2018年8月3日、中国Lenovoがゲーミングノート「Legion Y7000P」「Legion Y7000」を発表しました。
スペック
メーカー | Lenovo | |
名称 | Legion Y7000P | Legion Y7000 |
発売日 | 2018/08 | |
定価 | 6899元〜 | 7499元〜 |
実売価格 | 1361ドル | |
価格条件 | ||
CPU | Core i7-8750H Core i5-8300H | |
メモリ | 8GB/16GB | |
メモリ規格 | DDR4-2666 | |
メモリ増設 | 最大32GB | |
2.5inch | 1〜2TB HDD | |
M.2 | 128〜512GB(PCIe) | |
画面 | 15.6インチ 300nit | |
解像度 | 1920*1080 | |
ベゼル幅 | 6.7mm | |
表面 | ||
タッチ対応 | × | |
グラフィック | GeForce GTX 1050 Ti(4GB) GeForce GTX 1060(6GB) | |
光学ドライブ | – | |
USB2.0 | – | |
USB3.0 | 3(Gen1) | |
USB3 type-c | 1 | |
USB PD | × | |
HDMI | 2.0 | |
LANポート | ○ | |
wi-fi | 802.11ac(2×2) | |
Bluetooth | 4.1 | |
office | 2016 Home&Student | |
カードリーダー | – | |
Webカメラ | 720p | |
赤外線カメラ | × | |
NFC | × | |
指紋センサー | × | |
Windows Hello | × | |
オーディオジャック | ○ | |
マイク | デュアル | |
スピーカー | ステレオ | |
スピーカー位置 | 底面 | |
サウンド | Harman® speakers with Dolby Audio | |
キーピッチ | ||
キーストローク | ||
キーボードバックライト | ○ | |
バッテリー | 57WHr | 52.5WHr |
稼働時間 | ||
ACアダプタ | ||
充電時間 | ||
急速充電 | ||
幅 | 361mm | 360mm |
奥行き | 267mm | 267mm |
高さ | 26.9mm | 23.9mm |
重量 | 2.35kg | 2.3kg |
開口角度 | 180° | |
カラー | ブラック | |
その他特徴 | 144Hzディスプレイ mini DP1.4 | 60Hzディスプレイ mini DP1.4 |
特徴
Legion Y7000P
「Legion Y7000P」はカクカクした見た目の、いかにもゲーミングノートですと言った雰囲気のゲーミングノートPCとなります。
それでいて狭額縁となっており、画面占有率は84%となっています。
また、「Legion Y7000」よりもゲーミング向けであることを示すように、144Hz駆動ディスプレイとなっています(「Legion Y7000P」は60Hz駆動)。
なお、ヒンジ部の左右はスピーカーにはなっていません。
天板のカクカクって何か意味があるんでしょうか?
“Y”のロゴが光ってますね。
底面もどこかカクカクしています。
上がヒンジ部で、真ん中の大きく空いたスリットが吸気口です。
下側の左右のスリットがスピーカーとなります。
内部は3本のヒートパイプと2つのファンで強力に冷却します。
右下がバッテリーとなりますが、57WHrとかなり大容量となります。左下は2.5インチストレージですね。
「Legion Y7000P」は2.5インチとM.2のデュアルストレージとなっています。ファイルサイズの大きなゲームで遊ぶときや、データ領域を分けるときに便利ですね。
とはいえ、ゲームプレイをする人はゲーム関係はM.2 SSDに入れると思いますが。
インターフェースは背面に集中しています。
左右にはUSBとオーディオジャックだけとなっています。
キーボードはideapad仕様(キートップの下が丸く、”ENTER”キーがくっついている)となっています。
指紋認証とか余計なものがない、漢らしい仕様となっています。日本で発売されたらきっとシールがいくつも貼られていることでしょう。
バックライトは白一色となります。
Legion Y7000
「Legion Y7000」を一言で説明すると、先日紹介した「Legion Y530」の筐体にGeForce GTX 1060(6GB)を搭載したものとなります。
見ての通り、デザインもそのままです。
底面は一枚板状ですっきりとしています。変にカクカクするよりスタイリッシュですね。
当たり前ですがインターフェースも「Legion Y530」と同じです。
「Legion Y7000P」も同じ配置なので、マザーボードは同じか、設計の流用をしているのでしょう。
内部の冷却構造です。
基本的な構造は「Legion Y7000P」と同じですが、筐体の形が違うため、ヒートパイプの曲がり方が少し違っています。
キーボードは「Legion Y7000P」と同じくideapad仕様ですが、こちらはバックライトが赤いです。
まとめ
「Legion Y530」が発表された時はデザインへの賞賛は多かれど、グラフィックがGeForce GTX 1050/1050 Tiであることに失望の声が多く見られました。
「Legion Y7000」はGeForce GTX 1060(6GB)を搭載することでこの弱点を克服し、デザインと性能の両立に成功したと言えます。
価格についてですが、「Legion Y7000P」は4モデル、「Legion Y7000」は3モデルの価格が公開されています。
モデル | Y7000P | |||
CPU | Core i5-8300H | Core i7-8750H | ||
メモリ | 8GB | 16GB | ||
ストレージ | 128GB SSD +1TB HDD | 512GB SSD | 512GB SSD +2TB HDD | |
GPU | GeForce GTX 1050 Ti(4GB) | GeForce GTX 1060(6GB) | ||
価格 | 6,899人民元 (約112,300円) | 8,199人民元 (約133,500円) | 8,999人民元 (約146,500円) | 10,499人民元 (約171,000円) |
モデル | Y7000 | ||
CPU | Core i5-8300H | Core i7-8750H | |
メモリ | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 128GB SSD +1TB HDD | 512GB SSD | |
GPU | GeForce GTX 1060(6GB) | ||
価格 | 7,499人民元 (約122,100円) | 8,299人民元 (約135,100円) | 9,299人民元 (約151,400円) |
スペックと価格を見る限り、ゲームメインの人は512GB SSDモデル、それ以外は128GB SSD+大容量HDDという組み合わせで分けているようです。
現状は中国Lenovoの直販のみ(GEARBESTで「Legion Y7000」が販売されていますがこれは同名の一つ前のモデルで、GPUがGeForce GTX 1050 Ti(4GB)となっています)なのでハードルが高いですが、いずれはどこか買いやすい場所に登場するでしょう。
もしも日本国内での発売が発表されたら結構上乗せされそうですが、デザインと性能、どちらも欲しい方は狙ってみてはいかがでしょうか。
関連リンク
拯救者为战而生 – Lenovo ※中国語
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