実験的に前置きを短くしています、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
クラウドファンディングのIndiegogoに、手頃な価格でスタイリッシュな電動アシスト自転車「NIREEKA」が登場しました。
スペック
モデル別
モデル | street | street+ | homie |
価格 | 799ドル | 869ドル | 999ドル |
モーター | 250W | 350W | 500W |
速度調整 | 親指 | 親指 | スロットル |
最高速度 | 25km/h | 30km/h | 35km/h |
バッテリー | 36V 7.2Ah | 36V 9Ah | 36V 10.8Ah |
航続距離 | 55km | 65km | 80km |
急速充電器 | × | × | ○ |
ライト | × | × | ○ | フロントサスペンション | 油圧式 | 油圧式 | 油圧式 |
リアサスペンション | バネ | バネ | X-Fusion |
ディスクブレーキ | ケーブル式 | ケーブル式 | 油圧式 |
共通
フレームサイズ | 17インチ、19インチ、21インチ |
フレーム素材 | カーボンファイバー |
フレーム重量 | 15.8kg |
変速ギア | 10段(シマノ製) |
ホイール | 27.5インチ |
スポーク数 | フロント:32 リア:36 |
アシストレベル | 6段階 |
盗難防止 | GPS追跡 ライト点滅 アラーム |
スマホホルダー | ○ |
USB充電 | ○ |
アプリ | iOS/Android |
死角レーダー | 超音波式 |
特徴
「NIREEKA」には3種類のモデルがあり、下位から順に”street”、”street+”、”hormie”となります。
“street”と”street+”にはモーターの出力くらいしか違いはありませんが、”hormie”はパーツがかなりアップグレードされます(スペック表参照)。
上の画像ではアップグレードされたサスペンション(X-Fusion)やライトが映っています。
特にバッテリーから電源を取るライト(フロントとテールライト)は便利だと思います。
更に99ドルで1000Wモーターが購入できます(日本ではそこまで大出力は必要ないと思いますが)。
バッテリーは、”hormie”に搭載される10.8Ahのもので充電が6時間(急速充電で2.5時間)となります。
対応電圧は110V〜220Vなので、日本でも問題なく使えそうです。
フレームは3サイズあり、サイズごとの大きさの違いは下の画像のとおりとなります。
総カーボンファイバー製のフレーム重量は1.5kg(どのサイズかは不明です)と軽量で、全体の重量も15.8kgです。
安いママチャリ(鉄製)だと20kg前後あるので、バッテリー(2.5kg程度のようです)搭載でこの重さは十分に軽量だと思います。
タイヤのサイズは27.5インチで共通です。
がじぇっとりっぷには馴染みのないサイズでしたが、オフロードやマウンテンバイクでは一般的なサイズのようです。
自転車には超音波レーダーが内蔵されており、アプリと連携することで死角となる後方の危険を検知することができます。
アプリにはバッテリー残量やアシストモード、スピードメーターなど必要な情報は網羅しています。後方に車や人が来た時は背景のグリーンが障害物のある側が赤くなります。
「NIREEKA」のアシストモードには通常のモードの他に心拍アシストモードがあります。
スマートウォッチで計測した心拍数を基に、アシストの強さを変更するモードです。
また、コントローラーもあるようですが、画像はありませんでした。
まとめ
クラウドファンディングでは時折自転車が登場するのですが、がじぇっとりっぷではこれまで取り上げてきませんでした。
というのも、デザインを重視しているのか、何故かバッテリーがフレーム内に内蔵される一体型のものばかりで、どうにも日本で使うには向いてなさそうだったからです。
海外は自転車を屋内で保管するから問題ないのかもしれませんが、自転車置き場に置くのが当たり前の日本では紹介したところであまり意味はなさそうだなと。
その点、今回紹介した「NIREEKA」はバッテリーが取り外せ、見た目もスタイリッシュで日本でも受けそうだなと思い、記事にしました。
国産のスポーツタイプの電動アシスト自転車というのはあるにはあるんですが、フレームがぽっこりとしていてどこかダサいというか…
Indiegogoのプランでは予備バッテリーも載っており、199ドルとなっています。
また、同じく199ドルで好みの柄に変更することもできます。
デザインもかっこいいし性能も上々、値段も999ドル(hoemieモデル)と安い「NIREEKA」ですが、個人的に残念な点が2つ。
オフロード系である以上仕方ないんですけど、街乗りするにはカゴと泥除けがないのが不便じゃないかなぁと。
ファンディング終了は2018年3月、発送は2018年6月となっています。
なお国内の法律では、漕がなくても進むタイプは電動スクーターに分類されるようです。
ナンバープレートが必要になる可能性が高いので、その点はご注意ください。
コメント
ファンディングがもう終わりましたが、まだまだ購入ができる.(値上げですが T_T)
カゴは今考え中だそうですが泥除けがもう決めました。無料でつける。
あとはスタンドもつけるらしい。
日本までの送料は$250です。