IntelのCompute Module、Compute Card、NUCのロードマップがリーク。知らない開発コードがいっぱい

2018年12月4日、大陸系PC総合フォーラムのPCEVAに、Intel Compute Module、Intel Compute Card、Intel NUCのロードマップのリーク情報が掲載されました。

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Intel Compute Module

Intel Compute Moduleは、Raspberry Pi Compute Moduleのような、モジュールカード方式の製品です。
現在のIntelのラインナップには存在しないもので、2019年に新たに登場するものとなります。

モジュール側のラインナップは性能別に5モデルで、筐体側は用途別に3モデルとなります。

CPUは2018年8月29日に発表されたWhiskyLake-Uを採用しています。
メモリは4GBないし8GBなのですが、なぜかDDR4ではなく、LPDDR3-2133です。
注目ポイントは、記事執筆時点で公表されていないCore i5-8365U(4コア8スレッド)、Celeron 4305U(2コア2スレッド)とPentium Gold 5405U(2コア4スレッド)がリストにある点です。

後述するIntel NUCのラインナップはIntel Coreシリーズのものになり、Celeron/Pentium世代のリストはありません。
現行のCeleron搭載NUCはAtom系列のGemini Lake世代なのですが、後継機が突然WhiskyLake世代になる可能性が出てきました。

筐体はこんな感じでトゲトゲのファンレスとなります。
右の部分の差し替えで用途を分けているようです。HDMI×4とか、標準部分と合わせて6出力となるわけですが、制御しきれるんでしょうか…

Intel Compute Card

Intel Compute Cardは2018年に発売された現行モデルが引き続き2019年も使われることになります。
代わりのないユニークな製品群なので目新しい物が欲しいとこでしたが、2020年以降のロードマップが空白となっています。

売れているとか人気だとかいう話を聞かないので、Intel Edisonのように終息してしまうことのほうが心配です。

ドックも現行品のままとなります。

Intel NUC

前述の通りリークされた画像はCore i7系列とCore i3/i5系列となり、Celeron/Pentium系列はありません。

それでもIntel NUCのロードマップは目新しい物が満載です。
開発コード名だけでも「Ghost Canyon」「Frost Canyon」「Islay Canyon」と3つも新しいものが登場しています。

Ghost Canyon

「Ghost Canyon」はドクロがトレードマークの「Skull Canyon」「Hades Canyon」の後継にあたり、”CoffeeLake-H Refresh (CFL-HR)”世代となるCore i7-9000Hシリーズ(6コア12スレッド)およびCore i9-9000Hシリーズ(8コア16スレッド)が搭載されます。

GPUはIntel UHD Graohics+PCIe x16 slotと記載されており、これがそのままの意味であればNUC初のPCIeスロット搭載ということになります。
少なくとも「Hades Canyon」の”KabyLake-G”のように強力なGPUを内蔵したものではなくなるようで、TDPは45Wに戻っています。

あと、”CoffeeLake-H Refresh”は地味に最大メモリが64GB(DDR4-2400時)に増えているところがポイントです。

Frost Canyon

「Frost Canyon」は「Bean Canyon」の後継となります。
CPUは2018年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2018で計画だけ発表されていた”Comet Lake-U”となります。

モバイル向けUシリーズは8000番台で開発コードが”KabyLake-R”、”CoffeeLake-U”、”WhiskyLake-U”と乱立したわけですが、”Comet Lake-U”でようやく9000番台に移行するようです。
“Comet Lake-U”も”CoffeeLake-H Refresh”同様、最大メモリが64GB(DDR4-2400時)となっています。

また、”Comet Lake-U”からはPCH(プラットフォーム・コントローラー・ハブ)にThunderbolt3コントローラーが統合されるため、外付けチップ無しにThunderbolt3搭載となります(その代わり1チャンネルのみとなるようです)。
“Comet Lake-U”が登場すればノートPCにも一気にThunderbolt3が普及すると思われますが、登場は2019年3Qとかなり先になります。

Islay Canyon

「Islay Canyon」は外付けGPUとしてRadeon 540Xを搭載します。
Radeon 540Xは性能的にはGeForce MX150より若干低く、Ryzen 2700Uに搭載されているRadeon RX Vega 11の1.3倍程度です。
4Kの表示には十分ですがゲームをするには若干厳しい、といったところでしょうか。

おそらくは先日登場したばかりの「Crimson Canyon」の後継にあたるのでしょうが、肝心の「Crimson Canyon」がロードマップ上にいません。
たまによくある”いらない子/いなかったことになってる子”扱いなのでしょうか…

関連リンク


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