バッテリー内蔵モバイルディスプレイ UNICK「GEMINI FHD/UHD」は自立可能で入力端子多め

2019年1月18日、クラウドファンディングサイトのKickstarterで深センのUNICKという企業が、バッテリー内蔵モバイルディスプレイ「GEMINI」のファンディングを開始しました。

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スペック

モデル名 Gemini FHD Gemini UHD
メーカー UNICK
価格 159ドル 269ドル
画面サイズ 15.6インチ
解像度 1920×1080 3940×2160
HDR
タッチパネル 10点マルチ ×
バッテリー 5000mAh
HDMI mini x 2 1
DispayPort × mini x 1
VGA ×
DVI-D ×
USB3.0 × 2(3.0)
USB-C 1
3.5mmジャック
パネル IPS SHARP IPS
コントラスト
輝度 300cd/m2
GtoG 8ms
レスポンス 15ms 14ms
リフレッシュレート 60Hz
カラー NTSC 72% Adobe 100%
スピーカー ステレオ
電源 12V
高さ
厚さ 8mm 10mm
重さ 約900g
スタンド キックスタンド
リモコン
付属ケーブル Type-Cケーブル
miniHDMIケーブル
Type-Cケーブル
他付属品 電源アダプタ

特徴

「GEMINI」の特徴は大きく分けて4つあります。

1点目はFHD(フルHD)とUHD(4K)の2種類のモデルがある点です。
どちらも15.6インチで同じディスプレイサイズですが、FHDがタッチスクリーンあり、UHDはタッチスクリーン無しとなっています。
FHDモデルのタッチスクリーンはスタイラスも使えるようです。4Kタッチスクリーンはコストがかかりすぎるため断念したとのこと。
また、それぞれインターフェースも異なっていますが、この点は後述します。

2点目はバッテリー内臓である点です。
「GEMINI」には5000mAhのバッテリーを内蔵しており、最大で5時間の稼働が可能となっています。また、Type-C端子を通じてモバイルバッテリーとして使用することができます。

バッテリーを内蔵したモバイルディスプレイはこれが初というわけではなく、軽く詮索しただけでもASUS「MB16AP」(15.6インチ)、GeChic「On-Lap 2501M」(15.6インチ) 、「On-Lap 1102H V2」(11.6インチ)、ドスパラ「DG-NP09D」(8.9インチ)などが引っかかります。
ただどれも解像度がFHD(1920×1080)かWUXGA(1920×1200)、もしくはHD(1366×768)でして、がじぇっとりっぷの知る限り、バッテリー内臓で4Kというものはありません。

3点目は入力端子が多めであることです。
大抵のモバイルディスプレイは映像入力端子を二種類ないし三種類持っています。逆に完全に割りきってUSB Type-Cが1ポートだけというものもあります。

「GEMINI」はどちらも併せ持ったような形で、入力が2端子、Type-Cがひとつ、USBがふたつという構成になっています。
ただ、FHDモデルとUHDモデルでは内容が違っていて、FHDモデルではminiHDMI×2、microUSB×2、Type-C×1という構成、UHDモデルではフルHDMI+miniDisplayPort、USB 3.0(TYPE-A)×2、Type-C×1という構成になっています。
なお、USB Type-CによるUSB PD充電には対応していません(スマホ等の充電には使えます)。

UHDモデルのUSB Type-AはもとはUSB2.0でしたが、出資総額が20万ドルを超えたことでUSB3.0に変更されました。

また、画像には出ていませんが、横置きにステレオとなるようにスピーカーも内蔵されています。

4点目はキックスタンドを備える点です。

モバイルバッテリーの多くは保護カバー兼スタンドという形をとっています。 それはそれでアリだと思いますが、ほとんどの場合角度の調整ができないか、できても狭い範囲となります。
そして本体が多少軽くても保護カバー兼スタンドを含めるとそれなりの重さになる、ということもよくあります。

「GEMINI」はMicroSoftの「Surface」シリーズのようなキックスタンドを備えており、垂直から真横までほぼ無段階に角度をつけることができます。
また、保護カバー兼スタンドに立てかけるのではなく本体にスタンドがあるので、縦に使うこともできます(その場合は垂直になってしまいますが)。

垂直にしかならないのは惜しいところですが、プログラマーにとっては縦置きというのは嬉しいポイントになります。

また、カラーは4色あります。

内部構造から見ると、バックライトはエッジ型のように見えます。
これだけ見たらもうちょっと大きなバッテリーを搭載できそうにも見えますが、コストの都合でこの容量になったのでしょうか。

まとめ

バッテリー内蔵モバイルディスプレイというのはすでにいくつも発売されており、「GEMINI」そのものは目新しいとは言い切れません。

それでもわかりやすい利点として、価格が挙げられます。
バッテリー内蔵ディスプレイは総じて値段が高くなりがち(ASUS「MB16AP」で42,000円程度)ですが、「GEMINI」はFHDモデルで189ドル(約20,800円)、UHDモデルで329ドル(約36,000円)となっています。
これはバッテリーを内蔵しないモバイルディスプレーと同じ価格帯となります。
(本当は159ドル(FHD)と260ドル(UHD)のコースがそれぞれ400台ずつあったのですが、即完売しました)

なお、送料は世界共通で25ドル、発送は2019年5月です。

最後に、この製品はクラウドファンディング商品なので、発送が遅延したり、場合によっては発送されなかったりするリスクがあります。
特にこの製品を開発するUNICKは、これが初のクラウドファンディングとなり、実績がありません。その点よくご注意ください。

関連リンク


Diginnos モバイルモニター DG-NP09D

※定価19,980円(+税)だったのが13,500円(+税)に値下がりしているため、終売する可能性があります。

TAIHE Gemini, the Most Affordable On-the-go Monitor – Kickstarter