現状最安? GIGABYTE「G5(2023)」は第12世代+RTX4060搭載で13万円台から

PC

2023年4月21日、GIGABYTEはIntel第12世代Core CPU(コードネーム:Alder Lake-H)にGeForce RTX 40シリーズを搭載したゲーミングノート「G5(2023)」を発売しました。

スポンサーリンク

スペック

■ IdeaPad Flex 550
CPUCore i5-12500H
Core i5-12450H
CPUGeForce RTX 4060 (8GB)
GeForce RTX 4050 (6GB)
メモリ8~16GB DDR4-3200
ストレージ512GB NVMe SSD
画面15.6インチ IPS FHD(144Hz)
インターフェースUSB Type-C(Gen2)×2
USB3.0×1
USB2.0×1
HDMI
miniDP 1.4
1GbE 有線LAN
microSDXC
オーディオジャック
wi-fiWi-fi 6E+BT5.2
バッテリー54WHr
サイズ360×238×22.7mm
重さ1.9kg

特徴

GIGABYTEはゲーミングノートのカテゴリで複数のシリーズを展開しています。
下から順に、Gaming(A5/A7、G5/G7)、AERO、AORUSとなっていて、「G5」は下から2番目のクラスに当たります。

「G5」シリーズは記事執筆時点では公式サイトにRTX 30シリーズ(Intel 第10世代)、 Intel 11th Gen、 Intel 12th Gen、 2023の4シリーズがあり、「G5(2023)」で初めてRTX 40シリーズを搭載しました。
なお、記事執筆時点では「Intel 11th Gen」および「Intel 12th Gen」に属するモデルも併売されています。

CPUとGPU

「G5(2023)」のCPUは、Intel第12世代Alder Lake-HよりCore i5-12500HまたはCore i5-12450Hを搭載します。Core i5-12450Hモデルは量販店向けのようです。

型番が似ていますが、Core i5-12500Hは12コア16スレッド(4P8E)、Core i5-12450Hは8コア12スレッド(4P4E)とコア数が違ううえ、キャッシュサイズも異なっています。

10年に一度の大変革。Intelの第12世代Core CPU「Alder Lake」はハイブリッド構成でCPU性能大幅強化
CPUPassMark(Multi)
Ryzen 7 7745HX(8C/16T)35047
Core i9-13900H(14C/20T)32844
Core i7-13700H(14C/20T)30966
Core i9-12900H(14C/20T)29049
Ryzen 7 7840HS(8C/16T)28429
Core i7-12700H(14C/20T)26834
Ryzen 9 6900HX(8C/16T)25004
Ryzen 7 7735HS(8C/16T)24497
Ryzen 7 6800H(8C/16T)23503
Core i9-11980HK(8C/16T)23463
Ryzen 9 5900HX(8C/16T)23014
M1 Pro(10C/10T)22060
Core i5-12500H(12C/16T)21575
Ryzen 7 5800H(8C/16T)21349
Ryzen 7 6800U(8C/16T)20903
Core i7-1360P(12C/16T)20813
Ryzen 7 7730U(8C/16T)19673
Core i5-1340P(12C/16T)19618
Ryzen 7 4800H(8C/16T)18947
Ryzen 7 5825U(8C/16T)18499
Core i5-12450H(8C/12T)17913
Ryzen 5 6600U(6C/12T)17804
Core i5-1240P(12C/16T)17407
Core i5-1335U(10C/12T)17228
Core i7-1260P(12C/16T)17066
Ryzen 5 7530U(6C/12T)16444
Core i7-1355U(10C/12T)15700
Ryzen 5 5625U(6C/12T)14969
Core i7-1255U(10C/12T)13944
Core i3-1315U(6C/8T)13755
Core i5-1235U(10C/12T)13690
Core i7-11370H(4C/8T)11937
Ryzen 3 7330U(4C/8T)11856
Core i3-1215U(6C/8T)11618
Core i7-1165G7(4C/8T)10487
Core i5-1135G7(4C/8T)10058
GPUFireStrike(Graphics)
RTX 3070 Mobile26845
RTX 4060 Mobile26304
Radeon RX 6600M23121
RTX 4050 Mobile20538
RTX 3060 Mobile20103
Radeon RX 6500M13865
GTX 1660Ti Max-Q13346
RTX 3050 Mobile12001
GTX 1060 Max-Q10765
VR Readyの壁
AMD 780M(7940HS)7900
GTX 1650 Max-Q7785
GTX 1050 Max-Q7285
AMD 680M(6800U)6890
GeForce MX5506199
Core i7-1360P5939
Core i7-12700H5641
GeForce MX450(30.5W)5369
Core i7-1355U5200
Core i7-1165G75102
Ryzen 5 6600H5075
Core i7-1260P4960
Core i5-1340P4846
Ryzen 5 6600U4832
Core i5-12500H4580
GeForce MX450(25W)4435
Core i7-1255U4383
Core i5-1240P4195
Ryzen 7 5800U3933
Core i5-1135G73800
Core i5-1235U3745
Ryzen 5 5625U3453
Core i3-1215U3378
Core i3-1115G42340

