“GOLE1″クローン! Indiegogoに5インチ液晶のポケットPC「Mini PC」が登場(2018年8月25日追記)

2018年5月1日、クラウドファンディングサイトのIndiegogoに、5インチ液晶を備えたポケットサイズPC「Mini PC」が登場しました。
記事執筆時点(5月4日0時)で22万ドル(約2400万円)が集まっています。”GOLE1″はファンディング時は37万ドル(約4000万円)だったので(後に市販)、結構いいペースです。

※2018年5月18日追記:継続してチェックしていたところ、当製品については詐欺の疑惑が出てきました。ファンディングに申し込む際は十分に情報収集した上で、失敗しても泣かない覚悟と自己責任のもと、申し込まれるようお願いします。

※2018年9月25日追記:9月24日のアップデートで、冷却系強化のためファンを追加した再設計を行い、ディスプレイが6インチとなったとのこと。10月末より量産開始、発送は11月中旬からとなっています。
が、そもそも元が2018年9月発送予定なのに、9月も下旬になっての大幅な変更、これまで部材発注もしていなかったのかとか疑問が残ります。

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スペック

比較用に”GOLE1″のスペックを併記しています。

メーカー MI PC World ARMdevices.net
名称 Mi Mini PC GOLE1
発売日 2018/09 2016/07
定価 299ドル 159ドル(2GB)
199ドル(4GB)
実売価格 139ドル 79ドル(2GB)
99ドル(4GB)
価格条件 超早期注文 超早期注文
CPU Intel Atom X7-Z8750 Intel Atom X5-Z8300
メモリ 8GB 2GB/4GB
メモリ規格 LPDDR3
メモリ増設 × ×
ストレージ 128GB (mSATA) 32GB/64GB eMMC
画面 5インチ 5インチ
解像度 1280*720 1280*720
ベゼル幅 太い 太い
タッチ対応 5点マルチ
光学ドライブ × ×
USB2.0 3 3(Type-A)
1(micro)
USB3.0 1 1
USB3 type-c 1
USB PD
HDMI 1.4b 1.4a
LANポート 1GbE 1GbE
wi-fi 802.11ac 802.11 ac(1×1)
Bluetooth 4.2 4.0
office × ×
カードリーダー microSD(〜256GB) microSD(〜64GB)
Webカメラ ×
オーディオジャック
マイク
スピーカー ステレオ ステレオ
スピーカー位置 正面 正面
サウンド
キーピッチ × ×
キーストローク × ×
キーボードバックライト × ×
バッテリー 6000mAh
交換可能
2600mAh
稼働時間 6Hr 4Hr
ACアダプタ DC 5V DC 5V / 3A
充電時間
急速充電
135mm 135.4mm
奥行き 90mm 90.4mm
高さ 16mm 20mm
重量 230g 200g
その他特徴 Windows/Android
デュアルブート
折りたたみBTキーボード、
キャリーケース(2種)、
カバースタンド
Windows/Android
デュアルブート

特徴

「Mini PC」(他に名前はなかったのでしょうか…)の特徴はまずそのサイズです。135mm×90mmは官製はがき(148mm×100mm)よりふたまわりくらい小さく、スマホに近いサイズです。
iphone8が138.4mm×68.3mmなので、縦は同じで幅は指1.5本分くらい広い感じでしょうか。
がじぇっとりっぷが使っていスマホ(6インチZenphone2、ZE601KL)は164.5mm×84mmなので、「Mini-PC」の方が小さいくらいです。
このくらいだと普通にポケットに入っちゃいますね。

主要スペックはCPUがAtom Z8700、メモリ8GB、ストレージが128GBです。

CPUは、去年くらいまでは”GOLE1″にも使われているZ8300が中華PCの主流でしたが、あまり処理能力が足りませんでした。
レビューサイトではよくネットサーフィンくらいなら余裕と書かれていますが、言い換えると複数の処理を同時にやらせるのはきついということです。

