これはちょっと面白いかも。Lepowの「MEMO 記」はモバイルバッテリー+電子メモというアイデア

ちょっとしたアイデアは重要です、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。

今回紹介するのはクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」に登場した、香港に拠点を置くスマホアクセサリーの会社Lepowの「MEMO 記」です。
2017年12月から2018年1月にかけて募集した、中国Taobaoのクラウドファンディングでは、2,555,060元(約4,390万円)の支援を集めています。

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スペック

商品名 Lepowスーパー手帳・モバイルバッテリー「MEMO 記」
電池 リチウムポリマーバッテリー
電池容量 10000mAh
定格容量 37Wh/3.7V
サイズ L175.5 x W92 x H9.5mm
電子ペーパー
サイズ
6.5インチ
重さ 240g
出力(2ポート) DC5V2.1A
入力(ライトニング) DC5V2.1A
入力(Micro USB) DC5V2.1A

特徴

TOP画像を見れば分かる通り、モバイルバッテリーの側面が電子メモになっています。

大きさは175.5x92mmと、iphone7(138.3×67.1mm)よりふたまわりほど大きいです。縦長のスケジュール帳で使われるバイブルサイズ(171x95mm)が近いサイズでしょうか。

手に持った時のサイズ感はこんな感じです。
電子メモのスクリーンサイズは6.5インチなので、大型のスマホ(ファブレット)くらいの画面サイズです。

スマホ(iphone7?)との対比だとこんな感じになります。

電子メモのスクリーンは5層から構成されています。

電子ペーパーの特徴として、瞬時に消せ、何度でも書けるというものが有ります。
市販品の多くはボタン電池で1万回程度ですが、「MEMO 記」はリチウムバッテリーから電源を取っているものと思われるため、事実上回数制限はないと考えて良さそうです。
画面上にはバッテリー残量インジケーターが有ることも分かります。

一番の使いどころとしては、通話中のメモでしょうか。正直、通話中はスマホでメモが取れないため、車中とかだと難儀していましたが解決の糸口になりそうです。

まとめ

イノベーションとは既存の技術を組み合わせて新しい物を生み出すこと、だそうで。
古くは新幹線や宇宙ロケットもイノベーションでした。信頼性・安全性を担保するために新技術を生み出さず、実績の有る既存技術だけを用いた(新幹線では軽量化のための新材料開発すらも認めなかったとか)のだとか。

その意味では「MEMO 記」もまたイノベーションであると言えるでしょう。
モバイルバッテリーも電子メモも既存の技術です。
今まで電子メモは薄いものばかりでしたが正直折れるんじゃないかと思っていました。
それがモバイルバッテリーと一体化することで剛性を確保し、更にこれまでただの板でしかなかったモバイルバッテリーの側面に機能をもたせることに成功しています。

ただ、モバイルバッテリー+電子メモの組み合わせはある意味新ジャンルともいえるため、足りない部分というか、もっとこうしたらいいのにと思うところもあります。

ぱっと思いつくだけでも、
・バッテリーの急速充電に対応していない
・QuickChargeに対応していない
・電子メモの保存機能がない
・右側面は丸くするのではなく、ペンに合わせて凹ませたほうがいいのでは
・もっと画面占有率は上げられないのか
などが挙げられます。

モバイルバッテリーの容量が2割くらい削れることになっても、空いたスペースに保存用の(micro)SDカードスロットを作るとか、bluetoothでメモ内容をスマホに送る機能を入れるとかができていたらより完璧でした(そうなると値段も上がるでしょうが)。

なお、「MEMO 記」の価格は4980円(早期割引価格)です。
ファンディング終了は2018/04/26ですが、記事執筆時点で目標金額の90%に到達しているため、確実に目標超えするでしょう。

最近モバイルバッテリーは価格下落が激しく、10000mAhだと1000円台のものとかあります。
電子メモも同じく1000円前後からあるので、「MEMO 記」は値段だけ見ると安いとは言いがたいです。

ただ、調べていくと電子メモはほとんどの製品が厚さ5mm前後となっており、モバイルバッテリーは超薄型を謳うものでも8mm〜9mmです。
「MEMO 記」の厚さ9.5mmというのは、バラバラに買うのに比べて十分薄いといえ、価格に見合うだけの付加価値を持っていると思います。

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