【比較表】 UNISOC SoC別タブレット10メーカー26モデルを比較

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2022年の年間記事ランキングで、UNISOC T618搭載タブレットの比較記事がまさかのトップになりました。
とはいえさすがに記事が古いので現在のラインナップに更新。ついでにここ最近登場した新SoC搭載タブレットについてもまとめてみました。

Snapdragon&Mediatek編はこちら↓

【比較表】 Snapdragon&Mediatek SoC別タブレット16メーカー31モデルを比較
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性能比較

Snapdragon&Mediatek編も公開しているので、共通の性能比較表となります。AnTuTuは100万点以上を100%としています。
スマホ・タブレット向けSoCは機種ごとのチューニングでスコアがかなり上下するので、あくまで参考程度のものになります。

Appleについては参考です。AppleのSoCはスコアがめちゃくちゃ高いのですが、その当時のハイエンドクラスを作り続けてきた結果です。

CPUAnTuTu v9
Apple M21350000716000
Apple M11080000569000
Snapdragon 8 Gen 11030000443000
Apple A15795000360000
Apple A14745000306000
Mediatek 1300T700000
Snapdragon 865650000260000
Apple A13640000270000
Kirin 990570000175000
Snapdragon 860550000215000
Apple A12540000200000
Mediatek G9931700061000
Mediatek P9025300048000
Snapdragon 68025000038000
UNISOC T61823000041000
UNISOC T61622700025000
Snapdragon 730G22000066000
Mediatek MT878821600048000
Snapdragon 66520000034000
UNISOC T61020000031000
Kirin 710A19600033000
Mediatek MT818319300040000
UNISOC T60615700019000
UNISOC T31015300012000
Mediatek MT8169A13500023000
Mediatek MT816810000020000
Mediatek P2210000015000
Mediatek MT87689200011000
Mediatek MT876688000

上段:総合、下段:グラフィック

CPUGeekBench 5
Apple M284001870
Apple M172001700
Apple A1546801700
Apple A1442001580
Apple A1333101320
Snapdragon 8 Gen138301240
Snapdragon 8652960800
Kirin 9902940750
Apple A1228401110
Snapdragon 8602700730
Mediatek 1300T2680770
Mediatek G991920550
Snapdragon 6801700390
Snapdragon 730G1630530
Mediatek P901470390
UNISOC T6181430380
UNISOC T6161400370
Snapdragon 6651400310
Mediatek MT81831380300
Mediatek MT87881380280
UNISOC T6101280350
UNISOC T6061290300
Kirin 710A1150310
Mediatek MT8169A750170
Mediatek P22720140
UNISOC T310700360
Mediatek MT8766520150
Mediatek MT8168500140
Mediatek MT8768490140

