ここ最近がじぇっとりっぷは、モバイルHDDに取っていたバックアップをSSDに変更すべく、候補を探していまして。
第一候補だったCrucialの外付けSSD「X6」シリーズが、楽天のスーパーSALEで結構なポイントが付いたので、4TBモデルをさくっと購入。
実使用の前に軽くレビューしてみました。
Crucial X6
GoodPoint
✔ 読み書きともに800MB/sオーバー
✔ 思った以上に小さい
✔ 低発熱
BadPoint
✖ 今後は値上がりしそう
外観
外箱はCrucial共通のダークブルーなデザインです。
パッケージ内容は本体とケーブル、保証の案内です。
ケーブルは17cmのC to Cケーブル。
サイズ感はこんな感じ。
左からMicrosoftのマウス、本機、ELECOMの外付けSSD、WD(Western Digital)のモバイルHDDです。
本機サイズの63mm×69mmって大体4ポートのPD充電器くらい。厚さは11mmです。
ノートPCに接続したらこんな感じです。
実用量は3.63TB。
慣れている人には当たり前の数字ですが、知らない人は困るんですよね、これ。
いい加減、実容量=表記容量をやってくれないものか…
ベンチマーク
さくっとベンチマークを取ってみました。綴りを間違えているのはご愛嬌ということで。
リード・ライトともに800MB/sを超えています。
書き込みは公式スペックに記載がないのですが、ちゃんと出るんですねぇ…
ちなみに容量が大きいと並列度が上がって書き込みが早くなるので、1TBや2TBでは800MB/sでの書き込みはできない可能性があります。
連続5回計測したところ、ランダムライトが少し下がりました。
5回目計測中の表面温度は35度ちょっとと体温よりやや低い程度。
触れてもほんのりあったかい程度でした。
C to Aケーブルを使ってUSB 3.2 Gen2(Type-A)につないだところ、ランダムリード・ライトが大きく落ち込みました。
転送速度が5GbpsのUSB 3.0につないだ場合、420MB/s程度に。
さすがにUSB 3.0だと速度は出ないですね。
参考までに、モバイルHDDも計測。差は歴然としていますね。
とはいえモバイルHDDはGB単価が5倍くらい違うので、読み書き頻度が少ない場合はこちらでもいいでしょう。
あと、基本がシーケンシャルな読み書きで、最大でも16.8Mbps(2.1MB/s、地デジの場合)となるテレビの録画はモバイルHDDで十分ですね。なお、BSデジタルでも最大24Mbps(3MB/s)です。
USB3.0接続なELECOMの外付けSSDは、シーケンシャルこそ430MB/sを超えていますが、ランダムリード・ライトがかなり遅め。というか並列書き込みが下手すぎる。
製品によって随分性格が違うようです。
まとめ
Crucial X6(4TB)は記事執筆時点ではAmazonで43,800円、楽天で44,800円です。
楽天は9月11日までスーパーSALEを実施していて、ポイント10倍(+9倍)、買い回り(最大+9倍)にSPU(6倍と仮定)で実質35,032円になります。
正直書き込みも800MB/s超えるとは思っていませんでしたし、現状値下がる見込みのない中で実質3.5万円台は安かったと思います。
4TBクラスだとこれより安いのは2.5インチを含めても評価の怪しいメーカーしかないので、ほぼこれ一択ですね。
おそらく現在の在庫は円安前か、始めころのものだと思うので、今後は順次値上がりすると思われます。
いつまでこの価格が維持されるかは分かりませんが、大容量の外付けSSDが必要、あるいは今後必要になると予想できているのであれば、早いうちに買っておきましょう。
関連リンク
公式製品サイト:Crucial
コメント