を共通化しているようですが、17インチモデルは似たようなデザインながらこれも細部が異なっています。

こちらが15インチのキーボードです。テンキーがなく、広々と使っています。
また、Corsair iCUE RGB-backlitが採用され、1600万色から選択、グラデーションが行えます。

17インチのキーボードは左一列のボタンがなくなり、テンキーがついています。
15インチ、17インチともに「Legion Y530」と同じ「ideapad 720S」スタイルです。Lenovoはもうこのスタイルを通すようですね…

ディスプレイ周りも違っています。

15インチモデルは「Legion Y530」と同じです。

17インチモデルはベゼルが太くなり、カメラが上部に移動しています。
17インチでベゼルの細いものって見たことがないので、この大きさになると剛性が足りないのかもしれません。

また、ここまでの画像でバレバレですが、スリットも光ります。
「えっ、そこ光るの!?」ってくらい光ってます。しかもユーザーからは多分見えません。

インターフェースの並びは15インチ/17インチ共通ですが、「Legion Y530」とは微妙に異なっています(番号が付いているのは他に画像がなかったためです)。
「Legion Y530」との違いは以下の4点です。意識して見ないと気づかないレベルです。

・左サイドがUSB Type-C(Thunderbolt3)
・背面のUSB Type-Cがなくなる
・背面LANポートの右にUSB Type-Aが追加される
・スピーカーが前面からサイドに移動

グラフィックは「Legion Y530」ではオプションとなっているNVIDIA® GeForce® GTX 1050 Ti(4GB)がデフォルトで搭載されています。

まとめ

クールというかスタイリッシュというか、とにかくかっこよく生まれ変わった「Legion Y530/Y730」ですが、その外見については海外でも絶賛されています。

一方で、グラフィックについては前世代と同じNVIDIA® GeForce® GTX 1050/1050 Tiということで、そこはGTX 1060だろうとツッコミが相次ぎ、「かっこいいんだけど今のままでは購入候補にはならない」というのが大方の意見となっています。

とはいえ、この構成で「Legion Y530」は949.99ドル(約11万円)からと1000ドルを切っており、「Legion Y730」も15インチが1179ドル(約12.9万円)、17インチが1249ドル(約13.7万円)からとゲーミングノートとしては格安と呼べる価格となっています。

前世代の「Legion Y520/Y720」が日本で販売されていることからも、「Legion Y530/Y730」が国内発売されるのはほぼ確実だと思いますし、ゲーミングに限らず性能の高いノートを探している人には検討に値するモデルとなりそうです。

関連リンク

Legion Y530 – Lenovo ※英語
Legion Y730 (15″) – Lenovo ※英語
Legion Y730 (17″) – Lenovo ※英語