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

機種比較

モデル名SoCメモリストレージ画面OSバッテリー重さ
ALLDOCUBE iPlay40HUNISOC T6188GB128GB10.4インチ 2000×1200116,200mAh475g
ALLDOCUBE iPlay40 Pro8GB256GB10.4インチ 2000×1200116,200mAh475g
ALLDOCUBE iPlay504GB64GB10.4インチ 2000×1200126,000mAh475g
Blackview Tab118GB128GB10.4インチ 2000×1200116,580mAh458g
BMAX MaxPad I118GB128GB10.4インチ 2000×1200116,600mAh450g
CHUWI Hipad X6GB128GB10.1インチ 1920×1200116,000mAh565g
Headwolf HPad18GB128GB10.4インチ 2000×1200117,000mAh438g
Headwolf HPad28GB256GB11インチ 2000×1200117,680mAh508g
TECLAST M40 Pro8GB128GB10.1インチ 1920×1200127,000mAh540g
TECLAST T508GB128GB11インチ 2000×1200117,500mAh537g
VASOUN M504GB128GB10.4インチ 2000×1200118,000mAh不明
BMAX I11 plusUNISOC T6168GB128GB10.4インチ 2000×1200126,600mAh470g
TECLAST T40 Pro8GB128GB10.1インチ 1920×1200127,000mAh480g
ALLDOCUBE Smile XUNISOC T6104GB64GB10.1インチ 1920×1200116,000mAh528g
ALLDOCUBE KPad4GB64GB10.4インチ 2000×1200116,000mAh475g
Blackview Tab158GB128GB10.5インチ 1920×1200128,280mAh525g
NEC LAVIE T103GB32GB10.1インチ 1920×1200115,100mAh460g
TECLAST M40S4GB128GB10.1インチ 1920×1200116,000mAh527g
UAUU T604GB64GB10.1インチ 1920×1200126,000mAh430g
Blackview Tab 7 ProUNISOC T6066GB128GB10.1インチ 1920×1200126,580mAh536g
TECLAST P40HD4GB64GB10.1インチ 1920×1200126,000mAh440g
ALLDOCUBE Smile 1UNISOC T3103GB32GB8インチ 1280×800114,000mAh320g
Blackview Tab63GB32GB8インチ 1280×800115,580mAh365g
BMAX I10 Pro4GB64GB10.1インチ 1920×1200116,600mAh460g
Headwolf FPad13GB64GB8インチ 1280×800114,000mAh360g
N-one Npad air4GB64GB10.1インチ 1920×1200116,200mAh500g

機種ごとの紹介

共通の仕様として、特に記載がない限り、widevineはL3で、PrimeビデオなどのVODサービスはSD画質(720p)以下となります。
順番はメーカー名のアルファベット順、機種名の横にメモリ量を記載しています。

T618

ALLDOCUBE iPlay40H (8GB)

当時人気の高かった「iPlay40」をリニューアル、バッテリーを6,000mAh → 6,200mAhに、OSをAndroid 10 → 11に変更したのが「iPlay40H」です。

ALLDOCUBE iPlay40 Pro (8GB)

「iPlay40H」とほぼ同時期に発売された、当時のフラグシップモデルです。
ストレージ256GBと「iPlay40H」の2倍なところが違いです。

ALLDOCUBE iPlay50 (4GB)

2022年11月に発売された、記事執筆時点での新モデルです。
メモリ4GBのエントリーモデルながら上位モデルと同じ解像度2000×1200で、比較的安価なのが特徴です。

Blackview Tab11 (8GB)

Widevine L1を謳っておきながら、HD再生ができない残念タブレット。
画面は高品質だし、仕様もしっかりしているだけにもったいない。運が良ければアップデートで対応することもありますが、発売から半年以上対応していないようなので、期待はできそうにありません。

BMAX MaxPad I11 (8GB)

2021年8月に発売された、当時のBMAXタブレット最上位モデルです。

CHUWI Hipad X (6GB)

2020年9月に発売したときはHelio P60/Android 10だったのが、2022年初めにサイレントモデルチェンジしてT618/Android 11になりました。
古いデザインとなるので、見た目は野暮ったく、充電も10Wです。
FMラジオ機能を持っています。

Headwolf HPad1 (8GB)

バッテリー7,000mAhとか、カメラが2,000万画素だとか、厚さ7.6mmで重さ438gとか、かなり作りこんであるのですがその分価格帯が一つ上になっています。

Headwolf HPad2 (8GB)

記事執筆時点では下のTECLAST「T50」と並んで、UNISOC系最上位と呼べるタブレットです。
ディスプレイは11インチでバッテリーも大容量、ベゼルは8mmとタブレットとしては細いです。
ストレージも256GBと完成度が高いのですが…価格がネックなんですよね…

TECLAST M40 Pro (8GB)

2021年5月の発売時にはメモリ6GB/Android 11だったものが、2022年12月にアップデートされてメモリ8GB/Android 12となりました。
記事執筆時点では旧モデルを販売するストアもあるので注意が必要です。

バッテリーは大容量ですが、上位モデルに比べて画面が狭いのと、重さ540gと他機種より重いのがマイナスポイントです。

TECLAST T50 (8GB)