そんな”気配りのいる使い方”が必要なZ8300に対してZ8700はかなりパワフルです。ベンチマークの1つ、Passmarkで比較すると以下のようになります。

Z8300:single:389、multi:1202
Z8700:single:551、multi:1905

数値上ではだいたい1.5倍位ですが、マルチタスクに耐えるレベルになっています。

快適さにはメモリ、ストレージも関係してきますが、メモリは8GB(おそらくはLPDDR3)、ストレージはmSATA接続です。
仕様表にはありませんが、KingstonのTLCモノを使っているそうです。
ストレージはアップグレードプランが用意されていて、+30ドルで256GBに、+50ドルで512GBに変更できます。これ、何気に安いです。

これらの要因も加味すると、かなり快適に使えると思います。

インターフェースは”GOLE1″に近いというか、ほぼ”GOLE1″と同じです。microUSBがUSB Type-Cに変わったくらいで配置も一緒です。
下が比較用の”GOLE1″のインターフェースです。あの”折れそうなアンテナ”はなくなりました。

キャンペーンサイトではHDMIが4K/60Hz対応と書いているんですが、Atom Z8700はHDMI1.4bなので(コメントでもそう回答しています)、4K/30Hzまでの対応のはずです。ここはおそらく間違いでしょう。

バッテリーは”GOLE1″の2600mAhと比較して倍以上の6000mAhとなっています。稼働時間も6時間と実用レベルな上、交換可能な仕組みにするそうで予備バッテリーも10ドルで用意されています。

面白いオプションとして、ゲームコントローラー(20ドル)があります。
調べてみると「PG-9023」と同じものではないかとのこと。amazonでも単品で販売されていますね。

一時期秋葉原でも出回った「WINKPAX-G1」を彷彿とさせます。bluetooth接続っぽいのでリモコン的な使い方も出来なくはなさそうです(そのままタッチしたほうが早いと思いますが)。

OSはWindows/Androidのデュアルブートで、Androidは5.1。+15ドルでAndroid7.1に変更できます。
Androidへのストレージ割当は1/4ということです。
また、よくある”勝手Android”と違ってGoogle Play認証済みとのこと。

まとめ

開発者のサイトがあるのですが、非常に胡散臭いです…
サイトに書かれた住所では中国広東省の仏山市となっていますが、Indiegogoでは香港となっています。Leo Cheungって誰…?

正直不安になりますが、Indiegogoのコメント欄では非常に丁寧に返信しており、キャンペーンページに書かれていない仕様などにも触れています。
唯一わからないのが一番気になっているUSB Type-Cの仕様というのが残念なところなのですが…

とはいえ、早期割引で139ドル、ストレージを512GBにしても189ドルという価格は非常に魅力的です。
“GOLE1″の登場時よりも高値ではありますが、この価格でbluetooth接続の折りたたみキーボードとキャリーケース、カバースタンドが付いてきます。
画像にはありませんが、USB to DCケーブルも同梱されるとのこと。

“GOLE1″よりもスペックが上がっているし、液晶付きの超小型デスクトップとして使っても不自由しないだろうこと、同梱品を考えると、十分おトクだと言えます。

“GOLE1″の時もそうでしたが、SONYのVAIO type U(VGN-U50)を使っていた身としては非常にそそられます。
なお、ファンディング終了は6月3日です。気になる方は早めのチェックをおすすめします。

関連リンク


GOLE1(4GB/64GB) (amazon)

The World’s Most Powerful Pocket-Sized PC – Indiegogo ※英語
MI PC World – メーカーサイト

コメント

  1. 匿名 より:

    その後どうなっていたか気になっていたので追記助かりました。

  2. 匿名 より:

    少なくとも開発者サイトはダミーですね。
    WHOISしてみるとurl取得が今年の一月末なのでこのキャンペーンのためにでっち上げたのがわかります。
    製品画像は全て他社の製品ですし、製品について最低限の情報すら出していませんね。

    受注件数が増えたのでCPU、メモリをアップグレードするとなりましたが、AtomからM3へのアップグレードなので基盤全て設計し直しになるはずですが、未だに内部構造を公開していません。
    M3(しかも7Y30らしい)のCPU単価だけでminiPCの価格超えるのにどうやって作るんでしょうね?