無線が速いぞ! ドスパラ「Diginnos Stick DG-STK5S」は1年ぶりとなる新作スティックPC

2019年1月11日、ドスパラを運営する株式会社サードウェーブは、「Intel Celeron N4000」を搭載した、スティック型PC「Diginnos Stick DG-STK5S」を発表、同時に販売開始しました。

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スペック

※型番的に先代となる「DG-STK4S」と、一つ前となる「DG-STK4」のスペックを併記します。

メーカー Diginnos
型番 DG-STK5S DG-STK4S DG-STK4
価格 26,800円(Home、税別)
32,800円(Pro、税別)
21,111円(税別) 9,980円(税別)
発売日 2019/01 2016/07 2018/01
118mm 123mm 122mm
奥行き 45mm 59mm 38mm
高さ 14mm 23mm 9mm
重さ 75g 95g 65g
OS Windows 10 Home
Windows 10 Pro
Windows 10 Home
CPU Cerelon N4000 Atom x5-Z8500 Atom x5-Z8350
CPU世代 Gemini Lake CherryTrail
Passmark値 1467 1695 1263
ベース周波数 1.1GHz 1.44GHz 1.44GHz
バースト周波数 2.5GHz 2.24GHz 1.92GHz
グラフィックチップ Intel UHD600 第8世代HD HD 400
コア/スレッド数 2C2T 4C4T
TDP 6W 4W
メモリ 4GB 4GB 2GB
メモリ規格 LPDDR4 DDR3L
ストレージ 64GB eMMC 32GB eMMC
USB2.0(外部) 1
USB3.0(外部) 1(3.0) 2(3.0) 1(3.0)
USB type-C 1(3.0)
SDカード microSDXC
LAN
Wi-fi 802.11ac wave2(2×2)
Intel AC-9560
802.11ac
Bluetooth 5.0 4.0
HDMI
4K対応(HDMI) 不明
DisplayPort
4K対応(DP)
オーディオジャック
S/PDIF
その他端子
Optaneメモリ対応
最大消費電力
電源 DC 5V/3A(microUSB)
ノイズレベル
VESA
付属品 HDMI延長ケーブル
マカフィー・リブセーフ(12ヶ月)製品版

特徴

ドスパラは以前よりスティックPCを発売しており、2016年7月にはCherryTrail世代のAtom x5-Z8500を搭載した「DG-STK4S」(下の画像)を発売しました。
「DG-STK4S」は無線LANアンテナと膨らんだ本体が特徴で、それまでの「大きなUSBメモリ型」なスティックPCの常識をぶち壊してきて驚いた覚えがあります。

その後、2017年2月にはCPUをAtom x5-Z8550にアップグレードしてグラフィック機能が強化された「DG-STK4S」が発売され、2018年1月には従来の「大きなUSBメモリ型」でAtom x5-Z8350を搭載した「DG-STK4」(下の画像)が発売されました。

「DG-STK4」は後に9,980円(税別)に価格改定が行われ、「DG-STK1B」から続く9,980円スティックPCの流れを継続することになりました(現在は在庫切れ)。

「DG-STK5S」はそんなドスパラのスティックPCの最新モデルとなります。

CPUはAtom世代を卒業し、GeminiLake世代のCeleron N4000となりました。
Celeron N4000は一つ前の記事の「PI225 pico Gemini Lake」に搭載されているものと同じものです。

その性能はベンチマークのPassmarkのスコアで言うとAtom x5-Z8350とAtom x5-Z8550の中間程度となります。
といってもCeleron N4000は2コア2スレッド、Atom x5-Z8350/Z8550は4コア4スレッドなので、シングルスレッド性能は順に416(Z8350)、556(Z8550)、1089(N4000)と、Atom x5-Z8550の2倍近いスコアとなります。

メモリは4GBで「DG-STK4S」と同じですが、CherryTrailのDDR3LからDDR4Lにアップグレードしています。
ストレージも32GB eMMCから64GB eMMCへと倍増し、空き容量に余裕ができるようになりました。

HDMIは記載がありませんが、内蔵グラフィックのIntel UHD 600がHDMI2.0に対応していることから、HDMI2.0じゃないかと思われます。

USBは3.0が2ポートですが、Type-A+Type-Cとなっています。全モデルをチェックしているわけではありませんが、ドスパラスティックPCでは初となるんじゃないかと思います。

そしてここが最大のポイントだとがじぇっとりっぷは思っているのですが、無線LANチップにIntel Wireless AC-9560を搭載しています。
これによって160MHz 802.11ac wave2(2×2)に対応し、最大1733Mbps(実測950Mbps)という高速な通信が可能となりました(対応する無線LANルーターが必要です)。

「DG-STK5S」の外観は「大きなUSBメモリ型」で、外付けアンテナはありません。
平型でありながら冷却ファンを備えており、排気穴の形を毘沙門亀甲型(六角形を3つくっつけた形)とすることで(TOP画像参照)、開口面積の拡大と強度の維持を両立し、冷却効率を向上させています。
…普通に六角形でハニカム模様にしても良かった気がしますが、そこは日本人的なこだわりなのでしょうか。

パッケージ内容です。HDMI延長コードがついてきます。
また、これまでのモデルの電源はmicroUSBでしたが、「DG-STK5S」は通常のDC-INジャックとなっています。
とうか、ACアダプタがでかく見える…

まとめ

一時期はブームといってもいいほど発売されたスティックPCですが、最近はめっきり新製品が出なくなりました。
ドスパラも最近は新作を出していなかったので、このまま終息かなぁと思っていただけに、嬉しいサプライズです。

ただ、価格は26,800円(税別)と、お高めになります。
これまでのドスパラのスティックPCは新モデルが2万円前後、廉価モデルが14,800円(その後価格改定で9,980円)という流れだっただけに、2万円代と安いはずなのに高いなぁと感じてしまいます。

まぁ、無線LANチップ+組み込み代が上乗せされていると考えれば妥当なのですが。

関連リンク


デジノス スティック DG-STK5S

デジノス スティック DG-STK5S – ドスパラ
ニュースリリース – ドスパラ