日本にくることはない。system76「Galago Pro」はLinux専用ながら選択肢が面白い

本日紹介するのはWindowsではなく、UbuntuおよびLinuxベースの独自OS”Pop!_OS”をサポートする、system76の「Galago Pro」です。

スポンサーリンク

スペック

メーカー system76
名称 Galago Pro(13″) Galago Pro(14″)
発売日 国内未発表
定価 958ドル 899ドル
実売価格
価格条件
CPU Core i5 8250U
Core i7 8550U
メモリ 8GB
メモリ規格 DDR4-2400
メモリ増設 最大32GB
2.5inch 最大4TB
M.2 120GB〜2TB(SATA)
250GB〜1TB(PCIe)
画面 13.3インチ 14インチ
解像度 3200*1800 1920*1080
ベゼル幅
表面
タッチ対応
グラフィック Intel UHD620
光学ドライブ
USB2.0
USB3.0 2
USB3 type-c 1(TB3)
USB PD
HDMI 1
LANポート 1GbE
wi-fi 802.11ac(1×1)
Bluetooth 4.0
office ×
カードリーダー SD
Webカメラ 720p
赤外線カメラ ×
NFC ×
指紋センサー ×
Windows Hello ×
オーディオジャック ○(in/out)
マイク
スピーカー ステレオ
スピーカー位置 底面?
サウンド
キーピッチ 不明
キーストローク 不明
キーボードバックライト
バッテリー 35.3WHr
稼働時間
ACアダプタ 40W
充電時間
急速充電
329.6mm
奥行き 225mm
高さ 14.2mm
重量 1.3kg
開口角度
カラー
その他特徴 Linux only
Wi-fiは2×2に変更可能
mini-DPポート

特徴

「Galago Pro」の一番の特徴は、Windows機ではない、ということでしょう。
OSの選択肢が”Ubuntu 18.04 LTS”か、Ubuntuベースの”Pop!_OS 18.04 LTS”しかありません。
とはいえ、プリインストールではないというだけで、自前で用意すればWindowsをインストールすることができます。

「Galago Pro」はディスプレイが13.3インチと14インチから選択できます。
これがまた変わっていて、13.3インチだと32001800のいわゆる3Kディスプレイで、14インチだと19201080のフルHDです。
この選択はなかなか面白いと思います。

筐体の下半分は共通のようで、14インチだとベゼルがかなり細くなります。

それ以外のスペックはほぼ標準的ですが、メモリ増設やM.2 SSD+2.5インチなど、カスタマイズしやすくなっています。
それでいて大手メーカーと変わらないレベルの比較的コンパクトなサイズと、1.3kgという比較的軽い重量をしています。

筐体が14インチサイズなので、キーボードの幅にも余裕があり、エンターキーの右にも1列ボタンがあります。
当たり前ですが日本発売は想定されていないので、英語キーボードのみとなります。

インターフェース類は、薄型ノートでは搭載率の低いLANポートが搭載されています。
この手の安価なノートだと避けられがちなThunderbolt3に対応しているのは嬉しいポイントです。
珍しいところではmini-DP(DisplayPort)があります。
SDカードスロットは、上の画像ではふさがっていますが、製品ページ上の他の画像では開いています。フルサイズと搭載するのは最近では少なくなっているので、ココも嬉しいポイントですね。

残念なのがバッテリー容量で、35.3WHrしかありません。
大手は軒並み40WHr以上で、モデルによっては70WHrを超えたりするので、ちょっと物足りないところです。

まとめ

system76は2005年にアメリカで設立された、LinuxプレインストールPCの販売企業です。
企業名の”76″はアメリカ独立宣言が発布された1776年から来ているとのこと。

設立当初よりLinuxをインストールしたPCを販売しており、system76で最初に販売されたPCには、2005年10月にリリースされたUbuntu5.10が搭載されていました。
Ubuntu自体最初のリリースが2004年10月なので、Ubuntu PCとしては老舗ですね。

最近ではUbuntuベースの独自OS”Pop!_OS”をリリースしています。GNOMEデスクトップ、ディスク暗号化などが追加されているようです。

サイトで製品一覧を見ていると、どこかで見たようなデザインのPCがあったり、自作PCじゃないの?って見た目のものがあったりと、ちょっと面白いです。
ようは、ハードウェア自体は外から調達してくるとかOEMとかが中心で、ソフトウェア面のサポートを主に行っている会社のようです。

実際、「Galago Pro」にもよく似たノートPCがFrontierから発売されています。インターフェースがそっくりなので、OEM元が同じなのかもしれません。

上の画像はFrontierの「NSシリーズ」のものですが、似ていませんか?

「Galago Pro」の13インチ3Kか14インチフルHDか、というのは選択肢としては面白いです。
スペックも尖ったところはありませんが値段も抑えられており、カスタマイズの余地が残っていて、玄人好みと言えそうです。

人とは違うものがいいというマイナー思考派にはいいかもしれません。

関連リンク


Frontier NSシリーズ

Galago Pro – system76 ※英語サイト