販売直前! TB3搭載版「LG gram」は9月14日に発売だけどなぜか14インチはなし

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2018年8月24日、韓国LGは薄型軽量ノート「LG gram」シリーズにおいてマイナーアップデートを行い、Thunderbolt3を搭載した13.3インチモデル「13Z980-NA77J」と15インチモデル「15Z980-HA7TJ」の2モデルを発表しました。発売日は2018年9月14日となります。

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スペック

メーカーLG
名称gram 13Z980-NA77J
gram 15Z980-HA7TJ
発売日2018/09
定価220,550円194,630円
実売価格
価格条件
CPUcore i7 8550U
メモリ16GB
メモリ規格DDR4-2400
メモリ増設16GB
2.5inch
M.2512GB(SATA)
画面13.3インチ15.6インチ
解像度1920*1080
ベゼル幅5.9mm6.7mm
表面光沢
タッチ対応×
グラフィックIntel UHD620
光学ドライブ
USB2.0
USB3.023
USB3 Type-C1(TB3)
USB PD
HDMI1
LANポート×
wi-fi802.11ac(2×2)
Bluetooth4.1
office×
カードリーダーmicroSDXC
Webカメラ720p
赤外線カメラ×
NFC×
指紋センサー
Windows Hello×
オーディオジャック
マイクデュアル
スピーカー1.5W+1.5W
スピーカー位置底面
サウンドDTS Headphone:X
キーピッチ19mm
キーストローク1.2mm程度
キーボードバックライト
バッテリー72WHr
稼働時間27Hr19Hr
ACアダプタ48W65W / 19V
充電時間3.0Hr
急速充電20分4.5Hr
60分13.6Hr
305.9mm357.6mm
奥行き211.8mm228.4mm
高さ15.5mm16.8mm
重量0.965kg1.105kg
開口角度145°程度
カラーダークシルバー
その他特徴ナノカーボンマグネシウムボディ
MIL-STD 810G準拠
SO-DIMMとM.2の増設可能

特徴

「LG gram」は2016年1月の「CES 2016」で、15.6型で980gという当時世界最軽量ノートとして登場し、アップデートを繰り返しながらも1kg前後を保っています(といいつつ微増の繰り返しですが)。

2017年には13.3インチと14インチがラインナップに加わり、15インチモデルは駆動時間が倍(7時間→15時間)となった代わりに110g増の1090gとなりました。

2018年モデルではさらに駆動時間が伸び(15インチで15時間→19時間)たにもかかわらず、重量は誤差レベルの微増(同1090g→1095g)に抑えてきました。

その2018年モデルがマイナーアップデートしたのが今回紹介する「13Z980-NA77J」「15Z980-HA7TJ」です。

主な変更点は以下となります。

・USB Type-CがThuderbolt3となった
・デフォルトメモリが16GBに(これまでは最高8GB)
・指紋認証搭載
・タッチスクリーン化(15インチのみ)
・バッテリーがリチウムポリマーからリチウムイオンに
・付属品からRJ45変換(USB Type-C)コネクターがなくなる

そしてなぜか14インチモデルはアップデートがありません。不人気なんでしょうか…

13インチモデルのインターフェースです。
TB3になったのはいいのですが、USB Type-Cが1ポートなので充電兼用となります。Altモードでディスプレイにつなごうと思ったらバッテリー駆動させるかハブを使うしかありません。
これは流石にもったいないので、USB Type-AのうちどちらかをType-Cにして充電に使えるようにしていたらもっと良かったです。

15インチモデルのインターフェースです。USB 3.0ポートが一つ増えています。それ以外は同じですね。

13インチモデルのキーボードです。右側がやや狭いですが、店頭で試用してみた限りでは特に気になることもありませんでした。
キー配置がASUSに近く、がじぇっとりっぷにとっては慣れた配置だったというのもありますが、打鍵で引っかかるようなこともなく、素直で打ちやすかったです。
また、電源ボタンに指紋リーダーが組み込まれるようになりました。

15インチのキーボードではテンキーが追加されます。
従来から変更がなければ、テンキー部分はキーピッチが17mm程度になります(まぁ変わってないでしょうが)。
「LG gram」のキーボードは、テンキーの有無にかかわらずタッチパッドが中央に位置することへの評価で別れる気がします。

なお、キーボードバックライトは2段階に明るさが調整できます。

15インチのみディスプレイがタッチパネルとなっています。
がじぇっとりっぷ個人としては、クラムシェルタイプでタッチパネルは使わないだろう派です。めっちゃ指紋跡が邪魔になるんですよね…

天板にはシンプルに「gram」の文字が光っています。
何もない方が好み派からすると、キーボード面にも「gram」と書いてあるのに、冗長だなぁと思います。

「LG gram」はMILスペック準拠で、更に検査基準も公開されています。
昔はHDDの軸の潤滑油が固まるとか言われたものですが、-30度での動作とかなかなか想像がつきません。
耐振動・耐衝撃とかも最近のゼロスピンドルならではですね。

一番変わっているのは、「LG gram」シリーズは追加スロットを持っている点です。
メモリはオンボード8GB+増設8GBという構成なので、増設分の換装が可能です。サポート範囲外となりますが、2018年モデル(非TB3)では合計メモリ24GBにする人がちらほらいるようです。

追加SSDスロットを持っているのは珍しいです。
一つ前の2018年モデル(非TB3)ではNVMe SSDにも対応し、シーケンシャル2500MB/s以上出せるようなので、余裕があったら換装するのが吉です。

まとめ

「LG gram」シリーズはこれまで紹介したことがなかったので、今回少しまとめてみました。
個人的には13.3インチのキーボードで14インチサイズというのが理想(14インチのキーボードは右一列追加)なのですが、なかなかうまくは行きませんね。

店頭予想価格は「13Z980-NA77J」が194,630円、「15Z980-HA7TJ」が220,550円です。ハイエンド構成なので値が張りますね。
また、8月24日から9月30日までの期間中に2018年モデルのLG gramの購入で、5,000円キャッシュバック&無線マウスがもらえるキャンペーンも実施しています。

冒頭でも書きましたが発売日は2018年9月14日です。この記事が公開された当日に探しても見つからないのでご注意を。

しかし、Thunderbolt3搭載機が増えるのはいいのですが、いつになったらロイヤリティフリー宣言がされるのでしょうね…

関連リンク


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