国内国内サポート付きで4万円。「FFF-TAB10H」は割と高性能な10.1インチタブレットだけど実は割高…?

周辺機器

2021年3月11日、FFF SMART LIFE CONNECTEDはIRIEブランドからハイスペックタブレット「FFF-TAB10H」を発売いたしました。

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スペック

モデル名FFF-TAB10H
メーカーFFF SMART LIFE CONNECTED
発売2021/03
SoCMediaTek MT8788
2.0GHz A73 x 4 + 1.8GHz A53 x 4
OSAndroid 10.0
画面サイズ10.1インチ
解像度1920×1200
マルチタッチ10点マルチ
メモリ6GB
ストレージ128GB
重さ555g
サイズ253×163×8.2mm
Wi-fi802.11ac + BT4.1
LTE
端子Type-C
OSAndroid 10.0
カメラフロント:5.0MP、リア:8.0MP
スピーカーステレオ(0.7W)
バッテリー7000mAh
稼働時間約11時間
電源5V 2A(Type-C)
充電時間約5時間
カラーガンメタリック
センサーGセンサー
ライトセンサー
マグネットセンサー
その他FM

特徴

「FFF-TAB10H」はタブレットとしては割と高性能なMediaTek MT8788を搭載しています。Helio P60相当ということで、Antutu(v8)スコアは16万点前後となるものと思われます。

MT8788は2GHz A73×4+1.8GHz A53×4のBig.Little構成で、「Helio P60」相当とされていますが、実際のところはHelio P60の機能制限版といったところです。
ざっくりとAI演算周り、LTE関連、カメラの対応解像度辺りが違っていて、CPUとGPUについては同等と思っておけばいいでしょう。

というか、MT8788の情報がそんなになくてあまり詳細に比較できず、調べた範囲で分かった違いがその程度だったんですよね…

MT8788:MediaTek
Helio P60(MT6771):MediaTek

メモリは6GB、規格の記載はありませんがSoCの仕様からLPDDR4と思われます。
ストレージは128GB、こちらは後述するOEM元から判断してUFS2.1と思われますが、カスタマイズでeMMCに変更されている可能性もあります。
Wi-fiは802.11ac(Wi-fi 5)対応。スマホの世界にはハイエンドを中心に802.11ax(Wi-fi 6)対応機種が増えつつありますが、タブレットの世界にはまだ進出していません。

バッテリーは7000mAh@3.8Vで、PCに合わせて書くと26.6WHrとなります。稼働時間はYoutubeライブ視聴時で11時間とのこと。

ちょっと変わった点としてFMラジオの視聴機能があります。

▲正面です。

画面サイズは10.1インチ、解像度は1920×1200のアスペクト比16:10と、10インチクラスのタブレットとしては標準的です。
IPSパネルで輝度は260cd/m2、色域は不明です。

▲背面は結構特徴的なデザインです。

メタルボディなのでアンテナ用に上の一部が非金属部となっています。

▲インターフェースです。

注目は⑭。スピーカーと見せかけて放熱口となっています。仕様ではステレオスピーカーとされていますが、もう片方のスピーカーはいずこに…?

で、どこのOEM?

これまでがじぇっとりっぷで取り上げてきたFFF SMART LIFE CONNECTEDの製品は、だいたいどこかのOEMでした。

がじぇっとりっぷがレビューした「MAL-FWTVPC02BB」は中国TopjoyのOEM品でしたし、「MAL-FWTVPCM0」はTopjoy「Falcon」のOEM品でした。

【レビュー】 KabyLake-R世代で3万円なFFF SMART LIFE CONNECTED「MAL-FWTVPC02BB」は買いだったのか

その他も調べたら元ネタというかOEM元が出てくることが多いです。

で、「FFF-TAB10H」はどうかというと、背面が特徴的なので分かりやすいですね。
ずばり、CHUWI「HiPad X」です。

「HiPad X」は当初はHelio P60を搭載していましたが、現在はMT8788に変更されているようです。

画像のように「HiPad X」は専用キーボードが用意されているので、「FFF-TAB10H」の底面端子はその名残…というか、たぶん「HiPad X」用キーボードが使えます。
あと、「HiPad X」にはスタイラスペンが付属しますが、「FFF-TAB10H」に記載が見当たらないので、ペンは付属しないようです。

まとめ

「FFF-TAB10H」の価格は定価47,800円(税込)ですが、発売記念として記事執筆時点では39,800円(税込)で販売されています。

…キーボードとペンが付いていたのならまぁありかなぁという価格ですが、本体オンリーだと微妙です。
本家CHUWIだとキーボードとペンが付いて279ドル(約30,400円)なので、かなり割高です。

というか、キーボードもペンもないならより高性能なUNISOC T618(だいたいAntutu20万点ちょっとくらい)を搭載するTECLAST「M40」かALLDOCUBE「iPlay 40」を買った方が幸せじゃないかなぁと。

他のタブレットより優位な点を削ぎ落した上に値段も高いってどうなんでしょうね…

関連リンク

TECLAST M40タブレット、10.1インチ、6GB RAM 128GB ROM、Android 10、8 コアプロセッサUNISOC T618、4G通話タブレットPC、1200×1920 IPS ディスプレー、GPS、デュアルWiFi、BT5.0、カメラ 5MP/8MP、TYPE-C、6000mAh、TF拡張[FAT32形式をサポート、最大サポート256GB]
TECLAST
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FFF-TAB10H:FFF SMART LIFE CONNECTED
HiPad X:CHUWI

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