PassMark3DMarkの集計値に基づいています

Core i5-12500HとCore i5-12450Hでは、CPU性能が2割違います。
といってもCore i5-12450HでもPassMarkスコアが17000を超えるので、極端に足を引っ張るということもないでしょう。

グラフィックは、グラフ上だと相当強いです。

「G5(2023)」のGDP(グラボ版のTDP)は75W
RTX 4060、RTX 4050ともに仕様上は35~115Wとされているので、最高性能は発揮できません。

それなら、グラフよりもかなり低いのでは?となりますが、そもそもグラフはあらゆるGDPでのスコアの平均値なので、実際はグラフのスコアの9割以上は出るんじゃないかと思っています。

それにしても、これだけの性能を示すと「RTX 4050、やつは40シリーズ最弱…」と馬鹿にできませんね。(いずれRTX 4030とか出るかもしれませんが)

メモリとストレージ

メモリは8GBまたは16GBのDDR4-3200。内部的には2スロットで、最大64GB(32GB×2)まで対応します。

ストレージは512GB Gen4 SSD
内部的にはGen4+Gen3のデュアルM.2スロットとなっています。

その他

無線LANはWi-fi 6E(802.11ax)対応で、Intelチップと書かれています。
有線LANは1GbEです。

バッテリーは54WHrと少なめ
残念ながら稼働時間の記載は見当たりませんでした。

外観

正面です。
画面は15.6インチFHD(1920×1080)、リフレッシュレートは144Hzです。

公式の製品ページには240Hzモデルが示唆されていますが、スペックシートを見る限りでは国内展開はされていません。

ちなみにカメラは100万画素(720P)です。

インターフェースは左右と背面の3方向。
エントリーハイクラスなのでUSB4/Thunderbolt4はありません

その代わり、HDMI+miniDPを内蔵し、少なくともトリプルディスプレイに対応します。
Type-Cは…映像出力について言及されていないんですよね…

キーボードは↑キーが右シフトキーの右にきているのがちょっと変則的。
タッチパッドの模様はいかにもゲーミングチックです。

キーボードバックライトは15色RGB

底面はASUSのように飾らず、大きく吸気口が開いているだけです。

内部的にはヒートパイプ4本とデュアルファンでの排熱となっています。

まとめ

記事執筆時点での「G5(2023)」のAmazon価格は以下の通り。

Core i5-12500H/8GB/RTX 4050:130,000円
Core i5-12500H/8GB/RTX 4060137,955円
Core i5-12500H/16GB/RTX 4060143,649円

調べた限りではありますが、RTX 4060で13万円台はこの機種だけのようです。というか、ちょっと前のRTX 3060機の相場って…

安価な製品なので上位機のような豪華仕様ではありませんが、13万円台でRTX 3070に近い性能が手に入ると考えれば、かなり割安と言えます。

関連リンク

製品ページ:GIGABYTE

コメント

タイトルとURLをコピーしました