2022年8月に発売された、(記事執筆時点における)TECLASTのフラグシップモデルです。
画面が11インチと大きく、背面カメラは2,000万画素(ただしクアッドピクセルなので出力は500万画素だとか)となっています。

VASOUN M50 (4GB)

VASOUNは2021年末か2022年初めころに日本参入したメーカーです。
メモリ以外の仕様が上位モデル並みという変わった構成で、コスパは高いものの中身はまだ荒削りとのこと。

T616

BMAX I11 plus (8GB)

2022年12月に登場した、新SoCタブレットです。
SoC以外はT618上位機種相当で、ストレージも高速なUFS2.2を使用。
新機種らしく、ベゼルが細めに仕上がっています。

TECLAST T40 Pro (8GB)

2022年1月に発売された、当時のフラグシップモデルです。
2022年12月にリニューアルされ、T618 → T616、Android 11 → 12に変更されました。
480gと軽量ながら7,000mAhと大容量バッテリーを搭載しています。

T610

ALLDOCUBE Smile X (4GB)

グローバルでは2021年12月に発売された、コスパに優れたエントリー構成のタブレットです。
充電も10Wと標準(18W)以下ですが、安さは正義を地で行く機種と言えます。

ALLDOCUBE Kpad (4GB)

上の「Smile X」と食い合っていますが、「Kpad」は縦向き、「Smile X」は横向きを標準としています。「Smile X」同様、高コスパなのもポイント。
また、「Kpad」は2000×1200の、上位モデルと同じ解像度のディスプレイを使っています。

Blackview Tab15 (8GB)

2022年11月に発売された、(記事執筆時点の)新モデルです。T610では唯一のメモリ8GB機種となります。
画面が一回り大きく、バッテリーも最大クラスの容量となっています。
WidevineがL1で、VODサービス(NetFlixを除く)をHD画質以上で視聴できることが謳われています。

NEC LAVIE T10 (3GB)

見つけたときは「えっ、UNISOC SoCで出してたの?」ってなったやつ。2022年8月に発表していたそうな。
まぁ、日本メーカーらしくサポート料金マシマシで、スペックのわりに高コストです。

TECLAST M40S (4GB)

2022年7月に登場した機種で、「M40」のT610版といった感じの内容となっています。
そのためデザインがやや古いのですが、ストレージ128GBなのに割安という、良コスパな一台です。

UAUU T60 (4GB)

ユアユー、と読むようです。
エントリー構成としては可もなく不可もなくですが、430gと軽量なのが特徴です。

T606

Blackview Tab 7 Pro (6GB)

2022年11月に発売された新モデルです。
全体としてはそこそこの仕様でストレージが高速なのが良ポイント。

TECLAST P40HD (4GB)

2022年11月に発売された新モデルです。
比較的軽量ですが、カメラがいまいちなどマイナスポイントもそれなりにあります。

T310

ALLDOCUBE Smile 1 (3GB)

2021年10月に発売された、8インチタブレットです。
結構セールされることが多いです。

Blackview Tab6 (3GB)

「Smile 1」とほぼ同時期の2021年11月に発売された8インチタブレットです。
同価格帯ではありますが、バッテリーの容量が大きい分やや重く、4G/LTEの対応バンドが「Smile 1」より少ないです。

BMAX I10 Pro (4GB)

エントリークラスの中ではしっかりした構成ですが、ALLDOCUBE「Kpad/Smile X」が上位SoCで同価格帯なので、ぶっちゃけ「Kpad/Smile X」を買った方がいいです。

Headwolf FPad1 (3GB)

2022年5月、「Smile 1」と「Tab6」の2強だった8インチクラスに、ストレージ2倍で殴りこんできたのが「FPad 1」です。

N-one Npad air (4GB)

これも「I10 Pro」と同じく「Kpad/Smile X」の方をおすすめすることになるタブレットです。
カメラは横向きを正位置にしていて、ベゼルが結構太いです。

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