初の一日2記事を書いていたらまたしても比較表が書けていません、がじぇっとりっぷです。
一つ前のエントリでAMDのモバイル向けRyzen APU(グラフィック機能付きCPU)について書いたばかりですが、このRyzen APUを搭載したノートPCがASUSより早速登場しました。
AMDからアナウンスされていたのはHP「ENVY x360」Lenovo「ideapad 720S」Acer「Swift 3」の3モデルだったのに、それよりも早い発売です。ASUSの公式サイトでも世界初を謳っています。
【2017.10.31訂正】モバイル版ではなく、デスクトップ版のRyzenでした。
というか、海外のサイトを調べていたら、どうも2017年5月には公式ブログにて予告があった模様。
スペック
| モデル(型番) | ROG STRIX GL702ZC |
|---|---|
| OS | Windows 10 Home 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen™ 7 1700 プロセッサー 動作周波数：3.0GHz (最大3.7GHz) キャッシュメモリ：16MB チップセット：B350 |
| ディスプレイ | 17.3型ワイドTFTカラーIPS液晶 表面仕様：ノングレア タッチパネル：非搭載 解像度 1,920×1,080ドット (フルHD) |
| グラフィック | AMD Radeon™ RX 580 グラフィックス ビデオメモリ：4GB 外部ディスプレイ出力：最大3,840×2,160ドット |
| メモリー | 標準 ：16GB 仕様：DDR4-2400 |
| 記憶装置 | SSD ：256GB (SATA3接続) HDD :1TB |
| Webカメラ | 92万画素Webカメラ内蔵 |
| サウンド | サウンド規格：インテル® ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 スピーカー：ステレオスピーカー内蔵 (2W×2) マイク：アレイマイク内蔵 |
| サイズ | 幅415mm×奥行き280mm×高さ34mm |
| バッテリー駆動時間 | 約1.6時間 バッテリー充電時間:約2.3時間 消費電力：最大約280W 電源：ACアダプターまたはリチウムイオンバッテリー (4セル) |
| 重量（バッテリー装着時） | 約3.2Kg |
| 通信機能 | LAN：1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45) |
| 無線LAN機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth機能 | Bluetooth® 4.2 |
| インターフェース | 外部ディスプレイ出力：HDMI×1、Mini DisplayPort×1 USBポート：USB3.1 (Type-C/Gen2)×1、USB3.0×3 カードリーダー：SDXCメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード オーディオ：マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
特長
グラフィック性能
ASUS ROGシリーズはゲーミングノートに位置づけられており、「ROG STRIX GL702ZC」は外部GPU(グラフィックプロセッサ)として「AMD Radeon™ RX 580」を搭載しています。
調べた範囲では4GB GDDR5メモリを搭載するモバイル向けRadeon RX 580が見当たりませんでした。「ROG STRIX GL702ZC」の最大消費電力が280Wとなっていることからも、デスクトップ版Radeon RX 580(TDP185W)がそのまま搭載されている可能性が高いです。
【2017.10.31追加】完全なデスクトップ版ではなく、上限を8割程度に抑えられた仕様となっているようです。
キーボード
キーボードキーストロークが1.6mmあり、かなり深い打鍵が可能です。
また、30キー同時押し対応、1,000万回のキー入力耐久性など、ゲーミングノートらしい作りになっています。
冷却システム
Ryzen APUは熱設計にこだわっているそうで、一時的にブーストして最高性能を短時間引き出すのではなく、ゆるいブーストを長時間継続する「Mobile XFR」が導入されています。
「ROG STRIX GL702ZC」では2つのファンを搭載して冷却性能を高めているので、長時間のゲームでも性能低下が起こりにくくなっています。
まとめ
17.3インチと大柄ながら世界初A MD Ryzen™ 7 搭載ノートとなった「ROG STRIX GL702ZC」ですが、公式ショップでの販売価格は199,584円となっています。ハイエンドのゲーミングノートとしては安い…のでしょうか…？
秋葉原での販売価格も同額となっており、値引きは行われていません。
ちなみに海外では、キーボード、サウンド、グラフィック性能は素晴らしいとしながらも、重量、騒音、バッテリー駆動時間の短さが欠点だと評価されているようです。
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