Planet Communications「Cosmo Communicator」は6インチ+2インチなクラムシェル型Androidデバイス

2018年11月5日、物理キーボードの付いたクラムシェル型Androidスマホ的なデバイス「Cosmo Communicator」がクラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場しました。

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スペック

メーカー Planet Computeres
名称 Cosmo Communicator
発売日 2018/11
定価 549ドル
実売価格
価格条件
CPU Mediatek P70
(2.0GHz A73 x 4、2.0GHz A53 x 4)
メモリ 6GB
メモリ規格
メモリ増設 ×
2.5inch ×
M.2 128GB
画面 5.99インチ
2インチ(背面)
解像度 2160*1080
570*240(背面)
ベゼル幅
表面 耐傷ガラス
タッチ対応
グラフィック Mali G72 MP3
光学ドライブ
USB2.0
USB3.0
USB3 type-c 2(2.0?)
USB PD
HDMI
LANポート
wi-fi 802.11 ac
Bluetooth 4.2
office ×
カードリーダー microSD
Webカメラ 24M(リア)
5M(フロント)
赤外線カメラ ×
NFC
指紋センサー
Windows Hello ×
オーディオジャック
マイク デュアル
スピーカー ステレオ
スピーカー位置 画面左右側面
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー 4220mAh
稼働時間
ACアダプタ
充電時間
急速充電
171.4mm
奥行き 79.3mm
高さ 16mm
重量 0.32kg
開口角度
カラー スペースグレイ
ゴールドプレート
その他特徴 DSDS対応
eSIM
GPS
FMラジオ

特徴

「Cosmo Communicator」はクラムシェル型スマホと呼ぶべきかPDAと呼ぶべきか悩みますが、Androidデバイスというぼやかした表現が一番的確となってしまうデバイスです。

その特徴は小型Android機でありながら、物理キーボードを備えていることです。

流石に窮屈な印象を受けます。おそらくキーピッチは14mmくらいじゃないでしょうか。
SHIFTキーを多用することでなんとか必要キー数を捻出しているようです。

タッチパッドがないのは仕方ないとして、ポインティングデバイスは欲しかったですね。
「GPD Pocket2」が散々に叩かれ、無理やり搭載したのは記憶に新しいところですが、「Cosmo Communicator」は入れられそうなところが見当たらない…

なお、キーボードバックライトを搭載しており、シフト時のキーも見えるのはグッドポイントです。

インターフェースはUSB Type-Cが左右に1ポートづつ、左にはオーディオジャックもあります。
画面の横にはスピーカー穴が並んでいます。
画面の左右ベゼルが広いなぁと思っていたのですが、スピーカーユニットのスペースを取ると画面を広げられなかったのでしょう。

AndroidデバイスってUSBが1ポートしかない場合が多く、不便だなぁと思っていたのでこれは嬉しいポイントです。
しかし、USBバージョンがないところに不安が…

動画からの切り出しですが、左サイドです。
オーディオジャック、USB Type-Cと並んで小さな穴はリセットでしょうか。

ついでに言うと、ディスプレイ側も結構厚みがありますね。

背面には2インチの有機ELタッチスクリーンがあり、その上下には2400万画素カメラと指紋認証がついています。
カメラのF値などは明らかとなっていません。

CPUはMediatek P70で、ARM Cortex-A73×4+A53×4の8コア、GPUはMali-G72 MP3です。
この組み合わせはHuaweiの「Kirin 970」と同じですが、動作周波数が「Kirin 970」の2.36GHz(A73)に対し、「P70」は2.0GHzです。GPUも性能的には「Kirin 970」に搭載されているMali-G72 MP12の3割くらいになります。ゲーム系は厳しそうですね。

Antutuベンチマークでは15〜16万点のようで、「Kirin 970」の21万点には遠く及びません。

APU(AI Processor Unit)を搭載していますが、どこで使うのでしょうか…

OSは入れ替えができるようで、マルチブートオプションでDebianやSAILFISHを動かすことができるとのこと。
メモリが6GBもあるのでそれなりに動きそうです。

「Cosmo Communicator」はデバイスとしてはかなり大柄で、女性が持つとこんな感じです。開くことなく電話に出ることができるのはいいことですが、でかいです。

具体的な数字で出すと、その大きさは171.4×79.3×16mmとなります。
iPhone8 Plusが158.4×78.1×7.5 mmなので、上下に少し足して、2枚重ねたくらいの大きさです。
ズボンのポケットはスラックスならぎりぎり入りそう、ジーパンはアウト、スーツの内ポケットなら入る、くらいの大きさです。

ちなみにがじぇっとりっぷが愛用している「6インチ版Zenfone2(ZE601KL)」を衝撃吸収ケース込みで測ったところ、170×89×15mmでした。
なるほど、これの幅を1cm狭めたくらいか…というか、どれだけでかいスマホを使っているんだっていう…

主な用途としてはカレンダー/To Do、メール、データ、ノートとなっています。
軽い作業程度というのはデバイスの仕様からして納得の行くところです。

個人的にいいなぁと思ったのが、このランチャーです。
TOP画面のアイコンを小さくして並べてもいいのですが、なんとなくMac風なのがいいなぁと。

まとめ

良きも悪きもいろいろな要素がつめ込まれて面白いと言える「Cosmo Communicator」の価格は記事執筆時点では599ドル(約68,000円)となっています。
549ドルコースがあったようですが、売り切れています。
50台限定、1999ドルのゴールドプレート仕様は1台しか売れていません。

出資締め切りは2018年12月13日、発送は2019年6月となっています。

DSDSにも対応し、本質的にはキーボード付きスマホなAndroidデバイスは使いどころが難しそうというか、どうスマホと住み分けるかがポイントになりそうです。
外回りをしつつ、ビジネスメールのようなそこそこ長いメールを頻繁に書く人には向いているのかな?

関連リンク


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Cosmo Communicator