発泡スチロールがアートになる? デスクトップサイズのフォームカッター「CNC FoamCutter XY4040」

執筆ペース上昇週間実施中です、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。

最近ご無沙汰になっていたクラウドファンディングネタですが、久しぶりにチェックしたら面白いものがありました。
それが今回紹介する、Kickstarterに登場した「Desktop CNC FoamCutter XY4040」です。

フォームカッターとはなんぞや?と思われるかもしれませんが、要は発泡スチロールカッターです。
小学生の頃に電池に繋いだニクロム線で発泡スチロールをスパスパ切って遊んだことはありませんか?あれをIT化したのが「CNC FoamCutter XY4040」です。

この製品プロジェクトはイギリスのArtur Wisniewskiさんが個人でやっている(と思われる)もので、「CNC FoamCutter XY4040」の前に同じくフォームカッターの「XY Multi Platform」を公開していますが、こちらはファンディング不成立となっています。
なお、ファンディングページは方言というかスラングというか、日本人が比較的読み慣れている”綺麗な英語”で書かれておらず、ちょっと読みづらいです。

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スペック

加工エリア 400mm x 400mm
最大加工厚み 140mm
(TOP画像では120mmですが、文中では140mmとなっています)
加工精度 0.1mm
電源 24V/4A
加工速度 50mm/分〜5000mm/分
(素材・密度・ワイヤー温度による)
ワイヤー ニクロム線 0.05mm〜0.5mm
タングステン 0.2mm
加工可能素材 ポリカーボネート
発泡スチロール
ポリスチレンボード
etc
対応データ形式 G-Code
(CNCで利用されるデータ形式)
スタンドアローン動作 可能
入力 USB
SDカード
対応アプリ BezierCam

作成例

ロゴを切り出したあと、後ろから押し出しているものと思われます。

BezierCam

対応アプリは製作者謹製のアプリ「BezierCam」です。
GIF/ JPG / PNGなどの画像から切り出し経路を割り出し、G-Codeを作成します。

マニュアルでデータを作成することもできます。

また、USBで接続していれば「CNC FoamCutter XY4040」に直接データを送信することができます。
「BezierCam」はWindowsおよびLinuxに対応しており、無償で使用できます(非営利目的に限る)。

他にも機能が盛り込まれているようですが、本題から外れていますのでバッサリカットします。
気になる方は「BezierCam」のファンディングページを確認してください。

まとめ

気になる価格ですが、組み立てキットが179ポンド(約2万7000円)、組み立て済みキットが249ポンド(約3万8000円)です。
手作りなこと(プラスチック部品は3Dプリンタでさくせいしているとのこと)、ニッチな点からもこのくらいの値段になるのは仕方ないと思います。
なお、発送は米国とヨーロッパのみに限られます。
2018年2月11日までファンディングを実施、199ポンドの目標に対し、2018年1月24日時点で2728ポンドを集めています。出資者は15人なので、ほんとにこじんまりとしたプロジェクトですね。
まさにクラウドファンディングらしいプロジェクトと言えます。

関連リンク


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Desktop CNC FoamCutter XY4040 – kickstarter
BezierCam Software – kickstarter