たまには一日2記事です、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
サードウェーブデジノス(ドスパラを運営する会社です)が本日2018年1月25日にASUSのSBC(シングルボードコンピューター)「Tinker Board」をベースとしたミニPC「DG-Tinker3288」を発表しました。
OSインストール済みの32GBmicroSDカード(Android6.0版とDebian9版があります)、ACアダプタ、ケースがセットになっています。
ドスパラはミニPCにかなり力を入れていまして、スティックPCだけでも7機種(現行は2機種)以上、8/8.9/10.1インチWindowsタブレットもラインナップに揃えています。
そんなドスパラなのでSBC分野に手を出してもおかしくはないのですが、それでもニュースを見た時はびっくりしました。
なお、先日発表された「TinkerBoard S」ではないことに注意してください。
スペック
スペックは「TinkerBoard」そのものです。ケースに入っているのでサイズだけ違います。
CPU | Rockchip RK3288(1.8GHz 4コア) |
GPU | Mali-T764(600MHz) |
メモリー | 2GB LPDDR3 |
サポートOS | Tinker OS Android 6 Debian 9 |
有線LAN | 1GbE x 1 |
Wi-fi | 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
チップ | RTL ACL4040 |
ストレージ | microSD |
USB | 2.0 x 4 |
HDMI | HDMI(4K/30Hz) |
オーディオジャック | ○(24bit/192kHz) S/PDIF |
GPIO | 40pin x 1 |
その他インターフェース | MIPI CSI MIPI DSI |
消費電力 | |
電源 | microUSB 5V/2A |
幅 | 93mm |
奥行き | 64mm |
高さ | 30mm |
外観
まとめ
ドスパラ製品はとにかくコストパフォーマンスが高いのが特徴で、例えばスティックPCの「DG-STK3」などは無線マウス&キーボード付きで9,241円(税別)と、「安い!」を通り越して「こんな値段でドスパラ大丈夫か?」と心配になるくらいです。
それだけに「DG-Tinker3288」は(ACアダプタやSDカード付きとはいえ)ちょっと高すぎるように感じてしまいます。
とはいえ、ドスパラは結構価格改定を行うので、少し待てばぐっと値下がりするかもしれません。「Tinker Board」本体が8,000円(税別)なので、ケースとACアダプタ、SDカード代を加えて税別で12,000円を切れば文句無しで買いでしょう(流石にそこまで下がるとは思えませんが)。
なお、このミニPCにはWindowsはインストールできません。念のため。
関連リンク
Diginnos DG-Tinker3288(Android6.0)
Diginnos DG-Tinker3288(Debian9)
コメント