2018年8月2日、パソコン工房・グッドウィルを運営する株式会社ユニットコム(以下、パソコン工房)が「iiyama PC」ブランド「SOLUTION∞ (ソリューション インフィニティ)」より、「SOLUTION∞ bz N4」シリーズのCore i7搭載モデルを発表・発売開始しました。
スペック
以前(2018年5月)より発売されていた、Core i5モデルを併記します。
メーカー | パソコン工房 | |
名称 | SOLUTION-14FH054-i7 | SOLUTION-14FH054-i5 |
発売日 | 2018/08 | 2018/05 |
定価 | 96,980円〜 | 79,980円〜 |
実売価格 | ||
価格条件 | ||
CPU | Core i7 8550U | Core i5 8250U |
メモリ | 8GB | |
メモリ規格 | DDR4-2400 | |
メモリ増設 | 最大32GB | |
2.5inch | 1〜2TB HDD 240〜960GB SSD | |
M.2 | 240GB(SATA) 250GB〜1TB(PCIe) | |
画面 | 14インチ | |
解像度 | 1920*1080 | |
ベゼル幅 | やや細 | |
表面 | ||
タッチ対応 | × | |
グラフィック | Intel UHD620 | |
光学ドライブ | – | |
USB2.0 | – | |
USB3.0 | 2(3.0) | |
USB3 type-c | 1(TB3) | 1(3.0) |
USB PD | × | |
HDMI | 1 | |
LANポート | 1GbE | |
wi-fi | 802.11ac | |
Bluetooth | 4.2 | |
office | △ | |
カードリーダー | SDXC | |
Webカメラ | 100万画素 | |
赤外線カメラ | × | |
NFC | × | |
指紋センサー | × | |
Windows Hello | × | |
オーディオジャック | ○(in/out) | |
マイク | ○ | |
スピーカー | ステレオ | |
スピーカー位置 | 底面 | |
サウンド | 不明 | |
キーピッチ | 不明 | |
キーストローク | 不明 | |
キーボードバックライト | 不明 | |
バッテリー | 不明 | |
稼働時間 | 6.3Hr | 6.4Hr |
ACアダプタ | W数不明 | |
充電時間 | 不明 | |
急速充電 | 不明 | |
幅 | 330mm | |
奥行き | 226mm | |
高さ | 20mm | |
重量 | 1.5kg | |
開口角度 | 135°程度 | |
カラー | シルバー | |
その他特徴 | mini-DPポート |
特徴
「SOLUTION∞ bz N4」シリーズについて、がじぇっとりっぷはぶっちゃけ見落としていました。
しかしながらそのスペックはかなり優秀です。
まずは狭額ベゼルについてです。
技術的な難しさか、中小メーカーで狭額ベゼルを取り入れているところは多くありません。
「SOLUTION∞ bz N4」ではスペック上の横幅が330mmとなっています。14インチ液晶の横幅が309.4mmなので、ベゼルの太さは10mm強と言ったところでしょうか。
流石に5mmとか7mmな世界レベルには及ばないものの、かなり頑張っていると思います。
続いての特徴はインターフェースが充実している点です。
「SOLUTION∞ bz N4」はビジネスモデルと位置づけられているため、ビジネスモデルでは標準装備とも言えるLANポートと独立したHDMIポートを備えています。
というか、2017年11月に紹介した13.3インチモデルとまんま同じです。
フットプリント(幅と奥行き)も同じなので、キーボード側は同じ金型(もしくはデータ)を使っているものと思われます。
まさに謳い文句通りの「13型相当の筐体サイズに14型のフルHD液晶」となっていますね。
そして、2018年8月2日に発表されたモデルでは、USB Type-CがThunderbolt3となりました。
USB PD非対応な点が非常に残念ですが、今後標準となる(だろう)規格だけに、魅力が一気に増しました。
キーボードはキーに過不足はないのですが、右側のキーがやけに間延びしています。
実際に打鍵した時のイメージがつかないのですが、慣れれば平気なのでしょうか?
webカメラは、i5モデル、i7モデルともに100万画素です。13.3インチモデルではi7モデルは200万画素だったので、ちょっと退化してますね。
背面はロゴだけですが、無印天板がオプションで用意されています。
ACアダプタも特にひねったところはありません。
追加のアダプタもサイトで購入することができます(複数種あるので注意書きをしっかり読みましょう)。
地味に嬉しいのが、13.3インチサイズの筐体ながら、2.5インチ+M.2のデュアルストレージが実現できることです。
システムとデータを分けることができるので、いざという時の再インストールのハードルも低くなりますし、速度と容量の両立もできます。
まとめ
実は記事を書いている間によくよく調べてみたら、個人向けの「STYLE∞N(スタイル インフィニティ エヌ)」シリーズで全く同じスペックのノートが2018年5月に発売されていました。
値段も全く同じで何が違うのかというと、カスタマイズの幅が違っていました。
法人向けはカスタマイズ画面で、信頼性の高いパーツや大容量ストレージ、周辺機器オプションが選択肢に追加されています。
あと、個人向けはメモリのカスタマイズが16GBまでしかありません。
気になる価格ですが、Core i5、Core i7ともに標準モデルが3モデルずつ用意されています。
違いはストレージだけとなります。なお、下記の価格は税別です。
Core i5、1TB HDD :79,980円
Core i5、240GB SSD :82,980円
Core i5、1TB HDD + 240GB M.2 SSD:88,980円
Core i7、1TB HDD :96,980円
Core i7、240GB SSD :99,980円
Core i7、1TB HDD + 250GB M.2 SSD:109,980円
カスタマイズ画面で変更した場合、1TB HDDを240GB SSDに変更するとプラス5,980円だったり、1TB HDDモデルに250GB M.2 SSDを追加すると、1TB HDD + 250GB M.2 SSDモデルより1000円安くなったりしますし、モデルごとに選択肢が違っているので、購入時はカスタマイズ画面を見比べすることをおすすめします。
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